第百十一段〜第百二十段

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第百十一段 「ここでCMです」

いつの頃からか、テレビ番組でCMに入るタイミングがえげつなくなった。とにかく、いい場面で、ここからというところでCMに入ってしまう。この理由はもちろん、視聴率を長く取るためである。どんな番組でもそう。いいところでCMに入られると先が気になってCMが終わるまで見てしまう。

そして、CMが終わり、その先を見るのだが、これが意外と拍子抜けの結果だったりするのだ。クイズ番組とかだと特にそう。散々引っ張っておいて、「不正解。残念でした。賞金はもらえません〜」ときたものだ。ここであまりの番組の出来の悪さに失望したならばリモコンに手が伸びるのだが、中途半端に満足が行かない場合、その番組に満足を求めてついついその先を見てしまう。そして、またいいところでCMに入る。気がつけば番組終了まで見ていた、ということが僕はよくある。

最近はもっと手の込んだ引っ張り方も出てきた。いいところで番組を切って「来週に続く」というパターンである。ドラマとかなら別に普通だと思う。しかし、それ以外の、何かの特別番組でそんなことやられると憤りを感じる。具体例を挙げると、マジックショーのタネ明かしの番組で、ある大マジックが披露された。そして、さんざんCMをはさみこんで、タネの答えは2週間後!といわれると…どんなに興味あることでも見ない。ていうか見るのを忘れる。

もっとも、「クイズ$●リオネア」に限っては引っ張るのがネタとして容認されていてなおかつ面白いので例外ですが(笑)。


第百十二段 「クレーンゲーム」

今でもゲームセンターで見かける、クレーンゲーム。ガラスケースの中にいっぱいぬいぐるみとかが入っていて、クレーンをうまく操作してうまくぬいぐるみを取る、あのゲームである。セガの「UFOキャッチャー」とかが特に有名である。

この「クレーンゲーム」は1990年〜1992年ぐらいに全盛期の時代があった。どこのゲームセンターに行っても何らかのクレーンゲームが置いてあり、いろんな種類のぬいぐるみがケースの中にごったがえしていた。僕もこのクレーンゲームに夢中で、ぬいぐるみを取ろうと躍起になっていたものだ。まず、取りやすそうなぬいぐるみを見定める。そして、おもむろにコインを入れ、手馴れた手つきでクレーンを横方向→縦方向へと操作し…

「うわっ!どこに降りてるねん、このクレーン!」

と、あさっての場所に降りたクレーン。クレーンは「つかむ」動作をするも、その場所にぬいぐるみはない。言い方を変えれば「失敗」である。で、このクレーンは結構曲者。「やる気あんのか!」と怒りたくなるほど、力が弱い。たとえクレーンを降ろす座標がぴったりでも、やる気無さ全開の握力によって、ぬいぐるみを取ることができないことがしばしばあった。ぬいぐるみを取るには、「へこんでいる」部分にうまくクレーンの手を引っ掛けなければならないのである。ある程度慣れてくると、座標で失敗することはほとんどなく、クレーンの握力だけが唯一の大きな障害になった。

昔はこのクレーンゲームの景品は個性的なぬいぐるみがほとんどであった。しかし、最近は景品にも不況の波が押し寄せ、クレーンの力では到底取ることの出来ないようなでかいぬいぐるみが数個だけとか、どう見てもクレーンが引っかかる場所のない四角い箱(箱の中にいろいろ入っている)が数個だけとか、ひどいのになると、ケースの中に水が入っていて、ザリガニをクレーンで取るのもあった。このような、仕方なしに穴埋め的に置かれた景品が多くなってしまったのが非常に残念である。どのクレーンゲームにもぬいぐるみが詰まっていた、昔が懐かしい。


第百十三段 「連載シリーズ『ケニー黒土が行く!』第11回」

前回からご無沙汰でしたケニー黒土(くろど)です。前回のあらすじを簡単に。ふと入った喫茶店で、第1回でふられた麗菜(レナ)と再会。久々の出会いにただならぬ運命を感じた俺は…

ケニー:「なあ、麗菜。夜の町に…消えないか?」

麗菜:「…それもいいかもね。でも、ケニー君のおごりで、ね。」

俺はカウンターを立とうとした。そのとき、麗菜と反対側に座っていた男に腕を捕まれた。

:「貴様に麗菜を渡すわけには行かないな。」

麗菜:「あ…あなたは!」

ケニー:「誰だよ。待てよ、その髪型…」

:「この兄・デイアス黒土(くろど)を忘れたとは言わせないぞ。ケニーよ。俺の所有物に手を出すとは…いつからそんなに偉くなったんだ。」

ケニー:「ふん。兄貴には関係無いだろ。」

麗菜:「このデイアスという男、私をずっとストーキ●グしてる、最低の男よ。でも…、まさかケニー君の兄だったなんて…。」

ケニー:「俺は…そんなことしねえよっ!」

麗菜:「…もう誰も信じられない!」

ケニー:「待ってくれ!麗菜ス●ーキングだと。兄貴め。彼女に何てことを。」

デイアス:「お前のものは俺のもの。俺のものは俺のもの。お前はマミーから教わった教訓を忘れたわけではないな。お前は嫌っていたようだが、俺にとっては最高のマミーだった。1年前…どうして捕まってしまったんだ…。ん、ケニー。何だその顔は。」

ケニー:「あいつは金に目がくらんで裏工作してたからな。俺がチクってやったんだよ。あの金食い虫の母親もさすがに塀から出て来れまい。」

デイアス:「…貴様!勝負だ。どちらが麗菜の彼氏になれるか。そして、俺の偉大さを思い知らせてやる!」

ケニー:「唐突だが、俺も彼女を持つのが望みだしな…。受けて立つぜ。」

このままでは両方分が悪いのではというツッコミは置いといて後の段に続く。


第百十四段 「料理オンチ」

僕がどうしても苦手なもの、その一つに料理がある。苦手というよりは料理にチャレンジしようとしたことが少なく、全く「慣れて」いないのである。

どれだけ苦手かというと、ゆで卵を作って失敗するぐらい。重症である。ゆで卵に失敗したときは、沸騰したお湯にいきなり卵を放り込んでしまった。で、卵が急激な温度に耐え切れず、殻が割れてしまった。さすがに今はそこまでの失敗はしないが、一度これを失敗しただけでもどうかと思う。

料理において致命的なのが、包丁を使うのが苦手だということ。昔、リンゴの皮をむこうとして、一時間ほど消費したことがある。苦手な理由は、包丁の鋭い「刃」に恐怖心を持っていて、包丁に力をこめることができない。下手に力を入れると、思わぬ方向に切りつけてしまいそうで。もし、あれだけ鋭い刃で手を切ってしまえば、想像しただけでも恐ろしいことになる。包丁ではないが、中学の美術の授業でカッターナイフを使って木材を削っていたときに、左手の人差し指を負傷してかなりの血を出したこともある。その経験があるばかりに余計恐ろしい。

高校時代は山岳部に在籍していて、(大抵は泊まりになるから)料理の機会はたくさんあったはずなのに、料理の経験がほとんどないということでほとんど裏方に回っていた。というよりは仕事をしていなかった。本当にすいませんでした…。

結局、今自分にできる「料理」は、インスタントラーメン。炊飯(炊飯器限定)。以上です。包丁を使わないものなら何とかなるかもしれないけど、包丁は…どうしてもダメです。握るのも怖いです。


第百十五段 「本名検索」

気まぐれにgoogleで検索窓に自分の本名を入れてみました。すると…約140件がヒット。自分自身に関連するページもあったけれど、全国に自分と同姓同名の人間がかなり存在していました。

大学関係では結構多くの人が。分散ソフトウェアの研究をやっている大学院生。別の大学院で、商業関係の研究をやっている助教授。すでに卒業している、情報分野専攻の大学生。

他には、選手プロフィールというのがあったから、何かと思ってみてみれば、競輪選手に自分の名前が!ある競輪レースの成績表を見てみれば…最下位。他の成績表もヒットしていたので見てみるとこちらは3着でした。そこそこの選手にようです。競輪、いいかも。

某ラグビーチームの部員にもいた。プロフィールに顔写真まであった。有名チームのようで、スポニチにも名前が掲載されていた。

一方ではフォトコンテストで銀賞を取っていたりも。海をテーマにした写真で、すごくセンスを感じました。

あるページでは「HIGH SCHOOL HERO CONTEST」なるものにノミネートされていた。って何なんだこれは…(o.o)。プロフィール、顔写真も。ホストに向いていそうな顔。もう完全に自分の負け。プロフィールには、適当な性格だと書いてあったので、そのあたりは自分と似ているかもしれない。ていうかこれ、1999年のコンテストだ。古い話だ。

某男子選手権。何の選手権かさっぱりだが、184人中80位でタイムが33秒48。いや、33分48秒かも(笑)

またまた変なのを見つけてしまった…。謎の女の子とのツーショット写真。静岡の人みたいです。うらやましい話(笑)

同じ人を指しているページも多かったけど、バラエティに富んだ人がいました。結論:自分と同姓同名の人、多い。


第百十六段 「天気予報」

それでは、今日の天気予報です。

大阪府・晴れ時々曇り

兵庫県北部・晴れ時々曇り

兵庫県南部・晴れ時々曇りでしょう。

京都府北部・晴れ時々曇り

京都府南部・晴れ時々曇りでしょう。

滋賀県北部・晴れ時々曇り

滋賀県南部・晴れ時々曇り

奈良県北部・晴れ時々曇り

奈良県南部・晴れ時々曇りでしょう。

和歌山県北部・晴れ時々曇り

和歌山県南部・晴れ時々曇り

三重県・晴れ時々曇り

香川県・晴れ時々曇り

徳島県・晴れ時々曇りでしょう。

以上のように、テレビの天気予報で「全部の地域が同じ天気だった!」ってこと、結構よくある気がします。そのたびに妙なむなしさを感じます。変化しているのは県名と「でしょう」の言葉だけ。時々出てくる「でしょう」の言葉に、なんとなく健気な感じを受けます。

(注)Kogaの居住している地域の都合により、近畿地方の天気予報をサンプルとして使用しました。


第百十七段 「怪盗一面相」

警部:「部下たちよ。諸君に集まってもらったのは他でもない。今夜、怪盗一面相がここ市立美術館に展示されている名画「雄たけび」を盗みに来るという予告が入った。あの伝説の画家・ミンク作の貴重な1枚だ。是非守り抜いてもらいたい。」

部下1:「了解しました。さて、名画というのはこれですか。フムフム…」

警部:「おい、手を触れるなよ。って、貴様、どさくさに紛れてなにをしている!」

部下1:「あらら。ばれましたか。いや、怪盗一面相がこの絵盗んできたら100万円くれるとかいうことでちょっと手伝いをね、ははっ。」

警部:「貴様、クビ!」

部下1は立ち去った。

警部:「…全く、警官としての自覚はないのか、あいつは。おい、他は大丈夫だろうな。」

部下2:「そんな。僕は金で買収されるわけはないですよ。ただし、物で買収されましたけどね。Pentium4搭載のパソコンが貰えるんですよ。僕の野望のために死んでください、警部。たあっ!」

警部:「こいつもか!とりゃーっ!」

部下2:「ふごっ!」

警部のみぞおちへの一撃により、部下2は気絶した!

警部:「くそ、どいつもこいつもクソばかりか。おまえ等、絶対絵は守り抜くぞ…」

残りの部下たちは何やら相談している。

「…こりゃ、手ごわいな。」

「…しゃあないか。」

「…物量作戦だ。」

残りの部下全部:「警部、覚悟!とりゃーっ!」

警部:「お前らーっ!(ToT)」

警部は部下たちに囲まれたが、格闘技に精通している警部は的確な攻撃で一人ずつ攻撃し、残りの部下全部を倒した。


警部:「…何てことだ。情けない奴らばかりだ。こんなことではこの怪盗一面相の部下はつとまらん。さて、絵だけ盗んで、さっさとアジトに帰るか。ていうか、予告してないとはいえ警備が誰もいないとは油断のしすぎだな。盗むのが楽すぎるよ。ワハハハハッ。」


第百十八段 「How is my voice?」

「そういや、自分の『声』って、どのような感じなのだろう?」

僕が時々疑問に思うことである。他人の「声」というのは結構耳に残っているのに、何故か自分の「声」に対する印象が薄いのである。

人によって「声」は千差万別であり、割と個性があるものだと僕は思う。自分の「声」にもそんな個性があるのだろうと思うけれど、自分の「声」の個性がどういうものなのか把握できない。他人の「声」は非常に印象に残り、モノによってはそれだけで「誰」なのかを判別できたりすることもあるのに…。

自分の声を他人が聞けばどのように聞こえるのかを試してみる。というわけで、自分の声を録音したものを聞いてみた。それでも自分の声はいまいち印象がつかみづらかった。むしろ、普段と違う聞き方をしたから、聞こえるのが自分の声ではないような感覚に陥った。そして、ちょっと照れくさかったり(笑)。


普段はあまり気にしない自分の「声」。しかし、何かのひょうしに気にかけてしまうと、ちょっと悩んでしまう…。


第百十九段 「連載シリーズ『ケニー黒土が行く!』第12回」

今回は久々に短期間のインターバルでした。ケニー黒土(くろど)です。前回のあらすじ。麗菜(レナ)との再会もつかの間、俺の兄のデイアス黒土(くろど)が登場。そのあと色々あって、どちらが麗菜の彼氏になれるか俺とデイアスで勝負することになった。詳しくは前回を参照。

ケニー:「兄貴よ。元々麗菜に嫌われてたのはあんただ。勝負するまでもないと思うが。」

デイアス:「何も分かってないようだな、ケニーよ。今までの俺がどうだったか忘れたか。どんな手段を使ってでも俺は自分が目をかけた女はすべて『モノ』にしてきた。もちろん、麗菜を手に入れるのに手段は選ばないさ。」

ケニー:「喋りすぎだぜ兄貴。そっちが手段を選ばないと分かったならばこっちはそれを阻止するまでだ。あんたに麗菜は渡さない。」

デイアス:「俺がこういうことをベラベラと喋るということは、俺に絶対的な自信があるからさ。もう遅いのだ。さあ、来たれ我が部下たちよ。」

ケニー:「ま…まさか!」

二人の男がデイアスの後ろから現れた。

部下1:「俺は味蛙(ミカエル)。」

部下2:「そして私は瑠氏増江流(ルシフェル)。」

ケニー:「何か、暴走族の名前みたいだな…。あっ!」

瑠氏増江流:「わははは。この麗菜という小娘はすでに我らのもの。ちゃんと連れてきました。」

ケニー:「麗菜!くそ、気絶している…。」

デイアス:「ふはは。ここを出て行った麗菜瑠氏増江流に待ち伏せさせておいたのさ。さあ、麗菜は私が連れて行こう。おまえたちはこの愚弟を足止めしておいてくれ。」

味蛙・瑠氏増江流:「イエッサー!」

ケニー:「待てーっ!」

味蛙・瑠氏増江流:「おっと、貴様の相手は俺たちだ。覚悟してもらおうか。」

また余計な登場人物を出してしまったことを後悔しつつ、後の段に続く。


第百二十段 「DJ.Ken's Hottime act.7」

「coldなwinterもEnjoy play!DJ.Ken's Hottime第7回です。前々回前回と不本意なbloadcastが続きましたが、todayは私onlyでお送りします。

Englishが多いと気づいたそこのyou、中々senceが鋭いですね。そう、私TOEICの試験に挑戦したのですよ。そう、あれです。略さずに言うとTest of English for International Communication。英語を母国語としないpeopleのための英語能力テスト。ウンチクはこれぐらいにして、お便りを読んでいきましょう。まず最初のお便りはエアメールですね。ペンネーム『どちらかと言えば保田派』さんです。気が合いそうです。何のことかは皆さんの想像にお任せします。

『DJ.Kenさんhello!僕は今アメリカにいます。留学して1ヶ月になりますが、最初は苦労していた英語中心の生活にも慣れてきました。ホームステイ先の家族たちもみんないい人たちで…あ、あなたは!そ、それは拳銃!ぐわわーっ!』

な…アメリカ留学の話かと思えば何なんだ。怖いな、このエアメール捨てちゃえ。はい次。ペンネーム『栃東優勝おめでとう』さんからのお便り。

『こんにちは。宇多田ヒカルの『traveling』が頭から離れません。いい曲だと思うっしょ。ねっ。ねっ。』

…どう反応すればいいんだろ。あ、今のは独り言です気にしないでください。文面に何か違和感を感じますが、確かに『traveling』は僕もヘビーローテでかけてます。そうそう、もっと好きなのはテレビで見た『traveling』のプロモーションビデオ。あの、おもちゃの国みたいなにぎやかなのがめちゃgoodなのです。じゃあ、今回はその『traveling』をリクエスト曲としてかけちゃいましょう!

と思ったら忘れてたわ。勝手にかけたら●ASRACに捕まる。仕方ない、今回はDJ.Kenがついにラップで参加!とぅんくプロデュース『けん♂けん♀けん』の『渋谷の町でシブ・ガキ・タイ』をかけましょう。それではsee you next time.

渋谷の町でシブ・ガキ・タイ
作詞:とぅんく(♂)・DJ.Ken 作曲:とぅんく(♂)
今日はどんなファッションで歩こうかなあ(Check it now)
変なおじさんで個性重視だ(Check it now)
虜にしたらとどめはアイーン(Check it now,Check it now)
寿司食い…ねぇ、今夜は寝かさない〜(Che,che,check it now!)
おーおーおー渋谷最高〜!

(注)今回はいつものような原曲のパロディ歌詞とは違うものにしました。原曲の「銀座の町でギン!ギン!ギン!」がどんなか知らないので(笑)


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