ゴールドラッシュ!!!

-競馬GI予想2004特別編・第40回札幌記念(GII)(8/22 札幌 芝 2,000m)-

予想 結果

連日、金メダル奪取!湧き上がるアテネ五輪の日本勢!柔道では14階級のうち8階級で金メダルという、過半数を占める階級での金奪取!凄すぎです!しかも、柔道だけでなく、水泳では北島康介の二冠、体操の男子・団体でも7大会ぶりの金メダル。ゴールドラッシュとも言うべき破竹の勢い、次はどの競技で魅せてくれるのでしょうか?あ、携帯電話が鳴っています。

「…じゃあ、アテネ前半ハイライトを振り返ったところで夏競馬予想に入ろうではないか。」

てめえは玄澄(げんちょう)!

玄澄(携帯):「いや、宝塚が終わったあと、お前は世界の中心・南極まで飛ばされただろ。どの辺りまで戻ってきたかなと気になってなハハハ。」

韓国まで戻ってきたぜ。アテネ五輪開幕までに日本に戻れなかったのが残念だ。

玄澄:「韓国か。それはグッドタイミングだな。韓国には俺の弟子がいる。そいつと競馬予想対決して勝ったらめでたく日本帰国、負けたら罰ゲームだ。じゃあな」(ブチッ。)

*:「ということで夏競馬特別編で予想対決だヨン。」

うわ、玄澄め、勝手に電話切りやがって。そしていつの間にか俺の目の前にいる人物は?

*:「俺は玄澄さんの第一の刺客、ホン・ヨンジョン。みんなは『ヨン様』って気軽に呼んでくれるからそう呼んでもいいヨン。」

何様だよ。

ヨン様:「決まってるじゃないか、ヨン様だヨン。それはそうと、ちょっと金メダルたくさん取ってるからって調子に乗るなよ。そもそも頑張っているのは選手であって、Kogaはリバースゴッドの名の下に『呪いの応援』を炸裂させて福原愛ちゃんとかを敗北させた経歴がある、と玄澄さんから聞いたヨン。お前は日本にとって迷惑なんだ楽勝だヨン。」

うわあん、身も蓋も無いことを!

ヨン様:「じゃあ、時間も無いので早速札幌記念(GII)の予想に入るヨン。」

お、レースは韓国競馬じゃないんだな。

ヨン様:「いや、韓国競馬だったらデータを知り尽くしている俺の圧勝だからヨン。ハンデだヨン。」

じゃあ、先手必勝で行くヨン。うつったヨン…

馬番馬名馬齢騎手予想
1 (市)モノポール牡5藤田伸二 
2 (市)ハッピールックせん6D.ホワイト×
3 (父)(市)バランスオブゲーム牡5田中勝春
4 ダービーレグノ牡6松永幹夫 
5 (外)ウインクロワールせん7岡部幸雄 
6 (外)ファインモーション牝5武豊
7 タマモヒビキ牡8小原義之 
8 タイムトゥチェンジ牡6芹沢純一 
9 (市)タイガーカフェ牡5本田優 
10 マイネルアムンゼン牡5蛯名正義 
11 ローエングリン牡5横山典弘

特に傾向は無いように思えますが、格より調子と言われる夏競馬の中ではやや格重視の傾向があるかもしれません。北島康介にかけるわけではないですが、過去5年で「二冠」馬が2度勝ってますね。あの馬は外せない気がします。◎:バランスオブゲーム。ここでは力が抜けているでしょう。唯一の対抗馬とは過去の対戦成績から見ても相性もよく、GIIならば一番の安全パイと言えると思います。○:ファインモーション。GI2勝の実績はダントツ。関東以外の競馬場では成績も安定していて、不安は無いように思えます。本命馬と共に出たレースではあまり成績の良くない傾向にある分、評価を下げました。▲:ローエングリン。もう3番人気まではガチガチに固めてしまいましょう。今年は調子が下がっていますが、札幌競馬場の形状は逃げ馬には向いているのではないでしょうか。競馬もしやすいと思います。×:ハッピールック。完全に「騎手」だけで狙います。ホワイトJK、先々週から無理やりに人気薄を持ってきている傾向にあり、ここでも怖いと思います。

おそらく、上位3頭は磐石、マイネルアムンゼンモノポールといった、中途半端な上がり馬の方が危ういかなという印象を受けます。

狙い目は以下のとおり。札幌では3連単を先行発売しているので試しに3連単をねらい目に入れてみました。

馬単:3→2、6、11流し 11→6 計4点
(◎がらみは◎1着流し、○は2着付け)。

3連単(フォーメーション):1着 3,11 2着 3,6,11 3着 2,6,11 計7点
(3-6-2,3-6-11,3-11-2,3-11-6,11-3-2,11-3-6,11-6-2)

ヨン様:「ならば私はこう行くヨン。タイガーカフェが怖いヨン。3連単の軸は、ちょっと違う気もするけど最後に『ヨン』が付いてるっぽいファインモーションで行くヨン。マルチは、軸が2着になっても3着になっても相手が1、2着に来ればいいのだヨン。」

馬連 BOX 4-6-9-11 計6点

3連単:軸1頭流し 6-4,9,10,11 (マルチ) 計36点

ヨン様:「そうそう、今日女子バレーボールで日本は韓国にストレート負けしたヨン。流れはこっちにあるヨン。お前が負けたら罰ゲームだヨン。」

いやいや、やってやりますヨン。完全にうつったヨン。札幌記念は8月22日15時25分、はくぼ開催の影響で札幌9レースなので注意するんだヨン!…ということで結果を楽しみにするヨン。女子サッカーも点を入れられたヨン。だめだヨン…。


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女王復活!

-競馬GI予想2004特別編・第40回札幌記念(GII)結果-


着順馬番馬名Kogaマーク予想
16ファインモーション
23バランスオブゲーム
311ローエングリン

最後方から追走するファインモーション。レースを見ていた自分は「これはやっちゃったな、やっぱりファインモーションは本調子には戻ってきてないんだ」と確信しました。一方でローエングリンバランスオブゲームは順調な走り。しかし、それでもローエングリンは4コーナーで捕まり、バランスオブゲームが抜け出し、これで決まったと思いましたが、そんな2頭の真後ろに迫っていたのは向こう正面では最後方にいたはずのファインモーション。直線、抜群の手ごたえであっさりとバランスオブゲームを捉え、古馬混合中距離GII制覇という大きな勲章を手にしました。

かつてレギュレーション違反、「規格外」までとも言われた最強牝馬。それが古馬になってからは、規格内の強さのはずの3歳(現4歳)牝馬オースミハルカに逃げ切りを許すわ、安田記念では完全に勝負付けを済ませたはずの同期――5歳牝馬オーゴンサンデーに先着されるわで、最強の名も過去のものになろうとしていました。函館記念では多少復調の兆しはありましたが、今回の勝利でいよいよ復活と言えるでしょう――それも先行一本槍でしか走れなかった過去と違い、今回は差しての勝利。今後は女王杯を目指すらしいとのことですが…「あの」良血馬との兼ね合いはどうなるのでしょうか。

ヨン様:「じゃあ、レース回顧はそれくらいにして、そろそろ結果でも見てみるヨン。」

馬連 3-6 3.6倍
馬単 6→3 6.7倍
3連単 6→3→11 22.7倍

ヨン様予想

馬連 BOX 4-6-9-11 計6点

3連単:軸1頭流し 6-4,9,10,11 (マルチ) 計36点

ヨン様:「あちゃー、外したヨン。しかし、3連単の1着軸にしたファインモーションはさすがだったョン。中国に女子10,000m金メダルをもたらしたケイ・ケイナばりの末足。バランスオブゲームローエングリンモノポールといったエチオピア勢をなで斬りにした走りは格好よかったヨン。ということで、これからはョン様と名乗ることにするョン。」

わけわかんないよ。いや、何がエチオピア勢っていうのもね。ていうか、そっちは外したんだな。いくらこっちの◎だからってバランスオブゲーム外したのはやりすぎだったな。じゃあ、この勝負こっちの勝ちでいいな。

ョン様:「よく見てみるョン。お前は本当に当てたのかな。その目玉かっぽじってよく予想を見てみるんだな!」

Koga予想

馬単:3→2、6、11流し 11→6 計4点
(◎がらみは◎1着流し、○は2着付け)。

3連単(フォーメーション):1着 3,11 2着 3,6,11 3着 2,6,11 計7点
(3-6-2,3-6-11,3-11-2,3-11-6,11-3-2,11-3-6,11-6-2)

ョン様:「馬単は3と11からしか狙ってないし、3連単は1着に6が入ってないョン。そっちの負けだョン!」

バレたか。でも、これはどっちも外したから両成敗だろ?


…調子に乗りすぎました。ファインモーションは終わっちゃいなかった…。


玄澄(げんちょう):「たまにはいいことを言うな、Kogaよ。」

その声は、玄澄?どこだ?どこにいる?

玄澄(げんちょう):「テレパシーでお前たちに話しかけている。腐っても元は『幻聴』で登場したからな。さて、今回は両者に罰ゲームだ。こんな簡単なレースを外すなんぞ、Kogaはもちろんだが俺の部下であろうと容赦はしない。」

ョン様:「俺も罰ゲームなのかョン!」

玄澄(げんちょう):「そうだ、お前たちにはアテネのマラソンコース42,195kmを走ってもらう!派遣した私の部下がお前たちをすぐにマラソンコースに送ってくれるはずだ!」

謎の司祭A:「ウヒャヒャ!謎の司祭ブラザーズ参上!」

謎の司祭B:「これも命令だ、お前たちを連れて行くぜ!」

うわあ、何だこの二人組は!

ョン様:「こら!ひっつくな!離れろ!」

謎の司祭A、B:「アテネのコースまでワープ!」

うわああ!




ョン様:「そして、アテネのコースをこいつ等につかまれたまま走るってのか?地獄だ…!離れろよ…ゼェゼェ。」

うおおお、お、重い…司祭が重い…き…給水…

玄澄(げんちょう):「給水?甘ったれたことを言うでない。このマラトンの地を死ぬ気で走るがいい。」

あああ…それにしてもアテネまで逆戻りかよ…日本に帰れない…。スプリンターズSまでに帰れるのか…ゼェゼェ…

− スプリンターズSに続く −







( 追記 ):4番ダービーレグノ号はこの札幌記念でレース中に故障を発生して、入線後、予後不良と診断され、安楽死の処置が取られました。JRAのページで結果を見たときに、どうして最下位なんだろう?このレース、他に格下の馬も結構いるはずなのに…と不思議に思いましたが、このような最悪の結果が待っていたことには全く気づきませんでした。ただでさえ故障の多い、2001年クラシック世代。その中でもこのダービーレグノはクラシック3冠を皆勤後、休むなくレースに出続け、タフな馬だな、頑張るなぁと思っていました。そういえば、初めて競馬場に足を運んだのが2001年宝塚記念。このときに、このダービーレグノは当時、3歳馬として唯一、出走していました。このときは本当に脇役としか見ていませんでしたが…。馬柱で度々名前を見かけるようになって注目するようになりました。ステイゴールドまでは行かなくとも、重賞での名脇役になるのではという期待がありました。昨年の新潟記念で久々の勝利を挙げたときには「お、ずっと走り続けた甲斐があったじゃん」とか思ってみたり。今年に入ってからはGI以外では成績も安定していて、少しずつ強くなっていくこの馬の成長を見守るのを楽しみにしていたのですが、正直信じられないです。現在の6歳馬も故障で主力は軒並み引退。でも、たとえ他が戦線離脱してもこの馬だけは最後まで走れると信じていただけに…。ご冥福をお祈りいたします。


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