世間一般の1年の締めくくりは大晦日ですが、
競馬にとっての1年の締めくくりは
ダービーであるとも言われています。
2歳馬たちは、ダービーの翌週から続々とデビューし
新馬戦、特別戦、2歳重賞レースでしのぎを削る戦いを繰り広げます。
そして、その先の過程には
阪神JF、朝日杯FS、
3歳クラシックトライアルレース、
桜花賞、皐月賞、オークス…
そして、その「最後」にあるのがこの東京優駿・日本ダービーです。
過去、69頭のダービー馬が誕生しました。
自分は競馬暦が浅いので、
リアルタイムで見たダービー馬はジャングルポケット、タニノギムレットの2頭だけです。
その両方が既に現役を引退しているという事実は
事情があるとはいえ、少し寂しいものがあります。
今回誕生する、第70代ダービー馬には、末永い活躍を期待したいものです。
ダービーは「最後」であり、菊花賞、古馬GI、海外へと夢膨らむ未来への
「第一歩」でもあるのですから…。
2003年6月1日、70回目の日本ダービーでは、どのようなドラマが待っているのでしょうか。
精鋭揃いの18頭。日本ダービー、それでは予想します。
馬番 | 馬名 | 馬齢 | 騎手 | 予想 |
---|---|---|---|---|
1 | サクラプレジデント | 牡3 | 田中勝春 | ▲ |
2 | スズカドリーム | 牡3 | 蛯名正義 | |
3 | (市)ゼンノロブロイ | 牡3 | 横山典弘 | |
4 | (父)チャクラ | 牡3 | 小林徹弥 | |
5 | エイシンチャンプ | 牡3 | 福永祐一 | ◎ |
6 | (市)スズノマーチ | 牡3 | 北村宏司 | |
7 | (抽)エースインザレース | 牡3 | 松永幹夫 | |
8 | ラントゥザフリーズ | 牡3 | 藤田伸二 | |
9 | (地)タカラシャーディー | 牡3 | 佐藤哲三 | △ |
10 | (市)マーブルチーフ | 牡3 | 池添謙一 | |
11 | リンカーン | 牡3 | 柴田善臣 | |
12 | (父)(市)ゼンノジャンゴ | 牡3 | K.デザーモ | |
13 | ネオユニヴァース | 牡3 | M.デムーロ | ○ |
14 | クラフトワーク | 牡3 | 後藤浩輝 | |
15 | (市)コスモインペリアル | 牡3 | 武幸四郎 | |
16 | (市)サイレントディール | 牡3 | 武豊 | |
17 | (父)マイネルソロモン | 牡3 | 四位洋文 | |
18 | (父)ザッツザプレンティ | 牡3 | 安藤勝己 | × |
◎:エイシンチャンプ。比較的内枠で他馬と並べば勝負根性で押し切れると思います。昨年度末の実績、香港での実績を考慮すると、福永JKがここで…という予感がします。 ○:ネオユニヴァース。皐月賞馬の2冠にはもちろん期待します。総合力上位です。ローテーションによる疲れさえ無ければ、連は確定と言えるのではないでしょうか。 ▲:サクラプレジデント。能力上位ですが、最内枠はかなりのマイナス。でも、2,400mのガチンコ勝負ならば最後の直線で取り返せるかもしれません。しかし、田中勝JKはGI90連敗以上とのこと。押し切れるのでしょうか? △:タカラシャーディー。皐月賞以外の路線を来た馬の中では一番期待できそうな馬。今年に入ってからは全連対、そして、調子を上げてきている佐藤哲JK。人気以上は確実に走ります。期待しています。 ×:ザッツザプレンティ。…まだ見捨てません。名前のごとく、「最高の」サプライズを期待します。理屈抜きで応援します。
個人的には母父トニービンのリンカーンも恐いんですが、以上の5頭をダービー馬候補として選びます。馬連は以下の6点で。
1-5 | 5000pts |
5-9 | 4000pts |
5-13 | 5000pts |
5-18 | 3000pts |
1-13 | 5000pts |
9-13 | 2000pts |
騎手にとっても、栄光のダービージョッキーの座を賭けた戦い。
過去にダービーを取ったジョッキーは今回のメンバーでは武豊JK、藤田伸二JKだけです。
おそらく、誰かによる、ダービー初制覇の瞬間が見られると思います。
最高のサプライズを期待して、6月1日、午後3時35分を心待ちにすることにしましょう。
○印が掲示板に載りますように。
そして、僕の連敗も止まりますように…。
着順 | 馬番 | 馬名 | Kogaマーク予想 |
---|---|---|---|
1 | 13 | ネオユニヴァース | ○ |
2 | 3 | ゼンノロブロイ | |
3 | 18 | ザッツザプレンティ | × |
正解:馬連 3-13 7.6倍 | |||
---|---|---|---|
1-5 | 5000pts→0pts | ||
5-9 | 4000pts→0pts | ||
5-13 | 5000pts→0pts | ||
5-18 | 3000pts→0pts | ||
1-13 | 5000pts→0pts | ||
9-13 | 2000pts→0pts | ||
残り:-62200pts |
最後の直線。エースインザレースの後ろを1頭ポツンと進むエイシンチャンプと福永JK。他馬と合わせる形にならないと力発揮できないというのに…何やってるんだ!と絶叫。結局ソラを使ってズブズブと馬群に沈んでいきました。いや、あの沈み方は2,400m持たない馬であったことの証明であるかもしれません。
一方、絶好の手ごたえで外を伸びてきたネオユニヴァース。こっちが来れば…と思っていましたが、連れてきたのはよりによって3番ゼンノロブロイ。昨年シンボリクリスエスに痛い目に合わされたにも関わらず、今回「あえて」切った馬。この馬は力が足りないはず!これさえ来なければ…と思い、賭けに出ましたが、昨年に続きまたしても痛い目に。3着にはザッツザプレンティ。えーい、まとめて差し切って…とは言うものの、ザッツザプレンティの馬連はエイシンチャンプ相手しか買っていないから、エイシンチャンプが消えた時点でどうあがいても外れ確定です。
でも、ダービーの最後の直線。夢に向かって突き進む最後の難関。やっぱりいいです。予想は外しましたが、好きな馬を信じて、自分の信念のもとに応援したのだから、悔いは無いです。ひいき馬のザッツザプレンティがついに実力を発揮して3着に来たのも嬉しい限り。でも、ダービー3着馬って、一昨年のダンシングカラーや昨年のマチカネアカツキのように、何らかの要因で「雲隠れする」傾向にあるのが心配ですが…。
さて、ダービーも終わりました。終わってみればネオユニヴァースの完勝。ゼンノロブロイを出した藤沢厩舎は昨年に引き続き2着惜敗。そして、サイレントディールは武豊JKの腕が冴え、4着まで来ました。▲:サクラプレジデントは7着、直線沈んだ◎:エイシンチャンプは何と10着。△:タカラシャーディーは11着という結果に終わりました。しかし、この東京2,400mを走りぬいただけでも箔がつくと言えるのではないでしょうか。秋にはクラシック最終戦・菊花賞があります。今回出場した馬たちができるだけ多く戦線に残れるよう祈りながら、菊花賞を楽しみに待つことにしましょう。そして、ネオユニヴァースには是が非でも頑張って欲しいです。史上6頭目の三冠馬の夢を、見させてください。もちろん、他の有力馬たちの巻き返しにも注目します。それでは、また来週、安田記念予想で。
○印掲示板外しの記録は止まった(ていうか、ムリヤリ止めた)けど、予想はこれで何連敗だ?いやマジでヤバイって。今週はこんなテンションのページだからいいけど、来週またゲストにバカにされるよ。どうやって言い訳しよう…。それに、先週出た、「失格ルーム」出向の話も気になるし…。