前回のあらすじ 夏競馬・札幌記念予想で貫禄の惨敗を喫したKogaは 本体を奪われ、幽体離脱状態になってしまった! 札幌・スス●ノに消えた本体を探して、スス●ノでの戦いが始まる! ▼ |
情報によると、俺の本体がやって来たのはこの店か。よし、扉を開けるぞ。
*:「ほう、お前でちゅか。Kogaとかいうヤツの幽体は。」
そうだ、ってお前は誰だ?
*:「お初にお目にかかりまちゅ。僕は電人・ハルの第一の刺客・『タラコ・Q・P』でちゅ!」
どう見ても赤ん坊じゃないか!未成年は競馬やっちゃいけないんだぞ!
タラコ・Q・P:「こう見えても一昨日20歳になったでちゅ!」
それにしても、「タラコ・Q・P」と名乗るだけにタラコ臭いな…
タラコ・Q・P:「僕の本業は世のため人のため、タラコの素晴らしさを広めることでちゅ!尊敬するんだな、でちゅ!」
いや、あんまりスキじゃ無いんだが。たまに食べるくらいで、たらこ。
タラコ・Q・P:「許せないでちゅ!…タラコの嫌いな奴には絶対扉を開けさせないでちゅ!」
いや、俺は本体を取り戻す!先に進むぞ!
タラコ・Q・P:「どうしてもというのなら…秋GI緒戦・スプリンタラコS、もといスプリンターズSの予想で勝負ちゅ!」
望むところでちゅ!
馬番 | 馬名 | 馬齢 | 騎手 | 予想 |
---|---|---|---|---|
1 | (父)ビーナスライン | 牝5 | 秋山真一郎 | ○ |
2 | タガノバスティーユ | 牡3 | 勝浦正樹 | |
3 | [外]レザーク | せん6 | E.サンマルタン | |
4 | メイショウボーラー | 牡5 | 福永祐一 | |
5 | (父)シーイズトウショウ | 牝6 | 池添謙一 | |
6 | (地)ゴールデンキャスト | 牡6 | 小牧太 | |
7 | オレハマッテルゼ | 牡6 | 柴田善臣 | ▲ |
8 | (外)キーンランドスワン | 牡7 | L.イネス | |
9 | [地]ベンバウン | せん5 | D.オドノヒュー | |
10 | (父)ブルーショットガン | 牡7 | 藤岡佑介 | |
11 | (父)タマモホットプレイ | 牡5 | 渡辺薫彦 | |
12 | (父)(地)シンボリエスケープ | 牡5 | 蛯名正義 | × |
13 | [外]テイクオーバーターゲット | せん7 | J.フォード | ◎ |
14 | [外]サイレントウィットネス | せん7 | F.コーツィー | |
15 | (外)ステキシンスケクン | 牡3 | 後藤浩輝 | |
16 | チアフルスマイル | 牝6 | 岩田康誠 | △ |
2006年グローバル・スプリント・チャレンジの第6戦に組み込まれた今年のスプリンターズS、外国馬が4頭参戦し、国際色が一段と強くなりました。また今年は国内でも夏にサマースプリントシリーズがあり、優勝馬シーイズトウショウを始め、シリーズで重賞を勝ち、ここへ駒を進めて来た馬もいます。つまりは、そんな新要素、予想するのに非常に困る!無駄に重賞とか増えちゃったし…というわけです(笑)
力はシーイズトウショウが抜けていると思います。しかし、この馬にとって中山競馬場は相性最悪。サマースプリント初代女王になった実力は認めますが…ここで余力を残せているとは思えません。
本命はセントウルS2着の馬。◎:テイクオーバーターゲット。ムラはありますが、前走を見た限り、日本でも実力を発揮できるメドが立ったと思います。一度日本競馬を経験したことは大きなアドバンテージ。調教も上昇気配、グローバルスプリントシリーズの勝利を決定的にできると思います。○:ビーナスライン。思い切って2番手で行きます。人気薄で制した函館スプリントS、キーンランドCの2戦、結果ももちろん、内容が良かったと思います。中山競馬場とも相性が良いです。▲:オレハマッテルゼ。春のスプリント王者。中京競馬場でシーイズトウショウを封じた力は本物。ここでも力づくで連を確保できるかもしれません。△:チアフルスマイル。マイル以上の距離でもある程度実績を残していますが、実は1,200mが合ってる気がします。岩田JKが前走のイメージで追い込めば、ディープインパクトの前祝となるGI制覇を成し遂げてもおかしくありません。×:シンボリエスケープ。オープンまでしか勝利がありませんが、成績の安定性には魅かれます。相手なりに走るタイプの馬ならここでもおもしろいかもしれません。最後に抑えます。
今年当たり、過去の傾向がガラリと変わりそうで難しいですね。馬連予想は次の6点でいきます。
1-13 | 40,000 HP |
7-13 | 40,000 HP |
12-13 | 30,000 HP |
13-16 | 30,000 HP |
1-7 | 40,000 HP |
1-16 | 20,000 HP |
タラコ・Q・P:「Kogaっちの消し馬・シーイズトウショウが僕にに力をくれるでちゅ!3連複軸1頭流し:5-1,4,7,10,14,15,16(21点)で勝負でちゅ!Kogaが負けたらお前をタラコまみれにしてやるでちゅ!勝利を呼ぶ勝ち鬨でちゅ!
た〜らこ〜た〜らこ〜た〜っぷ〜り〜た〜らこ〜!
…たらっこー!」
うわぁ、たらこに洗脳されるー!
凱旋門賞に話題をさらわれてはいますが、日本国内も秋GI緒戦スプリンターズS。今年は国際レースの名に相応しく、外国馬4頭が参戦。対する日本馬12頭も、うち11頭が重賞勝ち経験ありの実力馬。上がり馬、再起を賭ける馬など、個性豊かなメンバーです。
そう、凱旋門賞も同日の深夜。ディープインパクトがどういった競馬を見せてくれるか、気になります。こちらのレースは日本時間で夜中。本当に楽しみです。
着順 | 馬番 | 馬名 | Kogaマーク予想 |
---|---|---|---|
1 | 13 | テイクオーバーターゲット | ◎ |
2 | 4 | メイショウボーラー | |
3 | 2 | タガノバスティーユ |
正解:馬連 4-13 59.2倍 | |||
---|---|---|---|
1-13 | 40,000 HP→0 HP | ||
7-13 | 40,000 HP→0 HP | ||
12-13 | 30,000 HP→0 HP | ||
13-16 | 30,000 HP→0 HP | ||
1-7 | 40,000 HP→0 HP | ||
1-16 | 20,000 HP→0 HP | ||
残り:522,000 HP | |||
回収率:272.8% |
ステキシンスケクン、サイレントウィットネス、テイクオーバーターゲットの3頭による先頭争い。その後ろにメイショウボーラー、シーイズトウショウ、オレハマッテルゼ。最初の600mを32.8で通過するという先行激化の流れの中、直線。テイクオーバーターゲット、サイレントウィットネスの叩き合いは前者が制し、力強く先頭へ。置いていかれた後者の内から抜けてきたのはメイショウボーラー、そして道中は最後方にいたタガノバスティーユ。それぞれ10番人気とシンガリ16番人気。グローバルスプリントチャレンジの優勝を決定付ける堂々の勝利を手にしたテイクオーバーターゲットの後ろで、大波乱を演出しました。
春のスプリント王者オレハマッテルゼは8着、サマースプリントシリーズで大暴れしたシーイズトウショウは9着、ビーナスライン11着と全く振るわない結果。対する外国馬はテイクオーバーターゲットと先頭にサイレントウィットネス4着、ベンバウン5着、レザーク7着。日本を代表するスプリント馬は力の差を見せ付けられる格好となりました。
サマースプリントシリーズという格好の餌につられ、予想は大惨敗。本命以外の馬が1頭も掲示板に乗らないという、厳しい結果になりました。今回、なるべく前走の成績が良かった馬を中心にチョイスしましたが、2着3着は前走大きく負けていて今回大きく変わってきた馬。メイショウボーラーは今はもう芝のGIではついて行けないかなぁ…と思って切り、タガノバスティーユに至っては切り要素だらけ。これはさすがに狙えません…。秋GIは始まったばかり、次ですよ、次!
…これが、秋全滅への序曲となりませんように。
タラコ・Q・P:「わーい、秋緒戦からKoga絶好調でちゅ!
△ チアフルスマイル 6着(6番人気)
▲ オレハマッテルゼ 9着(5番人気)
○ ビーナスライン 11着(8番人気)
× シンボリエスケープ 13着(7番人気)
本命以外、1頭も掲示板に乗っていないでちゅ!ばーか!」
…どうしてこうなるんだ。絶対的な自信があったのに、あったのに!
タラコ・Q・P:「これが現実でちゅ!しかも、来た馬はKogaの選んだ馬より人気薄でちゅ!穴党としてあっちゃいけない結果でちゅ!2着のメイショウボーラーは10番人気、3着のタガノバスティーユに至っては最低人気…む、タガノバスティーユ?タガノ…タラノ…タラコ!?罰ゲーム!僕の必殺技でちゅ!
空からタラコが降って来る呪文を唱えよう!タラコバスティーユ!」
(ヒュ〜、ドササササ…)
ああぁ…タラコまみれに〜!くそ、ここで力尽きるわけには行かない!かくなる上は―――
ごめんなさい!タラコ食べて食べて食べまくりますから!
タラコ・Q・P:「最初からそうしとけば良かったでちゅ!じゃあ、手始めに今降って来たタラコを全部たいらげるでちゅ!そうしないと扉は開けてやらないでちゅ!」
はい、分かりました。むしゃむしゃ…はぐはぐ…くそぉ、屈辱だ…
(追記)
凱旋門賞・ディープインパクトは最後力尽き、3着に敗れました。やはりアウェーの舞台では青写真通り行かないわけで…芝が合わなかったのかもしれませんが、同じような末脚で他の馬が外からやってくる―――日本で未経験の状況に戸惑ってしまった気もします。残念な結果にはなりましたが、それでも無事に出走にこぎつけ、勝ち負けに参加できた事実が素晴らしいです。走った馬がディープインパクトで無かったら、3着でも十二分すぎるくらいの快挙として扱われていたはず。ええ、よく走ったと思います。
次はジャパンカップか、有馬記念か―――日本での走りを楽しみにしています。