葦毛の怪物・クロフネの革命的な走りから1年。もうそれだけ経ってしまうんですね。今年もやって来ました。世界を相手に日本馬が戦う舞台・ジャパンカップダートです。
玄澄：「なんだKogaよ。今回はやけにまともにコーナー始めてるな。」
たまにはいいじゃないか。ていうか、玄澄、またお前の登場かよ。そうそう、今回のジャパンカップダートも凄いよ。ダート界の老舗・上がり馬、そして圧倒的な力を持つ3歳馬。これらが外国の馬をどれだけねじ伏せるか…。
玄澄：「ほう、それで最近の予想の成績はどうなんだ？」
そういや、FA宣言した中村紀洋は結局どこに行くことになるんだろうか。近鉄残留か阪神行きかそれとも…
玄澄：「ごまかすな。どうせヘボ予想繰り返して惨敗してたんだろ。」
ちっ。バレたからには仕方が無い。待てよ、そういう玄澄はどうなんだ？あ、それは先週のマイルCSのリキアイタイカン(3着)の複勝馬券！当ててやがる！
玄澄：「これが格の違いというヤツだ。穴馬でトウカイポイントもリキアイタイカンも指名できないようなクズは不要！だいたいトウカイポイントは札幌記念のときも痛い目に合わされて2度目だぞ。わかるかね碇君。後は無いんだよ。」
だれが「碇君」だ？この期に及んで何の脈絡も無く「新世紀エヴァンゲリオン」ネタなのか？ていうか今回も予想するのか？もう予想を外すのは嫌なんだ！玄澄助けてよ！L.デットーリも武豊もO.ペリエも恐いんだ！ねえ、いつもみたいに僕をバカにしてよ！ねえ！
玄澄：「やだ。まあとにかく早く印を打てよ。」
…逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ…。
| 馬番 | 馬名 | 馬齢 | 騎手 | 予想 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | プリエミネンス | 牝5 | 柴田善臣 | |
| 2 | アドマイヤドン | 牡3 | 藤田伸二 | ◎ |
| 3 | リージェントブラフ | 牡6 | 吉田豊 | |
| 4 | [地]トーホウエンペラー | 牡6 | 菅原勲 | ○ |
| 5 | カネツフルーヴ | 牡5 | 松永幹夫 | |
| 6 | [外]レッドサン | 牡6 | F.コーツィー | |
| 7 | [外]リーバズゴールド | 牡5 | D.フローレス | |
| 8 | ゴールドアリュール | 牡3 | 武豊 | ▲ |
| 9 | (外)イーグルカフェ | 牡5 | L.デットーリ | |
| 10 | ダブルハピネス | 牡5 | 河内洋 | × |
| 11 | [外]アブリーズ | せん7 | R.ミグリオーレ | |
| 12 | アルアラン | 牡6 | 本田優 | |
| 13 | [外]パプウス | せん5 | A.スボリクス | |
| 14 | ハギノハイグレイド | 牡6 | O.ペリエ | △ |
| 15 | スマートボーイ | 牡7 | 伊藤直人 | |
| 16 | ビーマイナカヤマ | 牡8 | 鹿戸雄一 |
玄澄：「おい、そんな印の打ち方じゃ、このページを見てくれている方々が黙っちゃいないぞ。」
…言い訳は存在すればいい。ジャパンカップもある。問題ない。
玄澄：「そう言いながら声が震えているぞ。外れることが恐いのか？」
恐いよ。どうして恐がっちゃいけないのさ。このままじゃ僕はマイナス街道に突入するんだ(ていうか今回から)！
玄澄：「随分と安っぽい男なんだな、君は。」
えーと、わけ分からなくなったところで、予想対決の両者の狙い目を紹介します。
| Koga予想 |
|---|
| 地方の戦績を考慮するのって、慣れないです。◎：アドマイヤドン。JBCクラシックでの7馬身差の圧勝。しかもダート重賞の常連を相手にこの着差。昨年のクロフネのこともあるので、文句無しの本命です。○：トーホウエンペラー。右回り巧者。近走を見た感じではやや衰えも見られますが、JBCクラシックをスルーしてまで仕上げてきた意気込みを買って。▲：ゴールドアリュール。能力は未知数。パフォーマンスは最高ながらも今回は対戦メンバーのレベルがグンと上がるので▲評価。△：ハギノハイグレイド。騎手期待。名手・O.ペリエJKがどこまでこの馬の末脚を引き出せるか？×：ダブルハピネス。前走、前々走の末足は魅力。今回は戦績が安定している馬をあえて外してみました。あと。外国馬は消しました。(予想対決の目のみ、アブリーズの複勝有) |
|
馬連：2-4-8 各2000 (計 6000) 馬連：2-10,2-14,4-14 各1000 (計 3000) 馬連：4-10 500 複勝：11 500 |
| あすか予想 |
|---|
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さてさて2日連続のGI、ジャパンカップです。これを連勝したらわたしの勝ちが決まるんですよね★ 早く決めたいなぁ。 それではまず、ジャパンカップダートからいきましょう。 外国馬が4頭出てきました。戦績を見る限り日本馬が有利だと思えますが、1頭だけ×評価として挙げておきます。アブリーズです。「スピード競馬は望むところ」「雨が降れば絶好の馬場」というコメントは怖いですし、またハナを切るのはおそらくこれになるでしょう。逃げ残りがあるならこれです。 残りは日本馬から選ぶことになります。 本命◎ですが、トーホウエンペラーにします。左回りであるJBCクラシックを見送り、右回りのJCダートを目標に仕上げられてきました。地方の雄として頑張ってもらいたいですね。そして対抗○はゴールドアリュール。ダートは4戦4勝という強さは驚きです。ダービーGPの上がり3Fが41.5というのが問題ですが、武豊騎手がそこは調整してくるでしょう。▲はハギノハイグレイド。ハイペースならこの脚がはまるかもしれません。…武蔵野Sは1着馬が来るという情報は、この際無視します（→ダブルハピネス）。そして最後の△はアドマイヤドン。JBCクラシックを圧勝したことは認めますが、本当に完全復活したと言えるかは甚だ疑問です…。飛ぶ恐れが多分にあるのでここまで評価を下げました。
◎4トーホウエンペラー あまりkogaさんと変わらないと思いますので、賭け方が重要ですね。 馬連 2･4･8･14 BOX 1000円×6 |
玄澄：「思い起こせば俺の初登場は丁度1年前のJCダートの時だったな。あのころの猛者が引退、故障、熱発などで今年出てきていないのは寂しい限りだな。うう…俺、泣いているのか？どうして…泣いているのだ？」
おい、玄澄、テンションが下がってるぞ！シンクロ率が50%を切ったぞ！早くまとめに入らねば！馬連予想は次の6点！
| 2-4 | 3000pts |
| 2-8 | 3000pts |
| 2-10 | 1000pts |
| 2-14 | 2000pts |
| 4-8 | 2000pts |
| 4-14 | 1000pts |
識別信号青。シト…いや、ポイントが久々にマイナス突入です。そうだ玄澄、お前の予想をまだ聞いていないぞ。
玄澄：「いや、聞かなくても俺の予想は常にアドマイヤドンとファストタテヤマ…何？ファストタテヤマがいない！ファストがいない！ファーストがいない！どこだ！どこに行ったんだ！綾●レイ！はっ…ハギノハイグ『レイ』ド！」
まさか…暴走？
玄澄：「あ…アドマイヤドン(2)とハギノハイグレイド(14)のワイド1点！ぐふっ！」
…発作起こしやがった。
玄澄：「あ、俺は大丈夫だ。ハッスルしすぎたよ。すぐによくなる。今回は藤田『シンジ』のアドマイヤドンとハギノハイグ『レイ』ドの『エヴァンゲリオンワイド』というわけだ。おお、キレイに締めくくれたな。それじゃあ次、ジャパンカップ行くぞ。」
…ファストタテヤマの代わりならハギノハイグレイドよりもビーマイナカヤマの方が良かったのでは？
玄澄：「それだ！じゃ、そのワイド(2-16)も。」
| 着順 | 馬番 | 馬名 | Kogaマーク予想 |
複勝 9 3.8倍 3 12.9倍 2 1.3倍 馬連 3-9 601.0倍 3連複 4-9-11 8.1倍 |
ワイド 3-9 112.8倍 2-9 9.4倍 2-3 42.8倍 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 9 | イーグルカフェ | |||
| 2 | 3 | リージェントブラフ | |||
| 3 | 2 | アドマイヤドン | ◎ | ||
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| |||||||||||||||||||||||
やはりL.デットーリは恐かった。先週のトウカイポイントに引き続き、またしても過去の教訓を生かせず。それに2着のリージェントブラフって、何ですか。
こんな結果になったのも全ては予想を覆すスローペースが原因でしょう。アブリーズはとりあえず前に。しかし、スマートボーイがそれに競りかけずしかも最後方って…コメディですかこのレースは？まさに、
その時、信じられないような展開が！
といった感じ。そして、先団に不気味に取り付いているイーグルカフェ。おい、嘘だろ？おい！行けよ！差しちゃえよアドマイヤドン！という思いも届かず、フランス帰りのイーグルカフェが日本GI2勝目。いや、確かにイーグルカフェも強かったけど、スローペースにいち早く対応し、さらに最内から淡々とレースを進めたL.デットーリJKの手腕でしょう。さすがは世界No.1ジョッキー。その実力をまざまざと見せつけられました。
2着に至ってはリージェントブラフ。プリエミネンスやカネツフルーヴと比べても劣るはずのこの馬がどうして2着に来れるんですか？まさかスローペースになるとは夢にも思わなかった。いや、それにしても…どうして？もう、これに関しては本当に分からないです。完敗。
玄澄：「まあ、こんなもんだな。それにしても秋のGIはやたら荒れレースが多いな。先週も荒れたし。」
…俺はもう駄目さ。補完してくれ。
玄澄：「むしろ、ポカーンといった感じだな。…はっ、しまった！俺としたことがこんなイージーギャグを！」
…つまり、お互い動揺しているということで、いい？
玄澄：「…まあ、ペースを見抜けなかった時点で俺も敗残者だからな。今回は見逃してやろう。ジャパンカップで負けたら…その時こそ補完してやるぜ。じゃあな。」