前回、一瞬にして息の根を止められたはずなのにどうして今もピンピンしているか?気合ですね。どっからでもかかってこい!デスノー●が何じゃい!とはいうものの、体が透けてる気がします。しかし、次の予想が終わった頃には元の濃さに戻ることでしょう。ていうか、
「体が透けてるって何よ」
というツッコミには弊社は一切お答えできません。とうとうゲスト呼ぶ予算が無くなったので、一人ぼっちでサクサク進めていきます…。
気を取り直して。競馬の暮れの名物といえば有馬記念だけではありません。伝統の障害GI・中山大障害。長い歴史を持つ障害レースの最高峰。相変わらず障害レースに関してはうわあああああ、という感じですが(どういう感じだ)、がんばります。
今回はまず、ジョッキーに注目してみます。過去5年ほどの中山大障害で好成績を挙げているジョッキーを独断で挙げてみました…
この3人は要マークなのではという気がします。中山大障害は完走すら難しいコース。好走の経験を持つジョッキーは要注意なのではないでしょうか。例え、人気薄の馬に乗っていたとしても。
で、いろいろ考えた結果、結論はこうなりました。
馬番 | 馬名 | 馬齢 | 騎手 | 予想 |
---|---|---|---|---|
1 | (父)メジロライデン | せん8 | 嘉藤信雄 | ▲ |
2 | チアズシャイニング | 牡5 | 北沢伸也 | |
3 | (父)ユウフヨウホウ | 牡7 | 田中剛 | △ |
4 | (市)オニタイジ | せん10 | 穂刈寿彦 | |
5 | メイショウミツクニ | 牡5 | 西谷誠 | |
6 | (父)メジロアトラス | せん9 | 浜野谷憲尚 | |
7 | (父)(市)メルシータカオー | せん4 | 出津孝一 | × |
8 | (市)トーセンメイザン | 牡6 | 三浦堅治 | |
9 | (父)ブランディス | せん7 | 大江原隆 | |
10 | テイエムハヤカゼ | 牡5 | 高橋康之 | |
11 | ウインマーベラス | 牡7 | 白浜雄造 | ○ |
12 | (父)(地)ミヤノシャダイ | 牡7 | L.デマリア | |
13 | (市)ビッグテースト | 牡6 | 常石勝義 | ◎ |
結局、常連ところで怖いのは「穴馬」ですね。◎:ビッグテースト。グランドジャンプで前回の大障害覇者と前回のグランドジャンプ覇者を押さえて勝ったというのがパフォーマンス的にいいですね。真の強さを持っていると思います。ウインマーベラスよりもこちらを推します。○:ウインマーベラス。勢いならこれしか無いでしょう。この過酷なコースで白浜JKがどこまでやれるかにかかっています。▲:メジロライデン。戦績は上位に比べて劣りますが、鞍上の嘉藤JKが持ってくる可能性もあります。何気に相性が良いです。△:ユウフヨウホウ。ベテラン田中剛JKがこの馬を復活させることができるかどうか。このレースの一昨年には最低人気で勝っている意外性に期待します。×:メルシータカオー。好走と凡走(?)が交互に。今回は勝つ番ですって、本当でしょうか?
馬連予想は次の6点でいきます。順延前の枠順と同じ馬が入った組み合わせの馬連8-11と今回新たに出走を決めたミヤノシャダイが何気に気になりますが、狙い目が多くなりすぎるので…。印はつけていませんが、10歳・せん馬のオニタイジにも頑張ってほしいです。
1-13 | 20000pts |
3-13 | 20000pts |
7-13 | 15000pts |
11-13 | 30000pts |
1-11 | 15000pts |
3-11 | 5000pts |
結果は2004年1月10日中山10レースにて。大迫力の障害GIを期待しています。もちろん、全馬が無事にこのサバイバルレースを乗り切れるよう、願っています。
着順 | 馬番 | 馬名 | Kogaマーク予想 |
---|---|---|---|
1 | 9 | ブランディス | |
2 | 11 | ウインマーベラス | ○ |
3 | 1 | メジロライデン | ▲ |
正解:馬連 9-11 11.5倍 | |||
---|---|---|---|
1-13 | 20000pts→0pts | ||
3-13 | 20000pts→0pts | ||
7-13 | 15000pts→0pts | ||
11-13 | 30000pts→0pts | ||
1-11 | 15000pts→0pts | ||
3-11 | 5000pts→0pts | ||
残り:-1133,200pts |
平地以上に危険と隣り合わせの、ダイナミックなレースが今回も繰り広げられました。途中、大竹柵を全ての馬が飛越していったときの拍手は障害レースならではの味、というかなんと言うか。やはり過酷なレースの中、途中で落馬による競走中止も発生してしました。大生垣障害でユウフヨウホウと田中剛JKが。そして、その大生垣の次の障害(次の次だったかな…)でメジロアトラスと浜野谷JKが、それぞれ落馬しました。前者は馬が鼻出血、騎手が左鎖骨骨折。一日も早い快復を願っています。そして、2着に入線したウインマーベラスはレース中に右前浅屈腱不全断裂を発症し、競走能力喪失。レースでは結果を残したものの、非常に残念な結果となってしまいました。疫病を発症しながらここまでの頑張り。最後の意地だったのでしょうか。今後、種牡馬となるか乗馬となるかは分かりませんが、充実した余生を送れるよう願っています。お疲れ様でした…。
そして、終わってみれば、障害飛越のセンスが決め手だったのではないでしょうか。血統的には短めの距離で実績を残しているサクラバクシンオー産駒のブランディスが途中から先頭を突っ走り、最後の障害の手前あたりでスパート。見事に勝利しました。今までの障害レースで連勝を重ねていたものの、距離が長くなるここではどうか、と思っていたのでこの結果にはビックリしました。障害を飛越するセンスがあり、スタミナを浪費せずにレースを進められたのが勝因だと思います。そして、大江原JKは障害100勝となる、区切りの勝利。本当におめでとうございます。2003年春の覇者・ビッグテーストは4着でした。今回は障害飛越にスタミナを使ってしまった印象です。
さて、ここまで22戦3勝。あまり無残な結果です。今回、確勝を喫して人気馬から攻めたというのに、1頭だけ外した有力馬に1着を取られてしまいました。このまま逆神(リバースゴッド)で終わるわけには行きません!せめて有馬は…。
(そして、生涯最高の気合で望んだ肝心の有馬記念。本命馬ブービー・対抗馬8着を始めとして、印をつけた5頭のうち4頭が下位から2番目、3番目、4番目、5番目となる史上最高の大惨敗を喫することになることをKogaはまだ知らなかった…。)