に、が正しいと思います!」
ほうほう。でもね、細かいことは気にしちゃいけないよ。だからこのまま話を続けます。おばあさんは川に辿り着きました。しかし、川にはとても恐ろしい、体長10mぐらいありそうな巨大な大蛇がいたので近づくことも出来ません。
「桃太郎では川には体長10mもある大蛇なんかいません!」
そこが素人の浅はかさなのだよ。普通じゃ面白くないじゃないか。だからこのまま続けます。大蛇はおばあさんに向かって炎を吐きました。しかし、おばあさんはバック転で間一髪炎をかわして、右手から反撃の衝撃波を放ちました。
「おばあさんってそんなに運動神経よかったのですか?第一大蛇が火を吹いている段階でおかしいと思います!」
全く、しつこいね君も。こまかいことを気にしちゃ将来出世できないよ。衝撃波で大蛇を一瞬ひるませたがすぐに大蛇は体勢を整えました。ん?川の上流の方からでっかい桃がどんぶらこ、どんぶらこと流れてきました。
「ふう。やっと話の本筋に戻ってきた…。」
それを見た大蛇はとても素早い動きでその桃にかぶりつき、ガブリと食べてしまいました。
「桃喰ったらあかんがな!桃太郎どうなるねん!」
桃を食べている大蛇に一瞬の隙ができました。おばあさんはその隙を逃さず、口から光の玉を吐き出し、大蛇に向かって発射しました。そしてついにあの大蛇をしとめたのです。自分のすごさにきづいたおばあさんはその勢いで村を苦しめている鬼をも簡単にやっつけて一躍村のヒーローとなったのでした。ちゃんちゃん。
「はいはい。桃太郎どこにでてきたんすか?」
はっ!しまったー!桃が食べられてしまったから桃太郎が出てこないー!
「いや、むしろ最初から話は目茶目茶なんだけどね。」
第五十二段 「連載シリーズ『健四郎の日本紀行』第6回」
前回までのあらすじ・箱男となってしまった健四郎。無事に東京に帰れるのか?
小窓からこちらに歩いてくる人が見えた!俺は早速手元のキーボードを叩き、こう伝えた!
「ここから出してくれ!」
それを見たその人はそれを見るとこちらに向かってうすら笑いを浮かべた。
「押してやろうじゃないか。ククク…。」
え?約束が違う!俺は出してくれと…
「押せ押せ押せ押せどこまでも〜」
その男は俺が閉じ込められている箱を鼻歌交じりに押し始めた。驚くことにその男は並々ならぬ体力を持っていてどこまでも、どこまでも箱を俺ごと押していく。
そして、俺は箱に入ったまま、秋田を通り過ぎ、山形を通り過ぎ、新潟にいた。ん?東京に行くんだぞ!そろそろ方角をを変えないと…
「さーて、そろそろ押すのも飽きたし…お、いいところに断崖絶壁がある。よーし、ここから海に突き落としてやろう。」
何!や、やめろー!叫ぶ間もなく、その男は箱ごと俺を持ち上げ、海に向かって放り投げた。
うわああああああああああああああああぁーっ!
ザッパーン!
「はっ!」
気が付くと、俺は海岸に打ち上げられていた。箱はこなごなに壊れている。とりあえず箱から脱出できたみたいだがここは一体どこなんだ…
行くあてもなく内陸部に向かって歩くことにした。しばらく進むと、山のふもとに突き当たった。そこには洞窟が。入り口のそばの看板を読む。
「佐渡の金山」
何ー!ここは佐渡島なのか?それにしても金山とは…よっしゃ、大金持ちになるぞ!俺は金山の中に入ることを決意した。
後の段に続く。
第五十三段 「Happy wake up!」
僕はいつ何時も眠気に襲われて「眠って」しまうことが多い。例えば講義中。後ろの席に座っているときにはもちろん、一番前の席に座って「さあ、授業受けてやるぞ!」と意気込んでいても講義中のどこかの時間帯で眠気がやってきてそれに屈してしまう。眠っている生徒を厳しく注意する教官であろうとおかまいなしである。
講義に限らず、話し合いの場や何かの説明会とかに参加したりするとどんなに「寝ないぞ!」と堅く心に誓っていてもどこかで眠っている。一時期は事前にブラックブラックガムや、缶コーヒーとかを事前に飲んで耐えようとしていたのだが効果があったのは最初だけでだんだんと効かなくなってきて結局あきらめてしまった。
そして、しばらく眠気覚ましにコーヒーとかを試していなかった。ところが、最近になって久々にコーヒーを飲んでみたら予想以上に眠気が覚めた。というわけでまたコーヒー療法に戻ったわけだが、どうも緑茶とかのほうが眠気を覚ます効果のあるカフェインが多く混ざっているらしくていいらしい。そういえば緑茶って飲んでないよなあ…でもコーヒーだけじゃそのうち限界が来るし、次は緑茶療法かな?
ちなみにこれを書いている今もある作業に追われていてコーヒーを飲みつつ頑張っています。え?ある作業ってホームページじゃ?いや、違います。ちょっと合間をぬってこの文章書いてます。
第五十四段 「二つある理由」
店でたこ焼きを買うと、大抵は食べるための爪楊枝(つまようじ)が二つついてくる。これは複数の人が一セットを食べるのに二つ爪楊枝がついているのであろう(もしくは予備)。だが、一人で食べるときにもこの爪楊枝を二つとも使わないと気がすまないと感じるのは僕だけだろうか。
片方の爪楊枝だけを使って、たこ焼きを全部食べてしまうともう一方の爪楊枝が全く使われないことになり、「この爪楊枝、全く使われずに捨てられてしまうんだよなあ…」と考えてしまい、ちょっと寂しくなる。そこで僕は片方の爪楊枝でたこ焼きをいくつか食べたらそれを置いておいて、もう一方の爪楊枝で残りのたこ焼きをたいらげる。爪楊枝を両方使うとは言っても、二つの爪楊枝を同時に使って一つのたこ焼きを食べるわけではないのだ。
でも、そんなこと書いてたら二つの爪楊枝を同時に使ってたこ焼きを食べるのも結局「たこ焼きを食べるのに両方の爪楊枝を使う」わけだし…いい手段かも、と思えてきた。一本のときよりもたこ焼きが爪楊枝から落ちるってことが少なそうだし。案外こういう理由なのかな、たこ焼き一セットに爪楊枝が二つついているのは。
第五十五段 「カジノ真剣勝負」
あるカジノにて。ディーラーのハムエルと客のジョーはサシでポーカーの勝負をしている。
ハムエル「さて、ジョーよ。貴様のコインももう底をつくであろう。これを最後の勝負としようではないか。」
ジョー「分かった。しかし、こちらのコインも少ない。残り100万といったところか。最後はこの全額に加え、俺の妻と子供の身柄を担保としよう。」
ハムエル「ほう。それならばこの1回のポーカー勝負で勝てば貴様から勝ち取った10億相当のコインを全て渡そうではないか。」
ジョー「ルールは?」
ハムエル「ワンチェンジで勝負だ。」
ジョー「分かった。」
そして、カードが配られた。
ジョー「…2枚チェンジ。カードを出して、と。」
ハムエル「じゃあ、カードを2枚渡すぞ。それ。」
ジョー「…よし、来た!」
ハムエル「私は9のフォーカードだ。貴様は?」
ジョー「ふふふ。俺の勝ちのようだな。俺の役はこれだ!」
そしてジョーはおもむろにカードをひっくり返した。
ハムエル「こ…これは!」
ジョー「泣く子も黙る、ストレートフラッシュだ!俺様の勝利だ!」
ハムエル「そんな…まさか…スペードの6、スペードの7、スペードの8、スペードの9、スペードの10、スペードのJ、ん?何で6枚もカードがあるんだ?」
ジョー「え?あ、本当だ!しまった!カードを2枚捨てたつもりが1枚手元に残したままだったのか?」
ハムエル「さて、6枚もカードがあるということは貴様の負けだな。」
ジョー「いや、待てよ、これはこれですごいんじゃない?5枚でも難しいストレートフラッシュが6枚で出来ているんだぞ!お前が一生生きているうちで一度見れるかどうかのすごい役なんだぞ!」
ハムエル「う…。ん?もう一つ聞こう。私が9のフォーカードなのにどうしてスペードの9が貴様の手元にある?」
ジョー「!…それは…」
ハムエル「答えられないなら私が代わりに答えてやろう。貴様は裏の模様が同じトランプをもう一枚持っていた。それを手元で俺の目を盗んですりかえていたわけだ。しかし、今回はすりかえに失敗して手元に6枚もカードが残ってしまった。」
ジョー「ああ、そうだよ。仕方なかったんだ!俺はどうしても今の彼女のミントと結婚式が挙げたかった!32歳にしてにして初めての結婚なんだ!」
ハムエル「貴様、冒頭で妻と子供がいるとかぬかしてなかったか?」
ジョー「あ、それは嘘。」
ハムエル「てめえ!」
ジョー「わ、悪かったジョー!」
ん…この話、これで終わり?
第五十六段 「散歩」
気分転換にいつもは車で行くぐらいの距離を散歩をしてみる。
いつもは車窓から覗いている景色の違った一面が見えてくる、そんな気がする。
何よりも、車であっという間に通り過ぎるような景色の細かい部分にも目が行く。
道端の狭い切れ目に根をおろしているタンポポとかも
しっかりと目に焼き付けることができる。
普段見逃しそうな場所に自分の興味をひくような店とかがあったりすると
中を覗きたくなる。
そういや、以前ラジオで
郵便ポストを50個見つけるまで散歩する、といった話がされていた。
今度やってみようかな。見つけた郵便ポストの数を覚えておくのが大変かもしれないけれど。
気分転換をして新たな気持ちで何かに望むとき、散歩はお勧めです。
第五十七段 「インチキ(?)占い」
俺は平凡な名もなきサラリーマン。突然自分の未来のことが気になったので非常に良く当たることで有名だという占い師に占ってもらうことにした。
「あの…」
「言わなくてもわかっておる。お主、未来のことが気になるのじゃな。」
「え?どうして分かったんですか?」
「そりゃあ、わしは占い師だから、当然お主が何を言わんとするかを占ったのじゃ。」
「す…すごい!未来を占ってください!お願いします!」
「1回50000円じゃ。」
「…はい。」俺は高いと思いつつも金を支払った。
「よーし、それでは占ってやろう。パッキャッキャープッキャッキャーハッピー!ハーッ、ヒーッ、フーッ、ヘヘヘヘエヘヘヘヘ…ホッホノホ〜。」
こいつアホかと心の中で思ったが、あえて言葉には出さなかった。
「ニャーニャーハニャッハッハ…ピンポーン…むっ!」
「何か見えたのですか?」
「…何にも見えん!」
「真面目にやれよ。(←邪険)」
「早まるでない。何も見えないということは、すなわちお主の人生が幕を閉じるということなんじゃぞ。」
「え?」
「え?じゃない。わしは水晶玉に1時間後お主の見ている光景を映し出した。わしの占いは嘘をつかないのじゃ。あと1時間後の出来事のはずじゃ。」
「!」
俺はひどく落ち込んで自宅に帰った。まさか自分があと1時間の命だとは…俺は何をすればいい、残された時間で何をすればいいのだ…。
しかし、冷静になって考えてみた。あんなふざけた祝詞を唱えながら占いをする占い師なんて、信じられるか?そう思うとあっという間に気が楽になった。
しかし、半時間ほど経った後、ある一つのことを思い出した。占い師は自分が未来を占って欲しいということを占いでバッチリ当てたのだ。
「うわっ!やっぱり俺もうすぐ…」
一気に不安が押し寄せる。俺は頭を抱え、その場にうずくまった。「死にたくない…。」
その刹那、部屋の電気がいきなり消えた。停電だ!何も見えない!真っ暗だ!
ん?あの占い師が見た光景って…まさか、このことじゃ…。
金返せーっ!
第五十八段 「連載シリーズ『健四郎の日本紀行』第7回」
前回までのあらすじ:佐渡島に渡った俺、古賀(ふるが)は金山を見つけ、大金持ちになりたいがために中へと入っていくのであった。
真っ暗な中の金山を奥へと進んでいく。しかし、行けども行けども金が見つからない。
「やっぱりそんなおいしい話があるわけないよなあ…。」
戻ろう…そう思った刹那のことであった。
ガシャーン!
俺の背後でシャッターが閉まる音がした!どういうことだ?そもそもこんな金山なんかでシャッターが閉まるというのもおかしい話だ。しかし、もっと重要なことは金山の中は一本道のため、退路が断たれたということだ。
「久しぶりだな、兄者よ。」
不意に目の前が明るくなり、俺の前に一人の男が現れた。そして、俺はその男に見覚えがあった。名前は古賀(ふるが)健吾郎。俺、健四郎の弟である。
「健吾郎、なぜお前がこんなところに…。」
「ここは俺の秘密基地。俺の野望である日本征服の足がかりとする場所なのだ。」
「日本征服だと?確かにお前は4年前、将来の夢は日本征服とか『ホラ』をふいていたな。なあ、嘘だろ。もちろん冗談だよな…。」
「冗談なものか。俺はこの4年間の間に修行ですばらしい力をつけた。これだけの力があれば日本を征服するなどお手のものだ。とりゃ!」
健吾郎が瞬きをすると、俺の右側の地面が一瞬にしてえぐれた。
「俺は瞬きだけでこれだけの攻撃ができるのだ。」
「健吾郎よ。どうしてこんなことを…。」
「俺が高1の時、お前が操作ミスで俺のドラ○エ6のレベル99のデータを消してしまったからだ。それ以来俺は貴様に復讐することだけを考えてきた。健四郎よ、お前は日本を旅するのが好きだったな。その日本を我が手中におさめ、お前に旅をさせないことこそが我が目的よ。」
「ば…ばかな。」
「さて、冥土への土産に教えてやろう。行く先々でお前を妨害した連中は全て俺の力で操っていたのさ。そして、お前を海に落とし、ここまで流れ着かせたのは私だ。別人に変装していたのさ。」
「そういうことだったのか…。許さんぞ!」
毎度のごとく、とんでもなく話を強引に進めたところで、次段、怒涛の決着!
そして日本紀行最終回!
第五十九段 「連載シリーズ『健四郎の日本紀行』最終回」
前回までのあらすじ:佐渡の金山の中で古賀(ふるが)健四郎は弟である健吾郎に出会う。健吾郎は健四郎への復讐のため、日本を征服しようとしていた。健四郎は健吾郎を止めることはできるのか?
「いくぞ!健吾郎!」俺は健吾郎に向かって突進していった。
「うおおお!」健吾郎が突如おたけびを上げる。俺が一瞬ひるんだのを見逃さず、健吾郎は右ストレートを俺の腹に命中させた!
「う…ふぐっ。」
ダメだ…。一撃でこれだけのダメージがくるとは…。俺はその場にひざまづいた。
「フン。たわいもない。とどめだ!」
健吾郎が両手を上げると、俺の頭上から無数の岩が降ってきた。
「ぐわあ!」俺はなすすべもなく岩の下敷きになった。
ダメだ…意識が薄れていく…。健吾郎を止めることは出来ないのか…。
「健四郎…。」
どこからともなく声がする。目を覚ますと、一人の男が俺の前に立っていた。
「…あなたは?」
「私は力の天使コガエル。健吾郎に力を与えたものだ。」
「…なんてことしてくれたんだ!」
「返す言葉も無い。すまなかった。健吾郎に力を与えて私は後悔している。健四郎よ。今こそお前に私の力を授けよう。」
「そんな力はいらないよ!」
「大丈夫だ。健吾郎を倒せばお前は元に戻る。頼む!健吾郎を倒してくれ!」
「…分かった。」
俺は目がさめた。すごい!力がみなぎってくる!
「うおおお!」俺は自分を押しつぶしていた岩を全て気合だけで吹き飛ばした。
そして、驚き、唖然としている健吾郎をにらみつけた。
「…!ば…ばかな!」
「勝負だ!」俺は健吾郎に向かって拳を繰り出す。
「ぐわあああ!」健吾郎は地面に倒れこんだ。
「くそっ…この俺が…。」
「これぞ、北○百列拳!」
「何が北斗○列拳だ…。俺を…なめるなよ…。」
「…無駄だ。お前はもう、死んでいる。」
「何だと?う…うわああ!」健吾郎の中から何かが抜けていった。そして同時に俺の中からも何かが抜けていった。戦いは終わったのだ。
「…兄さん…。」
「健吾郎。正気に戻ったんだな。」
俺は健吾郎を連れ、再び旅に出た。健吾郎も日本を旅することのすばらしさを知ってくれたようだ。俺はこれからも日本を旅していくことだろう。さらなる驚きを探すために。
健四郎の日本紀行・・・完
お詫び:この連載「日本紀行」を最初から最後まで読んでくださった方々は「どこが日本紀行やねん!」とお思いだと思います。すいません。全然日本紀行じゃあありません。題名はおいといて、突拍子も無い展開に笑っていただけれたのならば幸いです。
(この話の第1回はこちらです。また、こちらからトップページに戻れます。)
第六十段 「酒の飲み方」
自分が思うに、酒の飲み方には2種類あると思う。一つは宴会とかで騒ぐための、テンションを上げるためのもの。そして、もう一つは普段話せないような本音を話すためのもの。
僕はこの2種類のうち、後者の飲み方が出来ない。言い換えると、本音を話せるような適度なテンションを簡単に通り越し、一気に宴会で「盛り上がる」ためのテンションになってしまう。まず最初にみんなが集まって騒ぐ、コンパの1次会ならもちろんそれでいい(でも、羽目を外さない程度に…)。しかし、コンパの2次会以降になると酒を飲めなくなる。2次会で酒の飲める場所の場合、後者の酒の飲み方を(暗黙のうちに)強要されるから。
以前に、コンパの2次会で、落ち着いた雰囲気のバーに赴いたことがある。この時に僕は場違いな行動を取ったらしく、同僚の大きなヒンシュクを買った。まず適当な酒を頼む。そして、店の落ち着いた雰囲気は分かっていたので、そのとき自分はおとなしくしているつもりだった。でも無意識のうちに非常にテンションが高くなっていて、騒いでいたらしい。正確には声が大きかったり、意味の無い手振りとかをして見せていたのであろうか。自覚症状すら無かった。
解決策は簡単である。酒を飲む義務などあるわけがないから、最初から酒を飲まなければいい。酒は本音を話すことを「促進」するに過ぎないのだから。でも、いずれは「本音」を言うための酒も飲めればと思ってます。
ちなみに、カラオケとかなら全然心配ない。「騒ぐ」ことがある程度は容認されてるし。最近行く2次会はカラオケが多いかも…。