第5回ヴィクトリアマイル(5/16 東京 芝 1,600m)

[ 競馬予想 Vista 2010 ROUND #7 ]

【 夢をつかまネバダ〜Kogaの予想 】

今の日本競馬を代表する二大名牝ブエナビスタ、レッドディザイアの直接対決。予想前から結果が決まっているかとも言われていますが、このヴィクトリアマイルは過去にラインクラフト、カワカミプリンセス、スイープトウショウといった名牝が見せ場もなく敗戦をするなど、不穏な傾向が続くレースでもあります。2強中心とはいえ、波乱の余地はあるかと思います。

このレース、不思議なことに人気薄の先行馬が毎年残る傾向にあります。しかも今年は逃げ馬不在でそこまでのハイペースになりそうにもありません。2強の末脚が不発なんてことになれば、先行馬の逃げ粘りにも注意しなくてはなりません。

• ◎：ブエナビスタ。波乱の余地はあるとしても、この馬は揺るぎない本命です。他の馬に抜かれると追いかけてねじ伏せる競馬をするので、この馬に勝とうと思えば、それ以上の力でねじ伏せるか、もしくはエリザベス女王杯の大逃げ、ですが、2度も大逃げを許すことは無いかと思います。今回のメンバーで力でこの馬を負かせるくらいの力を持つ馬は万全の場合のレッドディザイアくらい。連対圏を外すことは無いと思います。
• ○：レッドディザイア。対抗評価です。秋華賞でブエナビスタを力でねじふせたり、ドバイのGIIIを勝利したり、実力は証明済。しかし、そんな完璧な競馬をしてきた馬がドバイワールドカップで何の見せ場もなく惨敗したのが気になります。一時の気紛れであれば良いのですが、一波乱あるとすると、この馬の不発、な気がします。
• ▲：ヒカルアマランサス。3番手評価は京都牝馬Sを驚異の末脚で制したこの馬。前走は展開が向きませんでした。見直したいと思います。後ろからの馬ですが、今回は内枠を引いたのと先行馬が揃ってないこともあり、前に行く気がします。
• △：ブラボーデイジー。内枠を引けば3番手評価でしたが、この枠では4番手評価。穴を開けそうな先行馬の中では抜群の安定感。昨年も2着に来ました。今年もいいところまで行けそうです。
• ×：ウェディングフジコ。先行馬をもう一頭。最近は重賞でも成績が安定して来ました。ブラボーデイジーと違ってジーワンの実績がない分割引ましたが、内枠を生かせれば前に残れるかもしれません。

ラドラーダはここまでに重賞実績を作れなかったのが引っかかります。前走は休み明けとはいえ、3着には来てほしかった気がします。今回は苦しいのではないでしょうか。

2強の一角崩しはあるのでしょうか…。

第5回ヴィクトリアマイル・結果　◎−▲ 的中

2強のブエナビスタ、レッドディザイアには苦しいレース展開となりました。前が止まらない馬場、止まらない先行馬。それでもゴール前ではブエナビスタがきっちり先頭に立ち、わずかな差ながらもヴィクトリアマイルの覇者となりました。レッドディザイアは展開の不利を跳ね返せず、4着に敗北。2着にヒカルアマランサス、3着にニシノブルームーンが入るという、波乱気味の結果となりました。

ヒカルアマランサスをきちんと押さえ、2010年春は2勝目となりました。来週もこの勢いで当てたいですね。

マーガレット・ディザイア・ブエナ：「キツイ罰ゲーム思てたのに、当てたネ。」

ナオミ・ディザイア・ブエナ：「私たちの出番はないのね。つまんない。」

いや、お前たちには出番があるぜ。生命力がプラスになって復活した俺を現世に送り届けることだ。

ストロベリー・ディザイア・ブエナ：「そのためには、私のオヤジギャグを聴いてお前が爆笑しなくてはならない。『ヒカルアマランサスでもうけたお金はすっかり余らんはず！！』」

わ、笑えない！

ストロベリー・ディザイア・ブエナ：「ならば次だ！」

次？く、くそー！