サプライズは、終わらない。

-GI予想2003・有馬記念(12/28 中山 芝 2,500m)-

予想 結果


今年も1年が終わろうとしています。


思えばいろいろな形でGIレースを賑わせてくれた馬がいました。


高松宮記念。スプリント女王ビリーヴの復活。


桜花賞。スティルインラブ、そして幸JKの栄光への道の第一歩。


天皇賞(春)。ヒシミラクルの奇跡。前編。


オークス。十年ぶりの二冠。スティルインラブの快挙。


日本ダービー。ネオユニヴァースの戴冠。こちらも二冠馬に。


安田記念。アグネスデジタルの復活。


宝塚記念。まさかのミラクル。ヒシミラクルの奇跡。後編。二億円の配当金も飛び出しました。


スプリンターズS。女王に引導を渡す一閃。デュランダルの後方一気。


秋華賞。牝馬三冠達成。17年前に河内JKの成し遂げた快挙を、幸JKがスティルインラブと共に成し遂げました。


菊花賞。目前で阻まれた三冠。橋口厩舎に7年越しの中央GI制覇と安藤勝JKに初クラシックをプレゼントしたのはザッツザプレンティでした。


天皇賞。絶望的な大外枠からの急襲。シンボリクリスエス再びを印象づける一戦でした。


エリザベス女王杯。三冠をスティルインラブに奪われたアドマイヤグルーヴ、そして武豊JKの雪辱。母子3代GI制覇の瞬間でもありました。


ジャパンカップダート。日本代表アドマイヤドンと米国代表フリートストリートダンサーの次元の違う決戦。米国馬に勝利をもたらした差はわずか4cmでした。


ジャパンカップ。記憶に新しい、9馬身差。全ての馬を超えた、圧倒的な何かを魅せてくれたタップダンスシチー






そして、有馬記念。それと同時に GI予想7連敗の相手。




VS シンボリクリスエスとの最後の戦いが幕を開けます。

馬番馬名馬齢騎手予想
1 (父)ツルマルボーイ牡5横山典弘
2 (市)ゼンノロブロイ牡3柴田善臣 
3 リンカーン牡3武豊 
4 ダービーレグノ牡5蛯名正義 
5 (父)(市)ウインブレイズ牡6木幡初広 
6 (外)タップダンスシチー牡6佐藤哲三
7 (父)チャクラ牡3後藤浩輝 
8 (父)ザッツザプレンティ牡3安藤勝己
9 (父)ファストタテヤマ牡4安田康彦×
10 アクティブバイオ牡6武幸四郎 
11 (外)アグネスデジタル牡6四位洋文
12 (外)シンボリクリスエス牡4O.ペリエ 

中山2,000mと中山2,200mは距離以上の距離適正が求められますが、中山2,500mでは逆にマイラーが来たりする、「ごまかし」の効くコース。今回出走の全ての馬にチャンスがあります。自由な発想で選んでかまわないのではないかと思います。3連複はまず荒れるでしょう。

そして、今年の大一番、復活劇の予感がします。それも考慮して―――

◎:ザッツザプレンティ。中山競馬場での成績の悪さ。最初はここでは×評価くらいにしようと考えていました。でも、調教でのあまりの充実っぷり。そして、春に中山で走った頃にはアンカツがこの馬の特性を分かっていなかったはずです。その勢いに賭けて、堂々の◎を打ちたいと思います。馬券で世話になった礼もこめて。次はやっぱり人気路線で…

○:タップダンスシチー。今の彼にレースで勝てる馬などもう存在しないかもしれません。この馬を潰そうとするならば逆に潰されかもしれません。それでも、今回は間違いなく過剰なマークを受けます。あえて○評価にしました。そして…

▲:ツルマルボーイ。中山競馬場とは相性が悪いようにも思えますが、今回はほとんどマークがタップダンスシチーに集中します。そこで、追い込み勢に出番があるかもしれません。追い込みで一番の実績馬はこのツルマルボーイ。宝塚だって2着に来てるんです。次は…

△:アグネスデジタル。マイラーだって来れるコース。最後の闘志がこの舞台で目覚めることを願って、印を打ちます。復活劇はこの馬にこそふさわしいものです。

×:ファストタテヤマ。最後の夢はツルマルボーイと同じ、ダンスインザダーク産駒。配当はオイシイですよ。今回の予想とは別に、この馬の夢馬券も購入する予定です。




今回、決定直前までかなり予想をいじくりました。しかし、シンボリクリスエスだけは週の初めには無印を決意。今回は来ません。展開がどうのでなく、2年前のテイエムオペラオーと同じく、引導を渡される舞台となる予感がします。5着くらいでしょう。

馬連予想は次の5点。2003年を的中で締めくくりたいです!

使用ポイント:900000pts・残りポイント:-1028200pts
1-8200000pts
6-8300000pts
8-9150000pts
8-11150000pts
1-6100000pts

あなたの、そして私の夢が走ります。第48回有馬記念。12月28日中山競馬場第9レース。2003年の全ての総決算。どの馬の台頭があってもおかしくありません。2003年のラスト・サプライズを今は心待ちにすることにしましょう。



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