第六十一段〜第七十段
第六十一段
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第六十一段 「DJ.Ken's Hottime act.1」
- 「さあ、始まりました。DJ.Kenのホットタイム。お相手は私、DJ.Kenでお送りします。
このコーナーではラジオ番組さながらにいろいろ、やっていこうと思います。第一回目ということで僕、DJ.Kenの自己紹介でも簡単にしましょう。
生まれは兵庫県。好物はカレーライス。最近のマイブームは、幸せ探しとダイエット。何しろ体重が増えちゃって…いくらかは秘密ね。
そうそう、このホームページ『Style.K』の管理者の古賀とは全く無関係。あいつなんかと同じにしないでほしいね。何たって僕はアメリカ合衆国・ニューデリー生まれ。10年間アメリカ暮らしをしてきたバリバリの帰国子女。え?さっき兵庫県生まれって言ったっけ?気のせい気のせい。何?まだあるの?ニューデリーはインドの首都であってアメリカにある都市じゃない?細かいことは気にせず…え、細かいことじゃない?はあ。えーと、出身地は『秘密』ということで。よし、レ・イ・ク!完璧だ!(←意味不明)
1回目だというのにお便りが来ています。ペンネーム『イキマショウ』さんから。
『DJ.Kenさん、こんにちは。このコーナー毎回楽しみにしています。』
あれ?今回始まったばかりなのにおかしいな。何で毎回なんだろう。えーと、それから…
『DJ.Kenさんに質問なんですが、宇多田ヒカルと倉木麻衣、どちらが好みですか?僕はやっぱり倉木が好きです。』
うーん、やっぱり『aiko』かな。彼女の歌聴いてると心がなごみますね。え?ディレクター?何だって?宇多田と倉木のどちらかで答えろ?えーと…あれ?どっちが…ピー…(←規制音)
ということで時間がきてしまったので答えは次回。それではsee you next time.」
第六十二段 「ビデオテープの散乱」
- 僕は、観たい番組をビデオに撮るだけ撮ってそのまま放ったらかしであることがよくある。何を撮ったか分かるようにラベルを貼るのも面倒で、ラベルすら貼ってないビデオテープが散乱している。
月に一度ぐらい、録画した番組を思い出したように観たくなる。しかし、ビデオテープの整理が出来てないため、「あれ、どのビデオテープに入れたっけ?」と探す羽目になる。そして、結局観たい番組に限ってほかの番組をすでに上書きしていたりする。もう後の祭りである。何よりも困るのが、「全てのビデオが上書きできないと思い込む→新しいビデオテープを購入する→ビデオテープの数が増え、置き場所に困る」という悪循環に陥ること。
その現状を壊そうと、2000年度末に部屋を大掃除した時に全てのビデオをチェックしてどのビデオにどの番組が入っているかをチェックしてみた。いろんな番組がごっちゃになって録画されている。小刻みに短い番組が入っていると、チェックにも時間がかかる。しかも、時々チェックを忘れて観るのに熱中してしまうことがある。(←大掃除にありがち。)
結局半分ちょっとのビデオをチェックして力尽きたのだが、いつの間にか観ていたもの、もう観る気が全くしないものが結構出てきた。それらは上書きしてまた使えるので非常に得した気分になった。1週間後、特番を録画しまくったため、そのビデオテープを全て使い果たした。5、6本は使えるビデオテープがあったはずなのに…。しかも、相変わらずめんどくさがって何を録画したかラベルに書いてないし。
また中身をチェックし直さないと…。
第六十三段 「求めるもの」
- ふと起こった疑問。
僕は野球では弱いチーム、阪神とかを応援する。
僕は相撲では強い力士、つまり横綱とかを応援する。
何となく矛盾してる気がする。
ぶっちゃけた話、求めているものが違う。
僕が野球に求めるおもしろさは、弱いチームがどうやって強いチームに勝つか。
僕が相撲に求めるおもしろさは、強い力士が「強さ」を見せることができるかどうか。
もうちょっと考えてみよう。
野球ではチーム間の実力の差が割と大きいように見える。
相撲では力士の間の実力の差は割と小さいように見える。
でも野球は戦術次第で強い相手をねじ伏せることもできるんだ。下克上なんだ。
そして、相撲はこの下克上が起こりやすいんだ。だから番付で上位に入っている力士が本当に「強く」あること、下克上が起こらないことを望んでいるんだ。
結局、求めてるものはないものねだりなんだ。
そんなもんだ。だよね…?
第六十四段 「連載シリーズ『ケニー黒土が行く!』第6回」
- 久々のケニー黒土(くろど)です。今後もよろしこ。
前回のあらすじ:新聞記者、千里(ちさと)と付き合おうと企む黒土と亜種人(あしゅと)。フードファイトで勝負をつけることになった!
俺と亜種人はレストランの地下室に案内された。まるで牢獄のような部屋。
千里:「ここが会場よ。今回はショートケーキ対決。制限時間は30分。より多くのショートケーキを食べた方の勝ちよ。」
俺と亜種人は席についた。1皿目のショートケーキがテーブルに置かれる。準備万端。
千里:「勝負、始め!」
俺は怒涛の勢いで1皿目のショートケーキをあっという間にたいらげた。すぐさま2皿目が出てくる。勢いに乗り、次々と食べていく。5皿、6皿、7皿…。横目で亜種人の方を見ると俺よりもはるかに遅いペース。楽勝だぞ?
しかし、俺が20皿目をたいらげたとき、亜種人が突然立ち上がった。そして後ろを向き、上着を脱ぎ捨てた。その背中一面には赤色と青色、二匹の龍の刺青が広がっていた。
ケニー:「おい、亜種人!刺青なんかしていたのか?」
亜種人:「ハンデはこれぐらいでいいだろう。」
ケニー:「ハンデ?」
亜種人:「この刺青は初代フードファイト・チャンプの証。そして僕が真の力を発揮するときに浮かび上がるものなのさ。ケニーよ、僕の本気を見せてやるぜ!」
そして次の瞬間、亜種人が猛烈な勢いでショートケーキを食べ始めたのだ。恐ろしいスピード。俺は25皿ほど平らげていたが、あっという間に追いつかれ、抜かれてしまった。
亜種人:「僕の大好物はハンバーグ。そして、僕は今強力な自己暗示によって全てのものがハンバーグに見える。勝負あったな。千里さんは僕がもらう!」
ケニー:「て…てめえ。くそっ!」
ピッチを上げてみたが、亜種人のスピードに追いつけない!このままでは負ける!
次の段に続く。
第六十五段 「連載シリーズ『ケニー黒土が行く!』第7回」
- 前回までのあらすじ:千里(ちさと)を賭けたフードファイト・ショートケーキ対決。黒土(くろど)は序盤優勢だったが、中盤になり、本気を出した亜種人(あしゅと)に圧倒されていた。
えーい、ナレーションうるさい!しかし、あまりに亜種人のペースが速い。どうすればいいんだ!
このレストランで千里さんを一目見た瞬間に、完全に惚れてしまった。全身に電気が走った。絶対に彼女にしてやる。負けられないんだ!しかも、初代チャンプだかなんだか知らないが、俺の舎弟なんぞに!
横目で千里さんの方を見るとこちらを見ながら、何かのメモをとっている。何をしているのか非常に謎だったが、俺にはどうでもいいことだった。勝つ!
次の瞬間、目の前のショートケーキがステーキに変わった。正確にはショートケーキがステーキに見えるのだ。ステーキは俺の大好物。これで何とかなる!
「行くぜ、亜種人!」
俺は猛烈な勢いで「俺の目にはステーキに見えるショートケーキ」を食べていった。
亜種人:「う!」
突然亜種人が倒れた。
亜種人:「く…苦しい…。み…水…。」
よし、亜種人が食べすぎでダウンした!追いつける!俺は残り時間夢中で食べつづけた。
そして、試合終了。俺が56皿。亜種人が55皿。俺は勝った!
亜種人:「ち…畜生…。」
ケニー:「お前の敗因は飛ばしすぎたことだ。ずっと続けていたオーバーペースがお前の調子を狂わせたのさ。」
亜種人:「…。」
ケニー:「俺の胃袋は、宇宙だぜ。」
亜種人:「それ、僕のセリフ…。」
ケニー:「千里さん。俺は勝ちました。さあ、俺と付き合ってください!」
千里:「…まだよ。次はこの私と勝負してもらうわ。」
ケニー:「え?フードファイトで?」
すると、千里さんは首を横に振り、部屋の奥にあった扉を開けた。俺はこれから自分に起こることなど知る由も無く、だまって千里さんのあとについていった。
後の段に続く。
第六十六段 「短期集中連載『クイズ$コガオネア』その1」
- 「さあ、あなたの人生を変えるかもしれない『クイズ$コガオネア』。司会は私こがけんたです。今回の挑戦者は公務員の顕三郎さんです。よろしく。」
顕三郎:「よろしくお願いします。」
こが:「さて、1000万円取ったら何に使おうと思いますか?」
顕三郎:「…女房に松茸を、食わせてやりたいです。」
こが:「…。では、その夢に向かって頑張ってください。それではまず1万円の問題から。問題。
サリンジャーの短編集『ナイン・ストーリーズ』で、一番最初に出てくる話のタイトルは次のうちどれ?
A:エズミに捧ぐ | B:小舟のほとりで |
C:バナナフィッシュにうってつけの日 | D:コネチカットのひょこひょこおじさん |
さあ、答えてください。」
顕三郎:「え?ちょ、ちょっと。何それ!最初の問題は普通もっと簡単な常識問題が出てくるんじゃないの?」
こが:「そんなのは世間の偏見です。何が出てくるか分かりません。さあ、答えはどれですか?」
顕三郎:「…???わ…分かんない…。」
こが:「ライフラインは三つあります。50:50(4択を2択に絞る)、audience(スタジオの観客に答えを聞く)、telephone(電話で自分の知人に答えを聞く)。」
顕三郎:「…。じゃあ、telephoneを。」
こが:「分かりました。電話の向こうの相手は?」
顕三郎:「僕の女房です。」
こが:「それでは回線を繋ぎましょう。もしもし。」
顕三郎の女房:「もしもし。」
こが:「こんばんは。顕三郎さんの女房ですね。」
顕三郎の女房:「はい、そうです。」
こが:「今、顕三郎さんが1万円の問題にチャレンジするところです。今から顕三郎さんが問題を読み上げるので30秒以内に答えを教えてあげてください。」
女房:「ライフライン使うのかなり早くありません?」
顕三郎:「ごめん。問題が難しくて。」
女房:「全く…。頑張ってよね。」
こが:「それでは、スタート!」
(次段に続く。)
第六十七段 「短期集中連載『クイズ$コガオネア』その2」
- (クイズ$コガオネア・その1はこちら。)
こが:「今、顕三郎さんが1万円の問題にチャレンジするところです。今から顕三郎さんが問題を読み上げるので30秒以内に答えを教えてあげてください。それでは、スタート!」
顕三郎:「いいか。えーと、サリンジャーの短編集『ナイン・ストーリーズ』で、一番最初に出てくる話のタイトルは次のうちどれ?A:エズミに捧ぐ、B:小舟のほとりで、C:バナナフィッシュにうってつけの日、D:コネチカットのひょこひょこおじさん!」(←早口)
女房:「え?もう一回言って!」
顕三郎:「サリンジャーの…」
女房:「サリンジャー?ああ、私読んだことがあるわ。『ライ麦畑でつかまえて』が大好きだったのよ、私。」
顕三郎:「いや、だからライ麦何とかじゃなくて、ナイン・ストーリーズの…」
女房:「ナイン・ストーリーズ?ああ、あれはねえ、やっぱりあの…」
---時間切れ---
こが:「さあ、答えをどうぞ。」
顕三郎:「答えを…って、何にも答えてもらってませんよ!」
こが:「さあ、どうしますか?まだライフラインは二つ残ってます。」
顕三郎:「audienceを。」
こが:「audienceを使いますね。それではスタジオ(??)の皆さん、スイッチを手にとってください。サリンジャーの短編集『ナイン・ストーリーズ』で、一番最初に出てくる話のタイトルは次のうちどれ?A:エズミに捧ぐ、B:小舟のほとりで、C:バナナフィッシュにうってつけの日、D:コネチカットのひょこひょこおじさん。」
---考え中---
こが:「さあ、結果が出たようです。」
---A:28%、B:21%、C:28%、D:23%---
顕三郎:「全然バラけてない!あえて選ぶならAかC、ですかねぇ。」
こが:「50:50(フィフティ・フィフティ)、使いますか?」
顕三郎:「…はい。使います。これ答えたらドロップアウトします。」
こが:「それではコンピューターが答えを二つに絞ります。」
A:エズミに捧ぐ |
C:バナナフィッシュにうってつけの日 |
顕三郎:「そんなこったろーと思ったよ。ちくしょ〜!」
こが:「さあ、答えをどうぞ。」
顕三郎:「…覚悟は決めました。A:エズミに捧ぐ、です。」
こが:「ファイナルアンサ−?」
顕三郎:「ファイナルアンサー。」
こが:「ファイナルアンサ−?」
顕三郎:「ファイナルアンサー!」
こが:「ライフラインを全て使い切って顕三郎さんはAと答えました。さあ、正解はAか、はたまたCなのか?」
(次段に続く。)
第六十八段 「短期集中連載『クイズ$コガオネア』その3」
- (クイズ$コガオネア・その2はこちら。)
こが:「ファイナルアンサ−?」
顕三郎:「ファイナルアンサー!」
こが:「ライフラインを全て使い切って顕三郎さんはAと答えました。さあ、正解はA:エズミに捧ぐ なのか、はたまたC:バナナフィッシュにうってつけの日 なのか?」
こが:「…。」
顕三郎:「ど…どうなんだよ?」
こが:「…!」
顕三郎:「え…ええっ?」
こが:「…!!!」
こが:「正解。あ、間違えた。」
こが:「
残
念!」
顕三郎:「ああああぁっ!」
こが:「あー、惜しかった。」
顕三郎:「くそー、答えはCだったんだ…。」
こが:「そうなんです。これにこりず、またチャレンジしてください。」
顕三郎 ---TOTAL PRIZE \0---
(収録後、舞台裏にて…。)
顕三郎:「どうして1問目からあんな専門的な問題が出るの?納得いかねえよ!覚えとけ、リベンジだ!リベンジ!」
第六十九段 「お熱いものがお嫌い?」
- 僕は「猫舌」である。つまり、熱いものが苦手である。
どれくらい猫舌かというと、冬でも自動販売機で「COLD」のドリンクを買ってしまうぐらい。正確には、すぐに何かが飲みたいというとき。
こういう時に「HOT」のコーヒーとかを買ったりするとあったまれるというより、「熱い!」としか感じない。なので「COLD」のコーヒー(つまりはアイスコーヒーだな)を買うのだ。
ドリンクに限らず、あらゆる「熱い」食べ物がおいしく味わえないのが「猫舌」の辛いところ。冬場とかだったら熱〜い鍋料理とかは絶対に「おいしい!あったまれる!」はずなのに。僕にとっては舌がどこまで持つか、サバイバルである。
そうそう、鍋料理の店とかですき焼きが出たりするとこれがまた熱い!自分の家や友人の家で食べるよりも数段熱い気がする。息を吹いたりしてどんなに冷ましても熱が冷めない。だからと言って食べ急ぐと、口の中が大変なことになる。近くに飲み物とかが無ければもう悲惨である。最悪ビールでもあれば口の中を冷やせる。気分的に。一度口の中をやけどしてしまうと、そのあとに何かを食べるときにも口の中に違和感を感じてしまう。やけどが決定的なら数日はその状態が続く。皮がむけたような感じになり、さらに痛さが増す。
「猫舌」でない人なら、きっとすき焼きとかの料理も「本当に熱い」うちにおいしく食べられるんだろうな。うらやましい。
「猫舌」を治す薬って、ないですか?
第七十段 「DJ.Ken's Hottime act.2」
- 「さあ、九段ぶりのご無沙汰でした、DJ.KenのHottime。今回で2回目です。お相手は私、湘南系自作自演屋DJ.Kenでお送りします。
前回の放送の最後で宇多田ヒカルと倉木麻衣のどちらが好きか言いそびれていたのでまずそれに答えましょう。48時間悩んだ挙句、『へそ出し』の差で宇多田ヒカルに一本いうことに決定しました。いわゆる一つの、あれですね。どういうこっちゃとかいうツッコミは一切受け付けません。あしからず。
さて、今回もお便りを紹介します。ペンネーム『パラパラ革命21』さんからのお便りです。
『DJ.Kenさん、はじめまして。私は19歳のなんちゃって女子高生です。さて、2001年1〜3月のドラマは面白いものが多いですね。中でも私は『HERO』が大好きです。主人公の久利生検事は通販が非常に好きですが、Kenさんは何か通販グッズとか買っているでしょうか?教えてください!』
うーん、僕は以前は通販グッズを買ってました。『財布に入れておくだけで大金持ちになれる魔法のカード』とか、『身に付けるだけで女性にモテモテになる腕輪』とか。すごいんだよ。広告でさあ、前者は『埼玉県の近藤さんが2週間で大金持ちになった!』という実例があったと書いてあって、後者は『鹿児島県の前田さんが1ヶ月で30人の女性に告白された!』という実例が書いてあって、顔写真見たら同一人物なんだ。宛て先だけ見て商品買った後に『これ、インチキじゃん!』とか思って非常に嫌な思いをしたので、それから通販グッズは買ってません。まあ、怪しい広告に気をつけるように、ということで。
さて、リクエスト曲があります。サザンの『TSUNAMI』をかけてほしいということなのだけど、J○○○○Cに多額の使用料を払わなくてはならないので、今回は私DJ.Ken作詞作曲の『TSUMAMI』を聴きながらお別れしましょう。それではsee you next time.」
-TSUMAMI 作詞その他:DJ.Ken-
酒を飲〜むとぉ〜 素な〜おに〜 おしゃ〜べり〜しま〜く〜り〜!
津波のような生ビール〜!一気のみ〜しちゃ〜ダーメ!ダーメ!
つまみで酔い、覚まさなくちゃ。
おも〜いでは〜いつ〜の日も〜 枝豆〜!
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