競馬が教えてくれたこと。

-競馬GI予想2006・第73回日本ダービー−東京優駿−(5/28 東京 芝 2,400m)-

予想 結果

2003年生まれのサラブレッド頭の頂点を決める戦い。

日本ダービー。東京優駿。

どの馬もスタートは平等―――新馬戦からの出発。

そのうち17の新馬戦に、ダービーの舞台に立つ原石は眠っていました。




2005年7月10日 函館5R 2歳新馬戦→アドマイヤムーン

2005年7月10日 阪神5R 2歳新馬戦→サクラメガワンダー

2005年7月31日 小倉5R 2歳新馬戦→メイショウサムソン

2005年9月3日 小倉5R 2歳新馬戦→ドリームパスポート

2005年9月11日 札幌5R 2歳新馬戦→スーパーホーネット

2005年9月11日 阪神5R 2歳新馬戦→マルカシェンクフサイチリシャール

2005年9月18日 阪神5R 2歳新馬戦→アドマイヤメイン

2005年10月8日 京都5R 2歳新馬戦→ロジック

2005年10月9日 東京5R 2歳新馬戦→ジャリスコライト

2005年10月9日 京都6R 2歳新馬戦→アペリティフ

2005年10月30日 京都5R 2歳新馬戦→ヴィクトリーラン

2005年11月19日 京都6R 2歳新馬戦→トップオブツヨシ

2005年12月11日 中山5R 2歳新馬戦→フサイチジャンク

2005年12月17日 阪神6R 2歳新馬戦→ナイアガラ

2005年12月18日 中京2R 2歳新馬戦→パッシングマーク

2006年1月8日 京都6R 3歳新馬戦→トーホウアラン

2006年1月22日 京都6R 3歳新馬戦→エイシンテンリュー




戦い重ねるごとに弱者がふるい落とされ、

頂点まで残りはわずか18頭。

ただ1頭にのみ許される、第73代ダービー馬の座を勝ち取るのはどの馬か、それでは予想します。

馬番馬名馬齢騎手予想
1 スーパーホーネット牡3川田将雅 
2 メイショウサムソン牡3石橋守
3 (父)(市)ロジック牡3幸英明 
4 マルカシェンク牡3福永祐一 
5 (父)トーホウアラン牡3藤田伸二 
6 アドマイヤメイン牡3柴田善臣 
7 (市)フサイチリシャール牡3G.ボス 
8 パッシングマーク牡3北村宏司 
9 サクラメガワンダー牡3内田博幸
10 アドマイヤムーン牡3武豊 
11 ヴィクトリーラン牡3安藤勝己 
12 (市)アペリティフ牡3和田竜二 
13 (父)(市)トップオブツヨシ牡3池添謙一 
14 (外)ジャリスコライト牡3横山典弘
15 (父)ドリームパスポート牡3四位洋文×
16 (市)ナイアガラ牡3小牧太 
17 (市)フサイチジャンク牡3岩田康誠
18 エイシンテンリュー牡3蛯名正義 

満場一致の「1強」ダービーから1年後、主役候補だらけの「戦国」ダービーとなりました。このレースを制すること、すなわちダービージョッキーの座を手に入れること。それだけの資格がある騎手―――と考えると、ぼんやりと未来が見えてくる気がします。

○:ジャリスコライト。鞍上は横山典弘。これまで何度、GIで2着に甘んじてきたことでしょうか。馬自身は今回、唯一の関東馬としての挑戦。東京では2戦2勝。東京芝GI2勝の半兄アグネスデジタルの東京適正を持ち合わせていると思います。中山・皐月賞でのパフォーマンスは今ひとつでしたが、今度は期待します。

▲:フサイチジャンク。鞍上は岩田康誠。地方競馬在籍時に中央のGIを制したほどの名手ですが、中央に移籍してからは、まだその腕を十二分に発揮できていないように思えます。馬自身は2002年皐月賞2着馬タイガーカフェの全弟。当馬は皐月賞3着で、兄に負けてるわけですね(笑)とはいえ、やっぱりポテンシャルはこちらが遥かに上。京都では強い勝ち方をしているので、東京代わりはプラスに働くと思います。

△:サクラメガワンダー。鞍上は内田博幸。GIでは今ひとついいところが無い彼ですが、中央場所では人気薄で大暴れを繰り返しています。エリカ賞、ラジオたんぱ杯勝ち。皐月賞では最速の上がりをマーク。直線の長い東京なら出番があるかもしれません。

×:ドリームパスポート。鞍上は四位洋文。欲を言えば高田JKにチャンスを与えて欲しかった気もしますが。必ずいい脚の使える馬。そして、何となくですがこの馬はフジキセキ産駒ながら2,400mをこなせる気がします。




そして、悩みに悩んだ結果、2006年日本ダービーの本命馬は皐月賞馬◎:メイショウサムソンにしました。鞍上は石橋守。距離の壁は全くありません。スプリングSからはずっと登り調子。東京の長い直線を根性で乗り切って、二冠を、そしてダービージョッキーの座を手に入れて欲しいと思います。

マルカシェンクも最後まで悩みましたが、結局切りました。鞍上の福永祐一は今期不調ながら先週フサイチパンドラを2着に持ってきましたが、馬の方は叩き2戦目で変わってくるでしょうか。出番はまだ先かもしれません。馬連予想は次の6点でいきます。

使用ポイント:500,000 HP・残りポイント1,402,000 HP
2-9100,000 HP
2-14100,000 HP
2-1570,000 HP
2-17100,000 HP
9-1450,000 HP
14-1780,000 HP


それでは5月28日、府中のゴール前に描かれる歓喜の瞬間を楽しみに待つとしましょう。



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一期生の桧舞台!

-競馬GI予想2006・第73回日本ダービー−東京優駿−結果・はずれ -


着順馬番馬名Kogaマーク予想
12メイショウサムソン
26アドマイヤメイン 
315ドリームパスポート×

正解:馬連 2-6 11.2倍
2-9100,000 HP→0 HP
2-14100,000 HP→0 HP
2-1570,000 HP→0 HP
2-17100,000 HP→0 HP
9-1450,000 HP→0 HP
14-1780,000 HP→0 HP
残り:1,402,000 HP
回収率:355.1%

戦国ダービーと称された2006年の大舞台。ゲートを出て、宣言どおりアドマイヤメインが先頭へ。フサイチリシャールが並びかけ、メイショウサムソンはその後ろ、5番手当たりのポジション。アドマイヤムーンフサイチジャンクは後ろのポジション。全体の流れはスローで進んでいきました。

向こう正面から3コーナー、4コーナーを回り、先頭は変わらずアドマイヤメイン。仕掛けていくアペリティフ、そしてメイショウサムソン。直線半ばでメイショウサムソンが捕らえにかかり、アドマイヤメインと並ぶと、あとは2頭の戦い。最後はメイショウサムソンが勝負根性で勝り、アドマイヤメインにクビ差先着。3着は唯一後方から追い込んだドリームパスポート。皐月賞2着は伊達では無かったです。アドマイヤムーンフサイチジャンクを始めとした有力馬は力を発揮できず、後方馬群に沈みました。

ゴール前は競馬学校一期生・柴田善臣JKと石橋守JKの一騎打ち。ベテランの味が生きたレースでした。そして、昨年に続き二冠馬の誕生。派手さは有りませんが、着実に勝ちきる。そんな競馬を菊花賞でも見せて、2年連続三冠馬という快挙を見たいと思います。





そ予想は、またしても2着が抜け。2002年シンボリクリスエス、2003年ゼンノロブロイ、2004年ハーツクライ、2005年インティライミといずれもノーマーク。◎か○が確実に1着に来ているレースなのに、どうしても2着馬に印を打てません。今にも当てられそうなレースのはずなのに―――有馬のような大惨敗にはならないものの、案外こういうレースはこれからもずっと、中抜けで終わりそうな予感もします。ダービーを当てられる日は果たして来るのでしょうか。





(※先週に引き続き、今週も競走中止となった馬が出ました。11番ヴィクトリーラン号が向こう正面で競走中止。骨折の怪我で長期戦線離脱という残念な結果になりましたが、強いて言えば命に別状が無いのが何よりでした。)





来週は安田記念。そろそろ大荒れの波が来ても良い頃合。次は当てます。

− 安田記念へ続く −

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