夢があるから、走り続けられる。

-競馬GI予想2004・第5回ジャパンカップダート(11/28 東京 ダート 2,100m)-

予想 結果

マイルチャンピオンシップで力尽きたKoga。目覚めた場所は―――

*「おお、Kogaよ。力尽きるとは情けない。仕方がない。もう一度機会を与えよう。」

あ、あれ?これどういうこと?俺、現世に戻ってきたのか?やった!これで再び競馬予想にチャレンジできるぞ!さて財布の中身は…あれ?半分に減っている!

*「お前の所持金の半分は我への寄付金として受け取った。」

誰だよお前は…まさか、玄澄?

玄澄(げんちょう)「その通り。久々に香港から来日したらお前が力尽きていたので、所持金の半額と引き換えに生き返らせてやったまでだ。」

何だと?玄澄よ、今回はやさしいんだな。

玄澄(げんちょう)「誰が優しいだと?目的はただ一つ。生ぬるい罰ゲームで勝手に力尽きたお前をさらに高度な罰ゲームをプレゼントしようという魂胆だ。ひれ伏せ、このクズめ。」

…ちっ。今回こそは見てろよ。先週はひどい予想をしたから今週は流れがやってくるはずだ。

玄澄(げんちょう)「何という楽観的思考だ。そんなことがあるわけない。どうせお前は次のレースも外すんだ。ということでもう罰ゲーム始めてしまおう。」

ま、待てよ!いくらなんでも!

玄澄(げんちょう)は仲間を呼んだ!ダンスインザムードAが現れた!ダンスインザムードBが現れた!…ダンスインザムードZが現れた!

や、やめろー!ソイツは苦手なんだ!あれと、シンボリクリスエスと同じなんだ!切ったら来る!狙ったら来ない!GIレースで5連続裏切られているんだ!消せ!今すぐそいつらを消せー!

玄澄(げんちょう)「ククク、シンボリクリスエスが引退して、貴様の新たな天敵を探していたら、すぐに見つかりやがった。そしてこいつらは俺のスカウトした『チーム・ダンスインザムード・クローンズ』だ。味わうがいい、ダンスインザムード地獄を!そして外せ!外せ!外せ!外すのだ!」

ダンスインザムードAは不思議な踊りを踊った!KogaのMPが100奪われた!

ダンスインザムードBは誘う踊りを踊った!Kogaはつられて踊ってしまった!

ダンスインザムードCはマッスルダンスを踊った!Kogaは200のダメージを受けた!

ダンスインザムードDはメダパニダンスを踊った!Kogaは頭が混乱した!

玄澄(げんちょう)「頭が混乱したところで、予想タイムだ、Kogaよ。」

無茶だーぴょーん!

馬番馬名馬齢騎手予想
1 [地]ナイキアディライト牡4石崎隆之
2 クーリンガー牡5和田竜二
3 スナークレイアース牡9小野次郎 
4 (外)ジンクライシス牡3蛯名正義×
5 (市)ユートピア牡4M.デムーロ
6 (外)イーグルカフェ牡7田中勝春 
7 [外]オミクロン牡3A.スボリッチ 
8 (父)シロキタゴッドラン牡5柴田善臣 
9 (市)ハードクリスタル牡4岡部幸雄 
10 アドマイヤドン牡5安藤勝己
11 [外]トータルインパクト牡6M.スミス 
12 [外]ヴォルテクスせん5K.ファロン 
13 (市)トップオブワールド牡3四位洋文 
14 タイムパラドックス牡6武豊 
15 ホーマンベルウィン牡7O.ペリエ 
16 ローエングリン牡5横山典弘 

過去4年、3着までが全て1〜9の「1桁馬番」で決まっているレースです。馬番が10以上の馬は人気馬でも沈んでいる傾向にありますが…。その10番に今年はアドマイヤドンが入りました。この馬よりも外枠の馬は軽視したいと思います。

◎:アドマイヤドン。馬柱を見渡してみましたが、やっぱりこの馬が中心になります。今年のレースでの勝ち方を見ている限り、競馬を分かってきて、とにかく先頭でゴールすれば良い、と考えているのかもしれません。このアドマイヤドンが敗れるパターンとしては、やっぱり内枠で前に行く馬を捉えきれない!という場面が一番想像できます。○:ナイキアディライト。実は東京ダートを走ったことのない馬ですが、過去のダート実績から狙いたいと思います。帝王賞ではアドマイヤドンの2着であわやという場面を作りましたし、ある程度後ろを離して逃げる形になればあるいは…。▲:ユートピア。マイラー寄りの実績は気になりますが、そこはデムーロの腕でカバーしてもらいましょう。揉まれる形になる前に先行する形に入れるかどうかが鍵になります。△:クーリンガー。今回、前哨戦であるはずの武蔵野Sから上位馬がここに来ていません。この馬は武蔵野S6着で、今回のメンバーではひそかに最先着なんですよね…。それは置いといて、タフな競馬ができて、かつ距離実績のあるこの馬を穴で抑えます。×:ジンクライシス。これまでほとんどが1着と2着。3歳なら斤量も有利。未来のホープかもしれません。大穴で抑えます。

馬連予想は次の6点でいきます。

使用ポイント:260000pts・残りポイント:-465000pts
1-10100000pts
2-1030000pts
4-1030000pts
5-1050000pts
1-220000pts
1-530000pts

ということでプゲラッチョー!

玄澄(げんちょう)「いい感じで混乱しているなKogaめ。俺の予想はもちろん、10 アドマイヤドンの単勝1点、それだけじゃおもしろくないから、10 アドマイヤドン と 8 シロキタゴッドラン のワイドも狙ってやろう。それじゃ、とどめだ。」

ダンスインザムードZは死の踊りを踊った!Kogaは全滅した!

…オイ…ぐふっ。

玄澄(げんちょう)「そこでザオリクだ。」

Kogaは復活した!

玄澄(げんちょう)「ははは、こいつぁいい!何度でも貴様をやれる。これを外したらもう一度やってやるぜ!」

や…やめてくれ…。

玄澄(げんちょう)「それはそうと、これで終わりでは無いだろう?次行くぞ、次!ジャパンカップの予想でもう一度叩き潰してやる!



日本の現役最強ダート馬・アドマイヤドンの3度目の正直なるか?中央、地方でGI7勝を誇るアドマイヤドンもこの「ジャパンカップダート」では勝ったことがありません。一昨年は古馬の壁に阻まれての3着。そして昨年は日本馬をちぎり捨てながら、伏兵フリートストリートダンサーに4cm差で涙を呑んだ2着。今年こそ1着―――そして、前代未聞のGIレース8勝を達成することができるのでしょうか?それとも、新たなヒーローが出現するのでしょうか?

ジャパンカップダートは11月28日、14時45分、東京10Rです!


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首領の落日―――

-競馬GI予想2004・第5回ジャパンカップダート結果・はずれ-


着順馬番馬名Kogaマーク予想
114タイムパラドックス 
210アドマイヤドン
34ジンクライシス×

正解:馬連 10-14 6.4倍
1-10100000pts→0pts
2-1030000pts→0pts
4-1030000pts→0pts
5-1050000pts→0pts
1-220000pts→0pts
1-530000pts→0pts
残り:-465,000pts

日本競馬史上初となる、GI同日開催。一発目はジャパンカップダート。やはり、アドマイヤドンに注目が集まりましたが―――

ナイキアディライトが先頭に立つと思いきや、その前に立ったのがローエングリン。ダートでも逃げを譲らない構え。その後ろにシロキタゴッドラン、そして外国馬の注目株トータルインパクトが並び、ナイキアディライトはその後ろ。フォームを崩された時点でこの馬の今回のレースは終了していました。アドマイヤドンはその少し後ろあたり、人気どころが割と前目に位置して、ハイペース気味なレース展開。そして運命の4コーナー…アドマイヤドンの手ごたえが案外。ローエングリンが沈み、その代わりにトータルインパクトジンクライシスが前に立ちます。内からタイムパラドックス。このビクトリーロードを通った馬は内枠の馬ではなく、外から内にもぐりこんだタイムパラドックス。さすがは武豊の手腕。外からは懸命にアドマイヤドン。長い直線で少しずつ前に追いつき、トータルインパクトジンクライシスを捉えたものの、内を突き抜けたタイムパラドックスの手ごたえには到底及びません。今年も2着でのフィニッシュ。しかし、昨年と違うのは、アドマイヤドンの競走馬としてのピークはもう過ぎた―――そう思わせるような敗北でした。

先頭でゴールしたタイムパラドックスは実はアドマイヤドンの僚馬。強い勝ち方で、嬉しいGI勝利となりました。3着のジンクライシスは今回は枠ではなく、力で3着に残った印象。これから順調に成長していけばダートで主役となるだけの力を秘めていると思います。今回の外国馬の目玉・トータルインパクトは4着でしたが、おそらくは合わない日本のダート。先行馬にも厳しい展開でここまで来たのは、やはり実力でしょう。見せ場は十分にありました。

正直嫌な予感はしていました。それでもアドマイヤドンが負けるとすれば、内を走れる、それも先行する馬たちくらいしか考えていませんでした。2桁馬番の馬が来ていない…いや、来ていなかったレースですね。ナイキアディライトも先頭に立てませんでしたし…展開読みが甘かったですね。

内が伸びるのは知っていましたが、内枠の馬ではなく、武豊に突かれては…


玄澄(げんちょう)「ギヒヒヒ。さすがは期待通りの男。タイムパラドックスを無印にするとは。ばっかじゃねーの?」

まさか、あそこで内にもぐりこまれるとは思わなかったんだよ!大体お前だって…!

玄澄(げんちょう)「誰のせいだと思っている。Kogaよ。お前がアドマイヤドンを本命にするから2着に沈んだんだろうが!反省しろ!あー、何となくテンションが上がってきた。

――玄澄(げんちょう)のテンションが5上がった!――

ま、待ってくれ!

玄澄(げんちょう)「くそ…このリバースゴッドに指名さえされなければアドマイヤドンの悲願達成で終了だったんだよ!うおおおお!」

――玄澄(げんちょう)のテンションが20上がった!――

ね、ねえ?この展開、やばくない?

玄澄(げんちょう)「もうやってらんねえよ!くらえ!

――会心の一撃!Kogaは256のダメージを受けた!Kogaを倒した!――

ちくしょ…あそこで…武豊…内…ぐふっ。




玄澄(げんちょう)「ザオリクぅ。」

あ…またここは教会…?

玄澄(げんちょう)「そうだ、こんなところでくたばってもらっちゃ困るぜ。さて、次はジャパンカップの結果だな。」

う…うああああ…も、もう見たくない!

― ジャパンカップ・結果へ続く ―



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