ジャパンカップダート予想で、 馬の名前を書くとその馬が着外に飛ぶ『DEATH NOTE』を掴まされ リバースゴッドとして完璧な存在となったKoga! ジャパンカップで『DEATH NOTE』に名前を書かれてしまう馬は――― ▼ |
くそ、ノートが手から離れない!
*:「そこまでです。キラ。」
キラ…俺のことか?お前は誰だ?
*:「私は…仮に『エル』とでも呼んでください。ついに見つけましたよ。『DEATH NOTE』に競馬予想を記して、予想した馬を次々に着外に葬り去る、殺馬鬼『キラ』を。」
いや、このノートで予想したのはJCダートだけだ!
エル:「とんだ言い訳ですね。実力であれだけ当たらない予想ができるはずありません。動かぬ状況証拠があります。たとえば今年の秋の天皇賞。
◎ 7 スイープトウショウ 5着
▲ 4 ダンスインザムード 6着
△ 1 アサクサデンエン 7着
○ 11 ファストタテヤマ 11着
× 9 インティライミ 15着(ブービー)
5頭そろって馬券対象外。これは『DEATH NOTE』の力としか思えません!」
違う!本当に使ってないんだ!
エル:「まだまだ証拠はあります。今年の秋華賞、あなたはフサイチパンドラを本命に推しましたね。」
ああ、だからどうしたんだ?
エル:「そのときフサイチパンドラは『DEATH NOTE』の力で負けた。しかし、次のエリザベス女王杯でKogaが無印にした途端、フサイチパンドラは勝ちました。これは、『DEATH NOTE』の呪いが消えた証拠です。」
それも濡れ衣だ!俺は決してそんなノートの力に頼ってない!
エル:「そう、そのノートには実はそんな力は無い。つまり、ある意味あなたの存在自体が『DEATH NOTE』であり、その存在を私は『キラ』とも呼んでいます。」
ということは…俺を消そうってのか?
エル:「ええ、あなたの予想そのものは犯罪です。無実を証明するなら、ジャパンカップを当てなさい。11頭しか出ません。余裕じゃないですか?もし外したらあなたの存在を『DEATH NOTE』―――いや殺馬鬼『キラ』と断定し、処刑台へと送ります。」
当てる!当ててやる!
馬番 | 馬名 | 馬齢 | 騎手 | 予想 |
---|---|---|---|---|
1 | ハーツクライ | 牡5 | C.ルメール | |
2 | スウィフトカレント | 牡5 | 横山典弘 | |
3 | [外]ウィジャボード | 牝5 | L.デットーリ | ○ |
4 | ユキノサンロイヤル | 牡9 | 田中勝春 | |
5 | トーセンシャナオー | 牡3 | 後藤浩輝 | |
6 | (市)ディープインパクト | 牡4 | 武豊 | ◎ |
7 | (父)ドリームパスポート | 牡3 | 岩田康誠 | × |
8 | (市)フサイチパンドラ | 牝3 | 福永祐一 | |
9 | [外]フリードニア | 牝4 | T.ジレ | |
10 | [地]コスモバルク | 牡5 | 五十嵐冬樹 | |
11 | メイショウサムソン | 牡3 | 石橋守 | ▲ |
弱者はいらない。11頭の小頭数ながら、ディープインパクトを筆頭に現役最強クラスの実力馬がズラリと揃いました。
本命はやっぱり逆らえません、◎:ディープインパクト。東京2,400mのコースならば実力を十二分に発揮できます。少なくとも不利を受けて敗れることはありません。少なくとも一度以上対戦した古馬に負けることは無いと思います。負けるとすれば―――まずはL.デットーリの「マジック」によって差されるパターン。○:ウィジャボード。徹底的にディープインパクトをマークしてくると思います。昨年の5着は早仕掛けが祟って5着に惜敗しましたが、今年はそんなことは無いとの陣営の話。この馬の実力と世界最強ジョッキーが組めば、凱旋門賞のレイルリンクのイメージでアタマ差先着…という場面もあると思います。
あとは、3歳馬の勢いに賭けてみましょう。▲:メイショウサムソン。菊花賞で今ひとつ消化不良の競馬だった分、ドリームパスポートよりも余力がありそうです。ダービーを見る限り、東京適正もこちらが上。東京2,400mのダービーを勝利した馬ですし、ダービー馬のワンツーが一番「絵になる」…?×:ドリームパスポート。少し評価を落としていますが、過去3着を外さない安定振りはもちろん買えます。菊花賞激走の疲れと、ダービーの競馬からするに東京が(心持ち)不得意に見えたのが懸念事項です。
一昨年は◎、昨年は○を打ったハーツクライですが、今年は切りました。ディープインパクトも2度目の先着は許さないかな…と。それと、この馬にとっては今回が休み明け緒戦。3着までのような気がします。
3-6 | 300,000 HP |
6-7 | 200,000 HP |
6-11 | 300,000 HP |
3-11 | 100,000 HP |
エル:「あーあ、ハーツクライの勝ちですね、これは。1 ハーツクライの単勝(1点)。それと、Kogaが選ばなかった馬を選んでおくか。ワイドBOX 2-8-9-10(6点)。まあ、私は予想は専門外ですからね。お遊びですよ。」
デューク:「さて、こりゃ見ものだな。(シャリッ!)モグモグ。リンゴがうめぇ。俺は複勝 3 ウィジャボード(1点)だな。リンゴの色は赤色なんだな。」
つーか、よくも偽者つかませてくれたな。
デューク:「そうそう都合の良いノートなど存在しないってことだ。」
もっともらしい言い訳を…
今年のジャパンカップは少数精鋭のバトルロイヤル。その分、3歳馬・古馬からよりすぐりの馬が集まりました。ある意味、秋競馬の古馬中長距離戦線はここから始まるのかもしれません。あの飛ぶ走りが再び見られるのでしょうか。そして、それに打ち勝つ力を持った刺客は存在するのでしょうか―――
着順 | 馬番 | 馬名 | Kogaマーク予想 |
---|---|---|---|
1 | 6 | ディープインパクト | ◎ |
2 | 7 | ドリームパスポート | × |
3 | 3 | ウィジャボード | ○ |
正解:馬連 6-7 7.5倍 | |||
---|---|---|---|
3-6 | 300,000 HP→0 HP | ||
6-7 | 200,000 HP→1,500,000 HP | ||
6-11 | 300,000 HP→0 HP | ||
3-11 | 100,000 HP→0 HP | ||
残り:142,000 HP | |||
回収率:193.8% |
凱旋門賞失格―――その汚名を晴らすべき舞台で、ディープインパクトはキッチリと結果を出しました。
最後方のポジションから他の10頭の動きをじっくり見ながらの競馬。すぐ前方にウィジャボード。お互いを牽制するかのような道中。3コーナー〜4コーナー、少しずつポジションをあげていき―――直線、先頭で粘るコスモバルク。それを交わし先頭に立ったドリームパスポート。外では今年のダービー馬メイショウサムソンを交わし、ジックリと先頭を捕らえにかかるディープインパクト。最後、ゴール前50〜100mでドリームパスポートをきっちり差しきり、最後は2馬身差をつけてゴール。GI6勝目を手にする貫禄勝ちでした。
少頭数ながら、内容の濃い、見ごたえのあるレースだったと思います。2着・ドリームパスポートは世代トップクラスの実力を如何なく発揮。メイショウサムソンとの勝負付けもこれで済んだ感があります。今後がますます楽しみです。3着・ウィジャボードは直線少し出遅れて、後手に回ってしまったのが惜しかったです。しかし、昨年の力は少しも衰えてないことを証明しました。そして、ディープインパクト。春GI、または三冠で見せたような「飛ぶ」競馬までは行かなかったかもしれません。それでも、日本では現役最強とも言えるメンバー相手に2馬身差の勝利はさすがでした。
しかし、それほどの力を維持することは難しいもの。三冠・そして今年の春競馬の頃と比べると、手の届かない無敵の存在から、他の馬にも少し手の届く存在になったと思います。有馬記念、有終の美を飾り、七冠目を手にすることができるのでしょうか―――
さあ、これで証明できたな!俺は「キラ」なんかじゃない。
エル:「…全く持っておもしろくありませんね。しかもこの勝利でHPがプラスになるとは…」
そう、その通り!ついに本体に帰ることが出来た!復活だー!
エル:「…そうですか。でも、ぬか喜びに終わりそうですよ。私の目は、実はデュークから貰った『死神の目』。これがあると、人の寿命が見えるのですよ。それによると、あとKogaの寿命はあと1週間と出てます。つまり…」
つまり?来週負けてHPマイナスに逆戻りだと?
デューク:「まあ、そういうことだ(シャリッ!)。死神の目は嘘をつかない。」
エル:「ん?もしかしたら…Kogaは今回、我々の監視下にあったからこそその力を発揮できず、予想が的中してしまったかもしれません。」
デューク:「ということは、ここでKogaを無罪放免にするのは早いということか。」
エル:「そうです。来週は、我々の目の届かない場所で予想をしてもらいましょう。そこで当たれば無罪放免。もっとも、外したなら再び地獄行きですけどね。」
デューク:「そうか、ならば早速Kogaをどこともいえない場所へ運んでやるぜ。よっこらせ。」
うわぁ〜!
どこ連れて行くと言うんだ!なんか、この下ってすごい山奥…
デューク:「そうか、じゃ、適当にこの辺で落とそう。はいっ。」
ああああああ!落ちていくー!