第百五十一段〜第百六十段

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第百五十一段 「秘密基地」

小林くん竹内くんは秘密基地を作る場所を探しています。

小林くん:「おーい、竹内くーん。ここ、秘密基地にしようよ。」

竹内くん:「ダメだよ小林君。この土管は狭すぎるよ。」


小林くん:「おーい、竹内くーん。ここ、秘密基地にしようよ。」

竹内くん:「ダメだよ小林君。ここは公園のトイレだよ。すぐ見つかるよ。」


小林くん:「おーい、竹内くーん。ここ、秘密基地にしようよ。」

竹内くん:「ダメだよ小林君。この犬小屋にはドーベルマンが住んでるよ。僕たち食べられちゃうよ。」


小林くん:「おーい、竹内くーん。ここ、秘密基地にしようよ。」

竹内くん:「ダメだよ小林君。この車、昨日からずっと止まってるけど、いつ持ち主が来るか分からないよ。それに僕らがいじって車が走り出したら事故を起こしちゃうよ。」


小林くん:「おーい、竹内くーん。ここ、秘密基地にしようよ。」

竹内くん:「ダメだよ小林君。この家には頑固でうるさいオヤジが住んでるよ!この間も家の前通ったときに『グワシャッ!』て、ちゃぶ台をひっくり返す音が聞こえてきたんだ。あ!

オヤジ:「こりゃあ!家の前で何しゃべっとるかあ!うるさいんじゃあ!」 オヤジは二人に向かってちゃぶ台を投げた!グワシャッ!

小林くん・竹内くん:「うえーん!痛いよう!」


第百五十二段 「単三乾電池」

僕の部屋の隅には使用済みの「単三乾電池」でいっぱいの箱があります。いや、正確に言えば「使用済みか使用前かすら分からない」単三乾電池の巣窟なのです。

どうして「使用済みか使用前かすら分からない」状況が出来てしまったのか。僕は、単三乾電池を使用する電化製品はデジタルカメラ、ウォークマン、ゲームボーイカラーなどを使っているのですが、電池を「抜く」タイミングがそれぞれ異なるのです。デジタルカメラの場合は大抵は電池を「使い切る」ことができます。ウォークマンの場合はそれ自身に搭載されている「電池残量パラメータ」が曖昧なので、抜く電池によって残量に多少のバラツキが出てきます。ゲームボーイカラーは実は一番の問題で、電池を使用するのは旅行などに行ったときに屋外で使う場合のみ。しかも家に帰ると電池残量に関わらず電池を取り出し、放り出し、忘れた頃に電池の山に混ぜてしまう。ええ、最悪です。

こうして出来た「電池の束」を片付けようと、年に何回か「電池残量メータ」を使って残量を調べて、残り少ないものを捨てたりします。でも、長期間放置した電池は中途半端に電圧が回復し、多少使った電池でも最大までパラメータが上がったりするので、結局、電池の残量を見誤ってしまい、手元に置いてしまう。だからと言って、ほぼ新品状態の電池もあるはずなので、一掃するのも忍びない…。

そこで、それを打開する策を考えました。僕にとって最も使用頻度の高い、かつ単三乾電池一つで動く「ウォークマン」で電池を使いまくる。そうすれば電池の束を確実に消費できる!残量の少ない電池で長期間放置したものだと、割と短時間で無くなる!…別に策というほどのものでもない。気長な策です。現在、一応実行中。あと○○本…。


第百五十三段 「食わず嫌い」

僕は梅干しが非常に苦手です。僕が「すっぱい」味が苦手なのもありますが、梅干しの「すっぱさ」には耐え難いです。そして、僕は納豆も非常に苦手です。見かけもさることながら、あのニオイを嗅いだだけで非常に不快な気分になります。

この二つの食べ物、結局は僕が苦手なものなのですが、大きな違いが一つあります。梅干しは「実際に食べてみて味が合わなかった」ということ。そして、納豆は「食べたこともない」ということ。つまり納豆は、「食わず嫌い」なわけです。

見かけとニオイだけで毛嫌いしている納豆ですが、実際に食べると案外おいしいのでは…と思うことが時々あります。何故なら、自分以外の家族はみんな「納豆が好き」だということ。一度食べてみようかな…と思ったりもします。

そういえば、外のレストラン、定食屋では納豆はまず出てこない。いや、大嘘だ。吉野家では「納豆定食」が安値で食べられるではないか!さあ、レッツチャレンジだ!

もし、食べたあかつきにはまた報告します(笑)。


第百五十四段 「ミルクセーキ」

ミルクセーキは僕が小さな頃からすごく好きな飲み物です。ちなみにここでは某メーカーPのミルクセーキを指します。クリーム色のスチール缶に入っているやつです。絶妙な甘ったるい味がすごく好きです。昔は家の近所の自動販売機で買うことができたので、毎日のように飲んでいた時期もありました。

僕の身近にある自動販売機では買うことが出来ないのですが、意外な場所にあることもしばしば。旅先などで某メーカーPの自動販売機を見つけた時には必ず目を光らせてチェックしています。自分は関西に住んでいるというのに、東京・秋葉原の自動販売機の中にミルクセーキ売ってるものがあったなとか覚えています。あと、山陽・中国自動車道のサービスエリアの自動販売機でも売っていた。ものすごい執着心だと我ながら思います。どうやら中国地方では売っている割合が多いようです(ああ、またもや裏情報…)。

しかし、何年か前にこのミルクセーキはペットボトルで販売されたことがあります。このときには近所のコンビニにも並んでいて探さなくても容易にミルクセーキにありつけたのですが、飛びついたのは最初だけ。毎日のように飲むことはありませんでした。結局、しばらくしたらペットボトルのミルクセーキはコンビニから姿を消し、僕は「もっと飲んでおくべきたった」と後悔しましたが。

「手軽には手に入らない」からこそ「おいしい」のだろうか。本当に好きなんだけどなあ…ミルクセーキ。


第百五十五段 「3分クッキング」

「今から『3分クッキング』を始めます。本日の課題は「豚汁」!材料は用意してあります。3分間で仕上げてください!」

は…はい。まずは材料を切り分けてと。まずは豚肉を。トントントン…。俺、太ってるからよく友達から「共食い」だって言われるんだよなあ。

次は大根と。これは細かく切った方が断然いい。入念に。あ、残り時間が2分だ。もう材料切ってるヒマは無いから鍋の用意。ゴマ油を入れて…豚肉を入れて…熱する!あーもう時間が無い!豚肉煮足りないけど残りの食材全部入れちゃえ!

あと1分!もういいや、味噌も入れちゃえ!ネギもそのまま入れちゃえ!あ、水を忘れてた!

「時間終了!」

…すんません。料理になりませんでした。ニンジンもゴボウもコンニャクも切ることが出来ずにそのまま入れちゃいました。2分しか炒めてないので具も固いです。ていうか水入れ忘れているんでその段階で「豚汁」じゃないです。

「やはり3分で料理を作るのは無理か。」

ええ、無理です。


第百五十六段 「連載シリーズ『ケニー黒土が行く!』第15回」

みんな準備はOK牧場?ケニー黒土(くろど)です。兄貴・デイアス黒土(くろど)に連れ去られた麗菜(レナ)を救おうとしているのだけど、場所が分からないというピンチ。(前回はこちら。)

「〜ポッピパラッピ〜ピポパッパ〜ドドゥ〜♪」

ケニー:「な、何だよ。携帯が鳴ってる。まさか…?」

デイアス:「俺の居場所が分からず苦戦しているようだな弟よ。まあ、このままでは俺の不戦勝みたいな感じで嫌だからな。ヒントをやろう。ちょっと古臭いが、上は洪水、下は大火事。な〜んだ?

ケニー:「ナゾナゾかよ!あ、切れた。くそっ…待てよ、確かここの近くの『ホテル・フェルブール』は確か、古風な風呂で有名だった気がする!…急がないと!」


一方、その頃―――

デイアス:「さて、これではこのホテル・エリクール隣の『ホテル・フェルブール』にたどり着くというわけだ。」

麗菜:「卑怯よ!」

デイアス:「何とでも言うがいい。最後の望みも絶たれた今、俺とお前の間の障害は無くなった。さあおいで、かわいい子羊ちゃん!」

麗菜:「イヤーッ!助けて誰かーっ!」

ケニー:「呼んだか?」

麗菜:「あ、助けに来てくれたのね!」

デイアス:「な…何だと?どうしてここが分かった?」

ケニー:「人をはめようとするときにはいつも自分がいる場所の隣を選ぶ。昔からのクセだろ。」

デイアス:「じゃ、この部屋…805号室はどうして分かった?

ケニー:「兄貴の誕生日が8月5日だからな。どうせ銀行口座の暗証番号も0805なんだろ。さあ、観念してもらおうか。」

デイアス:「これで俺を追い詰めたと思うなよ。クククク…。」

デイアスの不敵な笑みは何を示すのか?次回に続く


第百五十七段 「コガー・ポッターと賢者の石 第1幕」

やあ、僕はコガー・ポッターポグワーツ魔法学校に通う魔法使いの卵の1年生。いろいろあってドン・ウィズリーオーマイハニーという二人の友達が出来たんだけど、そのエピソードを話すと長くなるのでカット。前置き長々と話すのも面倒だし。

ドン・ウィズリー:「大変だよコガー・ポッターポグワーツ魔法学校の宝・賢者の石を盗もうとしているヤツがいるらしいよ!」

…あっ、そう。好きにさせとければいいじゃんか。

オーマイハニー:「ちょっとコガー!危機感が足りないわよ!賢者の石を手にしたものは世界を手中におさめる力を手に入れられるのよ。これは一大事なのよ!い・ち・だ・い…」

…いや、騒ぐほどのものでもないだろ。万一誰かが賢者の石を手に入れたらブッ倒せばいいだけじゃん。お前達も僕の魔法の凄さは知ってるだろ。楽勝だって。

ドン・ウィズリー:「そうもいかないよ!賢者の石を取られる前に食い止めないと、取り返す前に世界を征服されちゃうよ!コガー・ポッター!協力してよ〜!」

オーマイハニー:「それにしてもコガーの適当さには呆れるわね。クラス分けのときに組み分け帽子がこんなヤツを『勇気ある者のための寮』ゴリフィンドールに振り分けた理由が未だに分からないわ。」

ドン・ウィズリー:「勇気あるというか…図太いというか…適当というか…」

…何か言ったか?まあいいや。

ドン・ウィズリー:「い、いや…。なあ、オーマイハニー。…うーん、やっぱ『狡猾な者のための寮』セリザリンにでも入れたほうが…

オーマイハニー:「それは間違ってるわドン。少なくともコガーには『狡猾さ』が無いもの。それにしても、コガーは優秀な魔法使いの子供らしいけど、本当かなあ…

…聞こえてるぞ。

オーマイハニー:「あ…何でもない…アハハ…」

…ペトリフィカス・トタルス!石になれ!

オーマイハニー:「きゃーっ!」

ドン・ウィズリー:「うわあ!オーマイハニーが石になった!でも…なあ、コガー・ポッター蛙チョコレートあげるからさあ、賢者の石を盗もうとしている犯人探し、手伝ってくれない?」

…いいよ。

ドン・ウィズリー:「あ、ありがとうコガー・ポッター!それでさあ、あの…言いにくいんだけど…石になったオーマイハニーを元に戻してやってくれないか?」

…めんどくさいなあ。

―――こんな調子で事件を解決できるのか?次段に続く。


第百五十八段 「コガー・ポッターと賢者の石 第2幕」

僕はコガー・ポッター。友達のドン・ウィズリーオーマイハニーに頼まれて、ポグワーツ魔法学校の宝・賢者の石を探すことに。面倒だけど。(前回はこちら)

オーマイハニー:「ねえコガー賢者の石を狙っている人物だけど、この学校のスネップ先生が怪しいと思うのよ。黒魔術の授業の時とかいつもブツブツ独り言言ってるし。」

ドン・ウィズリー:「そうだな。確かにあの先生はすぐに機嫌を損ねるし。」

…それはお前がいつも授業中に寝てるからだろ。まあ、眠い授業だけどな。

オーマイハニー:「そういや、この前の運動会でさ、セリザリンが優勝したでしょ。あれって、スネップ先生が裏で校長を操っていて、セリザリンに有利な判定を繰り返したとかいう噂よ。ほら、スネップ先生はセリザリンに所属する先生だからさ。」

説明が長いよ。

ドン・ウィズリー:「よし、賢者の石が奪われる前にスネップ先生を足止めに行こう!」

…犯人と決まったわけじゃないけど、まあ、いいか。面倒だし。よし、打倒スネップ!職員室はどこ?

オーマイハニー:「この廊下の突きあたりを左に曲がればすぐよ。じゃ、行きましょう。」


ドン・ウィズリー:「失礼しまーす。あれ、マクドナルド先生しかいないんですか?」

マクドナルド先生:「あれ、何の用?」

オーマイハニー:「あの…スネップ先生はどこに行かれたか分かりますか?」

マクドナルド先生:「ああ、スネップ先生なら、「開かずの間」に侵入者がいるとか何とか…あ、このことは生徒達には秘密だってスネップ先生に言われていたのに!」

ドン・ウィズリー:「わざとらしいな…。

オーマイハニー:「別にボケるつもりは無かったと思うけど…まあ、うっかり者ってことで。

マクドナルド先生:「聞こえてます。あなたたち3人全員減点50!寮の点数から合計150点差し引かせてもらいます!

ちょっと!俺は関係ないだろ!

マクドナルド先生:「生意気なコガー君はさらに50点減点!

…天誅。ペトリフィカス・トタルス!

マクドナルド先生:「きゃあ!」

ドン・ウィズリー:「ああ…マクドナルド先生を石にしちゃった。知らないぞ。」

まあ、僕に生意気言うとこうなる。元に戻すの面倒だからもう放っていこう。オーマイハニー、「開かずの間」に行ってさっさとスネップぶちのめそうぜ。

オーマイハニー:「…ええ。(今は逆らうのはやめとこ…。また石にされそうだし。)」

―――手がかりは分かったけど、そう簡単に行くのか?第百六十一段に続く


第百五十九段 「DJ.Ken's Hottime act.11 公開録音SP 前編」

「冬到来、あなたの風邪は喉から?鼻から?え??それならピンクのベン●ブロック。DJ.Ken's Hottime第11回は野外ステージから公開録音でお送りします。う、反応が悪い。つかみに失敗。気温も僕のギャグも寒いけれど、元気ですかー?楽しんでいって下さいね〜!あ、前回の放送はこちらです。

では、まずは会社員『パンダの行水』さんのお便り。『DJ.Kenさんこんにちは。先週、関東に出張ついでにタマちゃんを見に行ってきました。いや、実は出てきてくれなかったんですけどね残念テヘッ(^v^;)。ところで、Kenさんの好きな動物って何ですか?』

ペットということを考えると、柴犬です。犬は基本です。ただし、大型犬はあまり好きではないです。ペット以外なら…いろいろいますけど、馬とか。あ、決して『競馬』とかそういう意味ではなく、牧場とかで草を『はむはむ』って感じで食べている馬がすごく『愛らしく』見えるのですよっ!ねえ。賛同者は…

あ、バラバラっと手が上がっています。ありがとう!と、感動したとこで次、年齢不詳『サクセスストーリー』さんです。あ、向こうのほうで手を振っている人が、ご本人ですか?あ、本人ですね。じゃ、今から読みますよー!

『見る阿呆に読む阿呆。』

エ…これだけ?ねえ、あーっ、笑ってやがる!おーい、そこにいる本人連れて来い!連れてきたヤツには金一封やるから、って連れてくるわけないよね。バカにされたよ(TーT)。次。ペンネーム『アヤピーは結婚します』さん。えーと…

『今この会場に来ているミキロウさん。あなたと別れて1年。アヤピーは結婚します。それに妊娠3ヶ月です。いい加減私に復縁話持ちかけるのはやめて下さい。』

あの…本番組を伝言版代わりに使うのはやめて下さいな。あ、号泣している人が一人います。このお便りに出てきたミキロウさん本人でしょうか。ていうか、このお便りを採用にしたディレクター!どういう魂胆なんですか?え、お前に選択の余地は無い?てめえは俺の選んだお便りを読めばいいだけなのだ?逆らう余地が無いようです。今回は拡大版でまだまだ続きます。次段、後編!それでは、CM!」


第百六十段 「DJ.Ken's Hottime act.11 公開録音SP 後編」

(CM):新展開!史上最大の試練が「DJ.Ken's Hottime」にやってくる!放送ごとに送られてくるお便りが100通を切れば即打ち切りだ!『DJ.Ken's Hottimeに毛が生えたスペシャル!』次回より開・幕!(CM終了)

「えー?聞いてません!いつの間にそんなサバイバルな企画が持ち上がっているんですか?…いや、悪い冗談に決まってます。気にせずに公開録音SP・後編を進めていきます。(前編はこちら)

『昨日があるさ』さんのおたより。『いよいよ冬到来ですね。さて、朝食といえばご飯パンが主流ですが、私はいつもスイカを食べています。いや、今年の夏に大量にスイカもらってしまって…食べきれなくて…。Kenさんは朝食は何を食べることが多いですか?』

いや…朝食がどうかという前に、夏にもらったスイカを冬になっても食べてるってのがヤバいでしょう!スイカの賞味期限ってせいぜい2〜3週間なんですから!ちなみに僕はご飯派です。

次。『カフェ優先主義』さん。あれ?このペンネームよく見る気がするなあ。あ、本人が来ているんですね。ん、中指立てて挑発ですか?えーと、『ジャイアンツ万歳!来年も笑うのはジャイアンツだ!ペタジーニを加えた究極原巨人軍の前にひれ伏すが良い畜生共が!』

そこで中指立ててる男を捕らえろ!

え?みんなどうして賛同してるんだ!どうして歓声が上がっているんだ!もしかして、集まってきてくれているみんなジャイアンツファンなのか?…き、聞くぞ。自分の応援している野球チームは読売ジャイアンツである人〜。

うわ〜っ!みんな手を上げた!

あ…悪夢だ。普通、もう少しばらけてるだろ。おい、オチは無いのか?オチは。え…えーと、時間が無くなってきているのでこれにて後悔録音、もとい公開録音は終了します。それでは…see you next time.あ、曲かけるの忘れ…」


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