…ここはどこだ？確か俺は掃除機に吸い込まれて…

電人・ハル：「ここは地獄…ていうか、現世とは離れた世界。ＨＰがマイナスになって、アンタはついに現世にいられなくなったのさ。」

そうか、もうこういうシチュエーションは慣れっこさ。ていうか、電人・ハルだと？おのれ、俺をこんな目にあわせやがって！

電人・ハル：「アンタの予想がいつもいつも外れるから。」

だって…いつもいつも、予想外の結末なんだもん！

電人・ハル：「泣き言言うな。現世に戻りたければ、予想を当ててＨＰをプラスに戻しなさい。」

ならば…秋の天皇賞で、早速元に戻ってやるさ。

勢いで続けていた「競馬ＧＩ予想」もとうとう6年目に入りました。今後どこまで続けられるか分かりませんが、よろしくお願いします。

一般的には8枠が不利とされる東京2,000mのコース。実際には強い馬なら外枠でもＯＫ、穴馬は内枠の方が来やすい傾向にあるようです。全体的に距離不安な馬が多く、東京2,000mで絶対的な信頼を置ける馬があまりいないように見えます。

◎：スイープトウショウ。休み明けの京都大賞典を快勝した、この馬から入ります。以前と違ってスムーズに調教が出来るようになったので、レースを使って調子を上げるのでなく、どういう状況でも実力を発揮できるようになったと思います。○：ファストタテヤマ。その京都大賞典の2着馬。宝塚記念後の充実振りは凄いです。結果如何ではなく、今まで上がり3ハロン34秒台の脚しか使えなかったのが、ここ2戦で33秒台、32秒台の豪脚。ここまでコンスタントにレースを使い続けてこられたことが、この舞台でついに花開くかもしれません。▲：ダンスインザムード。とにかく東京2,000mにめっぽう強い馬。3度目だしなぁ…という気もしますが、昨年、一昨年ともに近走不振で人気を落とした状態でも来れているだけに今年は一層怖い存在です。△：アサクサデンエン。前走は13着でしたが、この馬、「ムラ馬」で、時々大惨敗をすることがあります。過去に、1ヶ月のレース間隔「2桁着順→連対」ということを繰り返しており、今回いきなりの復活も期待できると思います。ＧＩで勝ち負けできる力は証明済み。距離不安は最内枠でカバーできると思います。×：インティライミ。仮にもダービー2着馬。一叩き効果で、父と同じ「京都大賞典7着」からの復活…もしかすると、あるかもしれません。

ダイワメジャー、アドマイヤムーンは消しました。前者は過去にこの舞台で最下位に沈んでいるのが…それと、ＧＩで勝ち負けするにはやっぱり京都か中山がベストなのかな、という気がします。微妙に4〜5着くらいかな、と。後者はＧＩに弱い、トライアルホースの予感がします。外枠ですし、こちらは自信を持って切れます。

電人・ハル：「なんだ、スイープトウショウ本命なんて―――昨年の女王杯…ワナワナ…あ、これは私を創った本体の話。私の競馬予想プログラムがはじき出した結果は13 オースミグラスワン。この馬から外枠2頭を除いた…あと、Kogaの本命・対抗スイープトウショウ、ファストタテヤマも外すわね。13軸で、1,2,3,4,5,6,8,9,10,12,14,15へ馬連流し(12点)。それと、Kogaの消し馬の組み合わせはもちろん抑えるわ。馬連 14-15(1点)。ここは厚く抑えましょう。この期に及んでもKogaが負けるようなら予想外の罰ゲーム、ね。」

予想外の罰ゲームなんてうけてたまるか！絶対に当てて、復活してやる！

電人・ハル：「そういや、Kogaの過去5年の天皇賞(秋)の予想は
本命◎の平均着順：8.4着　対抗○の平均着順：7.8着
という、常にKogaにとっては予想外、ＧＩレース中でも屈指のリバースゴッド炸裂のレースじゃない。ムリムリ。むしろKogaが当たるのが予想外。」

ディープインパクト回避で、混戦模様の秋の盾。混戦を断つのはどの馬でしょうか。

第134回天皇賞は、出走までが予想外の出来事の連続でした。

枠順決定前、出走を予定していた1頭・バランスオブゲームが故障により出走を断念。

1番アサクサデンエン、17番ローゼンクロイツの騎手乗り代わり。

馬体重検査で13番オースミグラスワンが放馬、一時「馬体重計測不能」に。

返し馬で6番トリリオンカットが放馬、疲労により競走除外に。

そして、発走直前、2番カンパニーが暴れたため、外枠発走。

枠順決定前に回避となったバランスオブゲーム含め、実に6頭もの馬が何らかのトラブルに巻き込まれました。こんな異常な状況の中、出走できた馬が全て無事に回ってきたことはいつも以上にありがたい話なのかもしれません。

レースは先行して最後まで力で押し切ったダイワメジャーの完勝。2着はスウィフトカレント。またしても横山典JKのお家芸・2着獲り。サマー2000シリーズ覇者の名前は伊達ではありませんでした。スイープトウショウは5着、そして2年連続で好走していたダンスインザムードは6着に、それぞれ沈みました。

予想を外すのは毎度のことですが、それにしても今回は「予想外の」超惨敗。とりあえず、外枠不利を強調しすぎたということで、先週と同じことやってますね。おまけに消し馬2頭が、印つけたどの馬よりも良い、1・3着。天皇賞を当てられる日は来るのでしょうか。今日のところはコメントは控えさせてください…女王杯に向けて、仕切り直しです。

電人・ハル：「とくと見せてもらったわ。

◎ 7 スイープトウショウ 5着
▲ 4 ダンスインザムード 6着
△ 1 アサクサデンエン 7着
○ 11 ファストタテヤマ 11着
× 9 インティライミ 15着(ブービー)

って、これはまた豪快にリバースゴッドの力が炸裂したわね。◎が5着、○が11着で…過去6年の

本命◎の平均着順：7.83着　対抗○の平均着順：8.33着

しかも、◎印は6年中3年で1番人気を推しながら、上のような体たらく。○印は2002年、2004年、2006年と隔年で綺麗に11着。もう芸術の領域だね。」

…予想外だ！ありえない、こんなの！やり直しだ、やり直し！

電人・ハル：「むしろ、予想通り。

ダイワメジャー、アドマイヤムーンは消しました。前者は過去にこの舞台で最下位に沈んでいるのが…それと、ＧＩで勝ち負けするにはやっぱり京都か中山がベストなのかな、という気がします。微妙に4〜5着くらいかな、と。後者はＧＩに弱い、トライアルホースの予感がします。外枠ですし、こちらは自信を持って切れます。

なんだ、Kogaの消し馬のワイドで当たりじゃない。うーん、ダイワメジャーは京都・中山でしか勝ち負けできないとか、アドマイヤムーン自信の消しとか言ったのはこの口か？そんなアンタの存在価値を教えてあげる。」

存在価値だと？

電人・ハル：「￥０。」

それって…0円？

電人・ハル：「そう、0円。メール代0円、通話料0円、そして、Kogaの存在価値0円。そんなKogaに想定外の罰ゲーム。結婚。」

け、結婚！？想定外の罰ゲームだ！

電人・ハル：「うん、地獄に落ちたアンタなら、プログラムの私と結婚できる。婚姻届けに印鑑を…」

うわぁ、勝手に手が動く！ポチッ。

電人・ハル：「これで、アンタの財産は全て私のもの。…そして、すぐに離婚！ほれ、離婚届けに印鑑、印鑑！」

な？予想外だ！また手が勝手に！

電人・ハル：「離婚…どうしてアンタは私を捨てたのよ！慰謝料貰いますからね！手始めにアンタの全財産！さあ、これでアンタも立派な￥０。じゃあね。」

これって、結婚詐欺？うわぁ、やられた！あ、どこへ行く？待て、待てー！