今年はあまり暑くなかった夏を経て、秋のGI戦線がやって来ました。怒涛のGIラッシュについていけるよう充電も完了…したはずですが、先週の突発的特別編で力尽きました。オイオイといった感じです。大丈夫かな…。牡馬、牝馬ダブル三冠の楽しみもある秋のGIですが、始まりはこのレースから。中山競馬場で行われる1,200mの電撃戦。スプリンターズSです！今回のゲストは中山競馬場で行われるレースならお任せの馬券師、なかやまぜいに君です。

なかやまぜいに君：「こんにちはー！なかやまぜいに君です！よろしくー！」

いやあ、贅肉たっぷりなこと…

なかやまぜいに君：「君には言われたくないよ！」

体重、何キログラムあるんですか？馬の体重は420kg〜520kgくらい…

なかやまぜいに君：「そんなに重くないよ！君よりマシだ！僕は●●kgなんだぞ！」

…本当に僕より少ない…。じゃあ、その脂肪は何なんだ。ていうか、俺って何なんだ。まあいいや。本題に入りましょうか。スプリンターズSの予想だけど、中山競馬場のレースは大得意ななかやまぜいに君の見解は？

なかやまぜいに君：「一番走るのが速い馬が勝つ！」

いや、それ当たり前だって！

なかやまぜいに君：「最後まで聞いてよ。持ち時計の速い馬、つまり良い『タイム』を持った馬が勝つわけだ！そこで、ショウナンタイム！」

その「タイム」か！バカだなコイツ。

なかやまぜいに君：「バカというヤツがバカなんだ！。1,200mの持ちタイムが一番速い馬といえば…えーと、どれだっけ。そうだそうだ。テンシノキセキ。中京でのタイムだけど、つまりは速い馬というわけだ！」

ほう。ということは…

なかやまぜいに君：「その前に、Koga『ぜいに』君の意見も聞かせてくれ！」

いや、自覚はしてるんだけど…。Kogaぜいに君と呼ばないで…。じゃあ、行きます。

秋春スプリント女王のビリーヴはこれが最終戦。有終の美を飾れるのでしょうか…。◎：ビリーヴ。実績面で不利な中山コース、関東では今ひとつピリッとしない安藤勝JK…不安はありますが、他のメンバーを見渡して、有力な候補が見つかりません。2着は確保できそうです。○：テンシノキセキ。前走はハナ差でビリーヴを破る快挙。その勝利は偶然ではないと思ってます。不安定に見えますが、二桁着順は意外に少ないです。力は上位ではないでしょうか。▲：アグネスソニック。デュランダル、アドマイヤマックスと取捨選択を迷いましたが、中山の短いところの良成績と、短いところにも向いていそうな馬だという推測で…でも厳しいだろうなぁ。△：ゴッドオブチャンス。昨年、重賞でビリーヴを破って勝っています。マトモに「逃げ」で競馬をしたならば勝つのは厳しいと思いますが、何か一つ手を打てば案外好勝負できるかもしれません。×：サーガノヴェル。中山競馬場のレースは全て連対(ちなみにそれ以外は例外なく惨敗)。大穴で。ちなみに5連勝で人気しているレディブロンドは満面の笑みを浮かべて…消しです。

以上より、馬連予想は次の6点でいきます。

なかやまぜいに君：「なるほど。さすがは噂に聞くヘタ予想だなあ！遠慮なくこれを外させてもらうよ。狙い目はコレだ！6　レディブロンドから2,3,4,8,9,12,13,14,15へ馬連流し。以上！」

おいおい、テンシノキセキ入ってないぞ。ていうか、その狙い目、俺が印つけていない馬ばっかりじゃないか！わざとだろ。

なかやまぜいに君：「もちろんだ。参考になったよありがとう！」

くそう…。

なやかまぜいに君：「ちなみに、負けたほうは地獄のダイエットの旅へ連れていかれるらしいぞ！頑張ろうじゃないか！」

さわやかな発言しながら、目が笑ってないぞ！

なかやまぜいに君：「なーに、勝負の世界は弱肉強食…グヒヒヒッ。」

…本性？…えーと、スプリンターズSは10月5日、中山競馬場にて！コースレコード1分7秒0の壁は破られるのでしょうか？ビリーヴは有終の美を飾れるのでしょうか？自分も、秋初戦は取りたい…。

人気馬が力を出し切って人気どおりながらも見ごたえのあった好レースだったと思います。直線、抜け出すビリーヴにくらいついていくテンシノキセキ。さらにそれを追いかけていく後続。一度はその馬群を引き離したビリーヴでしたが、アドマイヤマックス、レディブロンドの人気組がまた伸びてくる。それを何とか振り切ってゴール！と思いきや、大外からのデュランダルの強襲がわずかに届き、栄冠はデュランダルに輝きました。途中まではまさかの◎-○かと思いましたが、後続の勢いが…。それを凌いだのは正にスプリント女王の貫禄でありましたが…。もうこれは、勝った馬を誉めるべきでしょう。むしろ、慣れない中山コース、直線で沈まないどうかヒヤヒヤものでしたが、貫禄を見せてもらいました。まさに「勇退」。いい形で締めくくれたと思います。…信じてよかったよ。

なかやまぜいに君：「じゃあ、きれい事で回顧するのはそれくらいにして、そろそろツアーの準備に入ろうか。」

な…何だよ。何準備してるんだよ。それって、あの昔なつかし「人間大砲」だろ？

なかやまぜいに君：「罰ゲームでやると言ってたダイエットツアーだけどさ。もうあらゆる罰ゲームやり尽くしてネタがないんだ。ということで、この『人間大砲』で適当にどっかに飛ばして、つまりは風任せだ。てへ。お前のサイズに合わせるの大変だったんだぞ。」

お…おい！って、すでに「人間大砲」に入れられてる！

なかやまぜいに君：「善は急げっていうし。レッツゴー。」

なかやまぜいに君：「うわあ！爆発した！…そりゃそうか。Kogaさんを飛ばせるような強い大砲なんて無いしなあ。まあ、Koga大爆発に巻き込まれて黒コゲ…って全然ダイエットになってないよね。まあ、脂肪の一部はスミになって燃えたから、少しは痩せるかな。タフになった今のKogaならこの程度のダメージじゃすぐに復帰するだろうし、次の予想も心配なし！さて、帰るかな。」

痩せたかと言う前に…こっちの命の心配しろってんだ。2週間後の秋華賞。いよいよ三冠ロード最終章第一弾です。個人的には…有力馬に不安だらけ。荒れる気がします。でもスティルインラブには頑張って欲しいし…狙いは紐荒れでしょうか。これで。おお、本当にタフになったな、オイラ。