夕菜：「どうも。先週に引き続き登場です。Kogaが石化したままではコーナーの存続が危ぶまれるということで仕方なく参上したまでです。ていうかKogaを石にしたのは私なんですけどね。まあいいや。ピリカピリララポポリナペペルト〜元に戻れ♪」

はっ！おお、元に戻れたぞ！いやあ、助かったよ。

夕菜：「もちろん、今週外したら即座に再石化の刑ですから。」

…そんな殺生な。先週は2レース続けて1・2着無印の惨敗ショーをやってしまったんで本当に自信無いんだって！

夕菜：「そう思ったので、今回は私の知人の、馬券回収率45%の予想師を連れてきました。紹介します。弁護士の角山さんです。」

角山：「よろしく。」

…どうも。こちらこそよろしく。って、45%って少なくありませんか？

角山：「エリザベス女王杯でローズバドに○を打ったりマイルCSでアドマイヤコジーンに◎を打つあなたよりマシです。夕菜さんから話は聞きました。予想する立場として恥ずかしくないのですか？」

いや…頑張ってるんですよ、僕も。だけど、毎週毎週荒れて…

夕菜：「『荒れる』ことを予想すればよかったのです。毎回『穴狙い』に撤すれば一度は当たるでしょうに。」

角山：「それでは今週のあなたの真実を教えてもらいましょう。印を打ってください。それを見てあなたが有罪か無罪かを判定します。」

…何ですかそれは。まあ、やれるだけやってみます。でも、2歳牝馬のGIレース、難しいですよ…。

角山：「有罪！」

うわー、やっぱし！ていうか、どこが有罪なんだ？僕なりに一生懸命考えた予想なのに！

角山：「ポイントはいくつかありますが…まず、オースミハルカを本命にしている点。私は先週春香に振られた。そんな名前を出して私を傷つけたので有罪。」

夕菜：「ここでブランピュールを対抗に持ってくるのもかなり終わってますね。やっぱり有罪。」

角山：「ソルティビッド、ピースオブワールド、トーホウアスカはせっかく走れる馬だったのにKogaさんが選んだので問題外。もうこれでもかってくらいに有罪。さて、私の真実はプラントパラダイス！これ1点！これ以外有り得ません！」

え…プラントパラダイスなんですか…。

夕菜：「まあ、毎回似たようなミスをするあなたにはこの予想の真意が分からないでしょうね。無駄話しすぎると時間が無くなるので、予想対決の狙い目も紹介します。」

角山：「何度見てもKogaの予想はすごいわ。これだけダメな予想をする逸材に出会えるとは。」

…角山さん！あなたのその発言、有罪！それは侮辱罪にあたりますよ！

角山：「素人の分際で現職の弁護士に逆らうとはいい度胸しとるなKogaさんよ。まあ、今週はかつてない大外しに終わってしまったようだが、次も頑張って予想してくれや。それにしても、自分よりダメなヤツ見ると自信つくねえ。自分もまだまだ捨てたものじゃないってね。」

結果はまだ出てないですってば！それにしても角山さん…暴言吐きまくりですよ！あなたこそ有罪です！有罪有罪有罪有罪！

角山：「ほう、そこまで言うなら中立の立場の夕菜っちに聞いてみようではないか。どちらが有罪かな？」

…あ…それじゃあ不公平…。

夕菜：「Kogaさんが有罪です♪」

音符記号までつけて断言された…クスン。馬連予想は以下の6点。残り3レース、開き直ってインフレしまくります。借金天国…。

難解な混戦レース。あなたの真実は？

夕菜：「…アドマイヤグルーヴ…。」

…除外です。

夕菜：「…そんな冷めたツッコミ、有罪。」

夕菜：「大方の予想通り、Kogaさんは負け組を象徴するかのような外し方をしたので、再石化してもらいました。」

角山：「ていうか夕菜さん。レースが始まる30分前にすでにKogaさんに魔法をかけていた気がするのですが…。」

夕菜：「いや、外すというのが分かっていますから。石化魔法は結構使うのが面倒な魔法なのですよ。それならいっそ早いうちに準備しておこうと思いまして。」

角山：「なるほど。理にかなってますな。私の推奨馬プラントパラダイスは健闘及ばず5着でした。でもKogaさんの本命馬オースミハルカは7着ですから、それには勝ってますなあ。」

夕菜：「余談ですが、前にサイコロ予想をしたのですが、その時の本命でプラントパラダイスが出ているのですよ。せめて紐にでもしておけば格好はついたのに…。」

角山：「それにしても『ローテーションに余裕のある馬がいい』と言いながらヤマカツリリーが抜けているとは。このヤマカツリリーも8月に使ってから休みを挟んで11月半ばに1戦。ローテーションに余裕を持って来ているのに。いやあ、ダメな予想だ。」

夕菜：「何よりもピースオブワールドの実力も見抜けず、軸に出来ないようではKogaさんも終わりですね。おそらく石にしていなかったらKogaさんは『今回は3着以内に2頭来た！ようやく復調の兆しが！』などとたわけた回顧をするのでしょうが、Kogaさんは全然復調していません。トーホウアスカ16着、ソルティビッド17着。一時期はソルティビッド(▲)とブランピュール(○)の印を入れ替えるという暴挙も考えていたらしいですから。」

角山：「いやあ、勝ち負けに関係ない所で運を使っていますなあ。」

夕菜：「そういや、前回・ジャパンカップの回顧で『自分は中穴党だ』と言っていました。今回の馬連の倍率は紛れも無い中穴です。どんなレースなら勝てると言うのでしょうね、Kogaさんは。クスクスクスッ。」

角山：「全くですな。」

夕菜：「さて、これで私はこのコーナーに合計4回ほど参加させてもらいましたが、楽しかったですね。あまりにも当たらないKogaさんの予想を横であざ笑うのが本当におもしろかったです。今後も機会があれば参加させてもらおうと思いますが、Kogaが来年予想をする気力が残っているかにかかっていますね(笑)。」

角山：「ところで、Kogaは元に戻さないのですか？」

夕菜：「だって、罰ゲームですもの。来週になれば結局は何らかの手段で元に戻っているのだから、放っておいても大丈夫です。何たって、有罪ですから、これくらいの罰は受けてもらわないと。」

角山：「そうですね。有罪ですからなあ。懲役10年とかに比べれば何と軽い罰か。ワハハハッ。」

夕菜：「それでは皆様、ごきげんよう。」