第七十一段〜第八十段

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第七十一段 「シングルCDが捨てられない」

僕はモノをあまり「捨てられない」人間である。年に2、3回自分の部屋を片付けることがあるが、そのときでさえも捨てるのは大体は「雑誌」など。「まだ使えるのに、もったいない!」と思ってしまって、モノを捨てるのをためらってしまうのだ。ただ、そのようなモノでも全く捨てることができないわけではなく、たまには捨てることもあるので、モノが増えすぎることはない。

しかし、その中で一つ問題なのがCDである。本当に捨てることができない。アルバムはまだいい。1枚あたりの曲数が多いので「アルバムを聴きながら何か用事をする」といったことが可能である。つまり、ほとんどのアルバムは何かのときに聴くことがあるのである。これがシングルになると、一部の例外を除いて引き出しに入れたまま聴くことも無い。

昔はよくシングルCDを買っていた。そして、買って1ヶ月ぐらいはそのシングルCDを頻繁に聴く。だが、しばらくするとそのシングル曲が収録されたアルバムが出る。すると、アルバムでそのシングル曲が聴けるため、元のシングルCDをCDプレーヤーに入れることが無くなる。こうしてシングルCDは不要になる。そうして、部屋には次々と「不要な」シングルCDが増えていった。そもそも自分はレンタルでCDを借りることの方が多い。シングルを買うぐらいのアーティストの場合、大抵アルバムも買う。そうして、不要なシングルCDは増えていくばかりであった。シングルCDには大抵の場合、アルバム未収録のカップリング曲も収録されていた。しかし、「その曲を聴くためにシングルCDをプレーヤーに入れる」ほどのカップリング曲というのはなかなか無く、「おまけ」みたいな感じで聴くものが多かった気がする。もちろん中にはカップリングの方がいいんじゃないか?と思うようなものもあったが。

今では完全にアルバム派になり、シングル曲はよほど「曲単体」で気に入ったものしか買わなくなった。しかし、昔爆発的に増えた「不要な」シングルCDは未だ引出しの中に眠ったままである。いつか忘れたが、弟にいらなくなったシングルCDを数十枚ほどもらった。こんなん買ってたのかと驚くようなものまであったりした。あ、見事に話が脱線してしまったな…。

そんなこんなで現在は不要なシングルCDが束のように引出しの中にあったりする。ほんと、どうしようか…。

と思ったら簡単な抜け道があった。中古ショップに売ろう。(おい)

第七十二段 「WALK」

前から人が歩いてくる。

右によける。相手も(自分から見て)右によける。

左によける。相手も(自分から見て)左によける。

また右によける。相手もまた(自分から見て)右によける。

結局お互い立ち止まる。

何となく恥ずかしい気分になりながらすれ違う。


上のようなことはだれもが経験したことがあると思うけど、僕にはこういうことがひときわ多いような気がする。

だって、普段いろいろ考え事をしながら道を歩いてるから。

ウサギは、何と鳴くのかな…とか。

ウサ!ウサ!

まさか…ね。

第七十三段 「カルチャーショック in バス」

バスにおけるカルチャーショックについて、僕が実際に体験した話をいくつか書きます。

1:地元のバスは30分に1度しか来ない。そのため地元ではバスを移動手段として利用することはほとんど無かった(ちなみに電車は昼間は15分に一度来るので、これを利用している) 。しかし、一旦町に出てみると、30分どころか10分と経たずにバスが次々とやってくる。時刻表を見てみるとラッシュ時には6分に1回ぐらいバスがやってくるらしい。このとき、初めてバスを便利な乗り物だと思った。

2:電車では「ラッシュで『すし詰め状態』で周りに押されながら乗っている」「降りる駅で他の客が邪魔で降りられない」ことを体験したことがある。最初はバスで同じ目にあうとは思わなかった。町で走っているバスでは「すし詰め状態」が朝の時間帯に非常にありうる。また、そんな中で立っていても電車に比べてやたら揺られる。つり革か手すりを持っていないと大変である。「降りるべき場所で降りられなかった」経験はバスでは1度だけだが、こんなことがバスであったことに驚いた。僕の場合は電車の場合は定期券を持っている。そのため引き返せばいいだけだが、バスの場合は運賃を普通に払って乗っていたのでその分多く運賃を払ってしまった。

3:主に朝のラッシュ時だが、バスが来たのに乗ることが出来なかったことがある。バスがあまりに満員で入り口のあたりまで人がいてもう入るスペースも無い、そんな状態。もちろん次のバスを待つことになる。最初に書いたようにバスの来る間隔は短い。これが救い。一度自分が「もうこれでは乗れない」と判断してバスを見送ったことがあったが、自分より少し後ろの方で「あんなところであきらめられるなんて…」とブーイングが飛んだのを覚えている。

こんなところでしょうか。

第七十四段 「空回り」

A:「Bよ。ボウリングで勝負だ。」

B:「おお。」

A:「負けたほうが勝ったほうにジュースをおごることにしよう。いいな。」

B:「ああ。」

A:「じゃあ、俺から行くぜ!とりゃーっ!」

ボールは右へそれ、溝へ飛び込んでいった。

A:「おー!ガーターかよ!B、お前の番だぞ。」

B:「おお。」

ゴロゴロ…ボールは一直線にゆっくりと転がり…

ガシャガシャガシャガシャーン!

A:「なにっ!ストライク?Bよ。お前ボウリングの最高はいくつだ?」

B:「今日が、初めて。」

A:「え?初めてだと。運のいい奴だ。ならば俺も本気で行こう。」

B:「うん。」

A:「見ろ!俺様のスーパーミラクル投法だ!ぴったり一直線にボールが転がって、ピンを全てなぎ倒していくのだ!」

ボールは一直線に溝へと転がり、そして落ちた。

A:「オーマイガーッ!またガーターかよ!あ、Bめ。もう投げてやがる。あー、またストライクだ!」

B:「A君も、頑張れ。」

A:「言われなくても見せてやるぜ、俺の本気の本気を!ウルトラサンダースペシャルマグネット投法!磁石のようにピンにボールが引き寄せられるのさ!」

ボールは磁石のように溝へと引き寄せられていった。


(中略)


A:「はあ…はあ…俺が18点、お前が260点ということは、お前の勝ちだな。」

B:「わーい。」

A:「初心者にしては、やるじゃねえか。俺をここまで苦しめた相手はお前が98人目だ。ほうびにジュースを2本おごってやろう。」

B:「やったー。」

A:「しかし、次に勝負するときはこの俺の真の力を見せてやろうではないか。これで俺に勝ったと思うな。では、さらばだ!」

B:「うん。それじゃ。」


第七十五段 「彼女への手紙」

Dear 涼子(仮名)

突然ですが、別れてください。


あなたにはこの1年間とてもお世話になりました。

デートでレストランに行ったとき、僕がお金が無くて困っていたら
君が「逃げちゃえ!」と言って連れ出してくれた。
おかげであのあと僕の家に警察が来て大変だったんだよ。

映画館では僕が真剣に映画に見入っているときに
横で飛行機のエンジン音のような大きないびきを立てたり
針の振り切れたメトロノームのような転寝をしたりして邪魔してくれたね。
感動的なラブストーリーなのに、感動どころじゃ無かったよ。

オーストラリアに二人で海外旅行に行ったときには
よくも僕を高さ50mの崖から突き落としてくれたね。
おかげで僕はコードレスバンジージャンプという、
常人には到底体験できないことを体験できちゃったよ。

そのあと結局3ヶ月病院から出ることが出来なくて
その間に君ったら一生懸命二人で貯めた結婚資金を
全部競馬につぎ込んじゃうんだもんなあ。


でも、そのおかげで僕は優しい人になれた気がします。
誰が、何をしても許せる気がするんです。
だから、あなたにはとても感謝しています。

感謝し疲れたので、これで縁を切りましょう。
だから、別れてください。

From 元也(仮名)


(注)この文章は全てフィクションです!
この返信は次段

第七十六段 「彼女からの手紙」

近藤君(仮名)へ。

君、勘違いしてない?

君は私の「遊び道具」なのよ。
「別れて」って、まるで私の彼氏みたいな言い草は
やめてほしいわ。

だいたい「涼子」って、私を下の名前で呼び捨てして
何様のつもり?
「南田さん」もしくは「南田様」で呼びなさい。

本題に入るけど、私から逃れられると思ってるの?
私には直属の
1023人の部下達がいるから、逃げようとしても、無駄よ。
たとえ君がどこに逃げようと世界の果てまで君を追って
とことんまでいじめてあげるわ。
他にもいじめ相手はいっぱいいるけど、君が一番いじめ甲斐がある。
だから、絶対、逃がさない。

近藤元也(仮名)君、
一生、私の奴隷として尽くしなさい。
それがあなたの、い・き・る・み・ち。
まあ会いましょう。
じゃ、バーイ!

南田涼子(仮名)


(注)この文章は全てフィクションです!
この返信の元となった手紙は前段

第七十七段 「赤貧で行こう!」

高1の夏ぐらいだったかな。どこかに出かけた帰りに10人ぐらいでラーメン屋へ行った。しかし、このときの自分の持ち合わせは200円ほどであった。これではどのラーメンも食べられない。何を頼もうか悩んだ末、僕は…

「ジュース1本!」

周りから変な目で見られたのは言うまでもない。そして、そんな僕を哀れんでみんなが小皿に少しずつラーメンとかを分けてくれたのである。もう、一杯のかけそばなんて目じゃない。普段の数倍ラーメンが美味しい食べ物に感じたな、このときは。

この場は「お金を借りるのが嫌だから」という理由でこんな注文をした。しかし、そのラーメン屋から駅までバスで移動することになり、結局僕は金を借りたのである。これじゃあ、意味ないよ…(涙)

これで懲りるわけもない。大学に入ってからも似たようなことをやらかした。ある食堂に友達数人と入る。持ち合わせが300円ぐらい。まともな食事にはありつけない金額である。メニューを隅から隅まで見て「これなら300円以内で済むし、そう恥ずかしいこともないだろう」と(その時)思えるメニューを発見。

「ご注文をどうぞ。」

「じゃ、ライス。」

これは後に仲間内で伝説になる…。非常に不名誉な伝説。

両者の共通点は、店の人にどう見られようと、とにかく「安い」ものを頼んでいること。そして、持ち合わせが少ないことも同じ。どうしてこういうことをしてしまったのかな、僕は。単純に金を使うのが嫌だったからなのか。または友達に金を借りるのが照れくさかったからなのか。

一つ断言できることは、「ウケ」を取ろうとやったことではない…。「天然」ともいう…。

第七十八段 「短期集中連載『タイムショックK』その1」

「さて、始まりました。タイムショックK。司会は私古賀丈史です。第六十六段から連載でやりましたクイズ$コガオネアよりも名前のパロディがしっくり来るのはいいけれど元ネタでどういうキャラクターだったか忘れてしまいました。私の記憶が確かならば…え、番組が違う?好きにやらせてください。さあ、今回の挑戦者ですが、最近バツイチになりました公務員の顕三郎さんです。」

顕三郎:「どうも。よろしくお願いします。コガオネアに出演したときに1問目で負けちまって女房に離婚されてしまっただよ。『夫婦という枠組みを外してお互いが飛躍できるように』とか何とか、どっかの前田○輝と飯○直子の場合みたいに言われただよ。しくしく。」

古賀:「今回はルールを説明いたしましょう。1分間で12問の問題が出されます。それぞれ5秒以内で答えてください。私の記憶が確かならば賞金は次のとおり。」

全問正解で1000万円
11問正解で500万円
10問正解で400万円
9問正解で300万円
8問正解で200万円
7問正解で100万円
6問正解で50万円

古賀:「なお、正解が5問以下ですと、トルネードスピンがあなたを待ってます。前後左右縦横無尽に回転させられますのでご注意を。」

顕三郎:「一つ聞きたいだよ。1問目から難しい問題は出ないよね。」

古賀:「大丈夫。最初のうちは簡単です。さあ、張り切ってレッツミリオネア!」

顕三郎:「違ーう!いや、ある意味でレッツミリオネアだけど!1000万だけど。」

古賀:「さあ、チャレンジスタート!」

(高い声で「ターイム!」)

次段に続く。

第七十九段 「短期集中連載『タイムショックK』その2」

(その1はこちら。)

古賀:「1+1の答えは?」

顕三郎:「2。」キンコーン!(正解のチャイム)

古賀:「ゾウとキリン。首の長い動物はどちら?」

顕三郎:「…キリン。」キンコーン!

古賀:「東京タワーがある都道府県の名前は?」

顕三郎:「東京都。」キンコーン!

古賀:「ことわざです。犬も歩けば…」

顕三郎:「棒に当たる。」キンコーン!

古賀:「今、何問め?」

顕三郎:「5問め。」キンコーン!

古賀:「神戸・三宮にある貿易センタービル。この建物の中にあるエレベーターの数は全部でいくつ?」

顕三郎:「…へっ?」

古賀:「7654×123÷23456×987+1230×456。答えはいくつ?」

顕三郎:「…??」

古賀:「映画『グリーンマイル』で、非常に嫌な性格をしているパーシーという男がでてきた。彼が映画の中で最初にしゃべった台詞を日本語訳すると?」

顕三郎:「…???」

古賀:「槙原敬之のアルバム『SELF PORTRAIT』には全部で12の曲が入っています。この12曲の中で一番最後にレコーディングが終了した曲の名前を答えよ。」

顕三郎:「…????」

古賀:「ゲーム『ドラゴンクエスト7』で、ダーマの神殿の西に住む山賊たちが隠し持っている『不思議な石版』の色は何色?」

顕三郎:「…??…分からん…」

古賀:「日本テレビ系列で放送されていた『アメリカ横断ウルトラクイズ』。第12回大会で、7番目に廻った都市での敗者に対するバツゲームはどのようなものだったか?」

顕三郎:「…分かんねえよ!」

古賀:「あなたはこの問題に答えたらトルネードスピンをされる?されない?」

顕三郎:「…される!チクショー!」

古賀:「…。終了〜。5問正解。」

顕三郎:「あ…あれ?最後の問題…」

古賀:「惜しかったですね〜。最後を答えていれば50万円だったのに…。」

顕三郎:「おい!6問目から問題の難易度がやたら上がってるぞ!結局トルネードスピンを食らわせたいだけなんだろ!」

古賀:「いやいや、ちゃんと逃げ道はありましたよ、最後に。『されない』と答えていれば6問正解だったのに…。バッカじゃねえの?」

-トルネードスピン-

顕三郎:「ぎゃああああああ!」

古賀:「私の記憶が確かならば、いつもより多く回っています。それではごきげんよう。また縁があれば会いましょう。」

第八十段 「DJ.Ken's Hottime act.3」

「中村さんも大満足、DJ.Ken's Hottime・第3回です。お相手は私、実はF1セブンの第8号車、DJ.Kenです。前回の放送はこちらです。

それでは今回もお便りを紹介します。えーと、ペンネームは…無いな。じゃあ本名で。鈴木さん…

あっ!ペンネームがあった!

ごめんなさい、ペンネーム『ななこなでしこ』さん。あなたのお便りです。『DJ.Kenさん初めまして。私は賭け事は嫌いだったんですけど、この間巷で流行りの『toto』をやったんですよ。あれ、全然当たらないですよね。DJ.Kenさんは『toto』やったことありますか?。』

いや、僕はやったことありません。毎週誰かに1億円が当たる『Loto6』の方興味あるかもしれない。『toto』について言えば、引き分けが結構曲者かも。僕は野球は観るけど、サッカーはワールドカップとかオリンピックでないと観てませんからねえ。

あ、FAX(笑)が来ました。ペンネーム『恋するガンダム』さんのお便り。『野球専門家と評判のDJ.Kenさん。阪神がナゴヤドームで勝てない理由を教えてください。』

いや、さっき野球は観ると言ったけど専門家というわけではないので。阪神がナゴヤドームで勝てない理由を科学的に分析してみました。大昔日本で一匹の凶暴な虎が暴れました。しかし、人間との永い戦いの果てにその虎は今はナゴヤドームがあるあたりに封印されたのです。その虎の怨念が阪神タイガースから力を奪ってしまうのですよ。うーん、よく分かりません。全然科学的ちゃうし。

さて、最初に紹介した『ななこなでしこ』さんのリクエスト曲『明日があるさ〜ジョージアで行きましょう編〜』を聴きながらお別れしようと思いましたが、例によって○AS○○○に使用料払うのは嫌なので私DJ.Ken作詞の『明後日があるさ〜フランスパンでイキマショウ編〜』を聴きながらお別れしようと思います。それではsee you next time.

-明後日があるさ〜フランスパンでイキマショウ編〜 作詞等:DJ.Ken-

今日〜の昼飯フランスパン
休憩時間じゃ食べきれない
これ〜はピンチ これ〜はピンチ
余りは晩御飯〜
明後日がある〜明後日がある〜
明後日があ〜る〜さ〜

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