特別企画:遠征記II・中山大障害〜有馬記念


今回は簡単に書かせていただきます

昨年、2004年12月25日〜26日に、有馬記念のために中山競馬場へ遠征に行きました。

12月25日(土)

朝から眠くて遠征を取りやめようとも思いましたが、何とか自分を突き動かして新幹線に乗り込み、東京まで行きました。地元の駅から道が分からず警備員のオジサンに道聞いたりして、ようやく中山競馬場に到着。ちょうど9レースが終わったところなので、10レース・中山大障害からチャレンジ。メルシータカオーをノーマークにしてしまったため、見事に外れ。ラジオたんぱ杯は絶対にローゼンクロイツだと思い、馬単1着流しで大コケ。しかもヴァーミリアン全く買ってない。それにしても、中山競馬場から(普段は現場で見ているはずの)阪神のレースを見るのはなんともいえない気分です。この日は何と1円も払い戻しを受けられず。もう先が見えた感じです。

12月26日(日)

1レースはワイドで勝負。ガチガチの1番人気からワイドという「当てに行く」だけの馬券のため、大きく当たり負け…。その後も2レースから5レースまでボロボロ。当てに行った4レース複勝2点すらかすりもせず(まあ、名前だけで穴狙っちゃ外れるのも無理ないですが…)。どっかで当たらんのか?と思うくらい、5レースまで惨敗でした。この時点で払い戻しがたったの150円。オイオイオイ、大丈夫か?

6レースは枠連で勝負。ここで何とか当てたいと思いました。馬場の内側で観戦してたのですが、例によってゴール前が全然見えない!放送の結果を注意深く聞いて…「枠連 2-5 二千幾らか…」みたいな放送。そのあとモニターでも確認して、今回の遠征初勝利!そしてそれが最初で最後の勝利になるとも予感しながら…。

7レースは同じく枠連で期待しましたが、4枠に絡まれてアウト。このレースの終わり辺りから有馬のための場所取り。4コーナーの近くで写真も取れる、良さげな場所を確保して、あとは死守。とにかくテコでも動かないようにしないと人垣に埋もれるので…。もちろん、この後のレースの馬券は全て買ってあります。そんな状態で8レースですが、軸馬がどこかへすっ飛んで敗北。そして…

いよいよ有馬記念の本馬場入場。知らないオッサンといろいろ話しながら有馬のスタートを心待ちに。スタンド前をタップダンスシチーが駆け抜けたときに「サイン出した」とか話してたんですが、自分には何のことやらサッパリ。タップダンスシチー、本線では買っていないのでどちらかと言えば来て欲しくないかもしれません。何たってそのとき自分はミラクルを期待していましたから(笑)

「穴狙うにしても、ロブロイは押さえとかんとあかんやろ」と、これには同意。昨年までなら心の中で絶対拒絶していましたが、さすがに今年はゼンノロブロイ絡めておかないとあかんかな、と。本線でもバルク、シルクフェイマスから買っていますが、保険で買ったワイドには入れていません。本線で買ったミラクル、シルク、バルク、ロブロイ、ドンのうち、上位人気2頭のバルクとロブロイを外して、代わりにハーツクライとタップを入れたワイド。本線が外れてもここで拾えればいくらかは回収できる、という後ろ向き馬券です。それ以外にも複勝を2頭分買ってみたり、過去2年の宝塚ワンツーの馬連とか、どれが本線か分からなくなるくらい、抑えすぎました。来年以降は考え直さないとなあ…。

そして、レース開始!1周目は写真を取るほどの冷静さはありましたが、1コーナー、2コーナーを回って向こう上面まで来たらもうヒートアップして「うおー!」といった状態で…先行するヒシミラクルを見て、内心は勝利を確信していましたが―――4コーナーで

すごい勢いで失速していくヒシミラクル!

…あ、あかん…半分放心状態。相変わらず逃げるタップダンスシチーに絡んでいくゼンノロブロイ。そして勢いよく差をつめていくのは武豊のダイタクバートラム

やめてくれ!お前が来たら馬券が全部オジャンになってしまう!

やられた…そう思ってターフビジョンを確認してみると、1着ゼンノロブロイ、2着タップダンスシチー…そしてダイタクバートラムの前に1頭、シルクフェイマスが割り込んでいました。抑えのワイドを拾えたようです。本線は外れたものの、ひとまず胸をなでおろします。隣のオッサンは3連複を的中したようです。なんかこっちまで嬉しくなってきます。素晴らしいです。ゼンノロブロイが秋GI3連勝を決める勝利でしたが、個人的に褒めてやりたいのは7歳馬で驚異的レコードを演出したタップダンスシチー、そして3着に入って自分の馬券を助けてくれたシルクフェイマス。特に後者が3着に入っていなくてダイタクバートラムが来ていたら完全にアウトでした。本当に、心から感謝します。そして隣のオッサンはタップダンスシチーを褒めちぎっていました。本当、あの凱旋門帰りでここまでやれるとは思いませんでした。大した7歳馬です。凄いですわ。

祭りの後―――中山10レースは当たり負けでハッピーエンド(爆)。そして今年は目の前でなく中山のターフビジョンから見るファイナルステークスは買い目にモノポライザーを入れるという暴挙をかまし、惨敗。そして、全体回収率40%という不名誉な結果で遠征を終えることになりました。

以下、成績表です。特に日曜の平場では当たり負けも多かったですね。次の機会にはもっとがんばります。それでは、ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

以上で終わりです
レース狙い目投資(?)合計結果的中払い戻し払戻合計
(土)中山10R(中山大障害)馬連 13-1,4,6,12 4-1,6
3連複 軸1頭流し 13-1,4,6,12
16009-13-1×馬連9-13 15.3倍0
(土)中山11R(クリスマスカップ)複勝 1450013-10-2×複勝13 1.5倍
複勝10 2.0倍
複勝2 6.3倍
0
(土)阪神11R(ラジオたんぱ杯2歳S)馬単 2→1,7,85009-2-1×馬単9→2 9.4倍0
(土)中山12R(ノエル賞)馬連 4-7,14
ワイド 12-13,14
4004-5-14×馬連4-5 10.1倍
ワイド4-5 3.6倍
ワイド4-14 1.9倍
ワイド5-14 4.6倍
0
中山1Rワイド 5-8,9,11,13,145005-11-6ワイド5-11 1.5倍
ワイド5-6 2.6倍
ワイド6-11 3.5倍
150
中山2R馬連 5-7-9-10 BOX6004-5-15×馬連4-5 62.4倍0
中山3R3連複軸1頭流し 6-3,7,9,156007-16-6×3連複6-7-16 10.5倍0
中山4R複勝 1,960014-12-10×複勝14 2.8倍
複勝12 3.3倍
複勝10 2.0倍
0
中山5R馬単 2,5,6,7→1 1→75001-13-6×馬単1→13 12.2倍0
中山6R(ホープフルS)枠連 6-2,3,4,5 5-2,36005-2-7
枠 5-2-6
枠連2-5 23.6倍2360
中山7R(テンポイントメモリアル)枠連 3-5-6-7 BOX60013-8-2
枠 7-4-1
×枠連4-7 15.4倍0
中山8R(フェアウェルS)ワイド 8-1,2,11,1240015-12-5×ワイド12-15 10.3倍
ワイド5-15 10.7倍
ワイド5-12 62.2倍
0
中山9R(有馬記念)馬連11-1,4,6,15 6-1,4
複勝 2,12(ここまで各500)
ワイド 5-6-9-11-15 box
ワイド 15-1,4,6
馬連1-2(藤沢丼)
馬連6-9(04宝塚)
馬連11-13(03宝塚)(ここまで各200)
ワイド 13-1,6(各100)
74001-9-6馬連 1-9 12.4倍
ワイド1-9 5.7倍
ワイド1-6 6.9倍
ワイド6-9 17.5倍
複勝1 1.2倍
複勝9 2.7倍
複勝6 3.6倍
3500
中山10R(ハッピーエンドカップ)馬連 3-5-8 BOX ワイド 5-7,8,1160011-5-3馬連 5-11 10.1倍
ワイド5-11 3.9倍
ワイド3-11 5.3倍
ワイド3-5 1.8倍
390
阪神12R(2004ファイナルS)馬連 1-6-10-13 BOX6002-9-1×馬連 2-9 7.4倍0

2日間の投資合計:16000 回収:6400 回収率:40.0%(控除率は25%なので、回収率75%で普通人)

普通人への道は遠い…





2004年GI予想回顧ちょっとだけ

遠征記とは関係ありませんが、「競馬GI予想2004」の結果は3年目にして初のプラスポイント(といっても1000点)で終了しました。もっとも終盤になるにつれポイントがインフレしまくってその終盤で高配当をゲットしたためですが(笑)。全部の狙い目に1000ポイントずつ賭けた場合を仮定すると、回収率は(的中倍率合計)÷(狙い目合計)=(19.3+21.8+85.2)÷(23×6)で約92%とまずまずでした。来年(コーナーをやるとしたら)100%超えを狙ってみたいと思います。

(参考記録)2003年GIの(全部の狙い目に1000ポイントずつ賭けた場合の)回収率は、(9.8+32.4+9.9)÷(20×6+3×5)で、何と約39%…。的中レース数は2004年と同じ3個ですが、中身があまりに…(9倍前後が2つ、32倍が1つで終了)昨年は回顧してなかったのですが、今年そこそこだったのをいいことに、ついでに計算してみたらここまでひどかったとは…。





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