ささやかな喜びを感じるとき。ふとデジタル時計を見たら11時11分だったとき。
ささやかな喜びを感じるとき。バス停留所に着いたら偶然ながらすぐにバスがやってきた時。
ささやかな喜びを感じるとき。インターネットの調子が良く、いつもよりも快適にページを見れたりしたとき。
ささやかな喜びを感じるとき。自分の住んでいる地域がバラエティ等のテレビで取り上げられ、自分の近所がテレビに映ったとき。
ささやかな喜びを感じるとき。電車で寝ているとき。
ささやかな喜びを感じるとき。宝くじやお年玉つき年賀ハガキの番号発表が間近ってときに、この番号当たってるかななどと妄想している間。そして、お約束のようにガックリと肩を落とす。
ささやかな喜びを感じるとき。大好物のカレーライスを食べているとき。
ささやかな喜びを感じるとき。…きりないんでこれくらいにしておきます、と書いて一段書き終えたこの瞬間。
また会ったね。ていうか、面倒だからどうでもいいんだけど。僕はコガー・ポッター。ポグワーツ魔法学校に通う魔法使い2年生。その他は面倒なんで前作の出だし見てください。いや本当は今学期始まる前にポピーとかほざくしもべ妖精がいきなり現れて「今学期ポグワーツに戻ってはなりません!」とかいうから行く気無かったのに。結局ドン・ウィズリーが空飛ぶ車で僕を拉致しやがったんで、来る羽目になってしまいました。じゃあね。
ドン・ウィズリー:「終わらないよコガー・ポッター!それよりまた大変だよ!次々と生徒が石にされる事件が起きているよ!それでさ、みんなコガー君のこと疑ってるよ!」
…何でだよ。
オーマイハニー:「コガーさぁ、あんた前作で散々石化魔法使ってたじゃない。」
僕はムカついた奴にしか石化魔法は使わないよ。理由も無いのに面倒だし。僕じゃないよ。じゃ。
???:「そうはいかないよ。私は新任教師のオモシロイ・ロックハート。自称天才作家だが、数々の魔法が使える。さて、今ポグワーツでは、生徒が次々に石にされる事件が起こっている。そして、今も一人の犠牲者が出た。とにかくコガー君には現場まで来てもらおう。」
偉そうな奴だな。ペトリフィ…
ドン・ウィズリー:「ちょっと!今魔法(しかも石化魔法)使ったら完璧に犯人だよコガー・ポッター!」
オーマイハニー:「(ていうか、本当にコイツのせいじゃないの…?)」
マクドナルド先生:「今回石にされたのは1年生のコリンズ君です。カメラを趣味としていて、そのとき持っていたカメラが傍らに転がっています。」
オモシロイ:「ということはカメラに犯人が映ってるかもしれませんな。さてと、フィルムを現像してみましょう…あれ?うわっ!カメラに火がついた!アチチ!」
マクドナルド先生:「な…カメラに魔法をしかけていたんだわ。何て用意周到な犯人かしら。それではコガー君、来てもらいましょうか。」
…今のやり取りでどうやって僕が犯人って言えるんだよ…。
マクドナルド先生:「証拠を残さない用意周到さ。そして『石化』という手口からするとあなたしか犯人はおりません。前作では私も石にされましたからね。短く言えば、私怨。」
ペト…
ドン・ウィズリー:「だからヤバイってコガー・ポッター!逃げるよ!」
オモシロイ:「逃がしませんよ。出でよナメクジ!あいつらを捕まえろ!ううぁ?ごぽ?ごぽうおお!」
マクドナルド先生:「大変だわ。魔法に失敗してオモシロイ先生の体内にナメクジが発生したみたい!」
オーマイハニー:「…よく分からないけど、今のうちみたいね…。」
―――――さて、コガー・ポッターは事件の真犯人なのか?次段に続く。
僕はコガー・ポッター。ポグワーツ魔法学校で生徒が石にされる事件が発生して、僕が疑われてます。詳しくは前回見てください。
ドン・ウィズリー:「どうしようコガー・ポッター!きっとこの事件には真犯人がいるよ!真犯人がコガー・ポッターを陥れようとしてるんだよ!」
…こっちのセリフだって。それにしても、面倒なことになったな…。しゃあない。かたっぱしから…
オーマイハニー:「ねえコガー。あれ何?壁に何か書いてある…。」
ん?何だこれは。「秘密の部屋は開かれた。」
オーマイハニー:「どういうことかしら。ていうか、秘密の部屋って何だろう?」
ドン・ウィズリー:「先生に聞けば分かるかもしれないけど、今はヤバイ状況だからなあ。…図書館で調べるか。」
あああ…面倒なことになってきた…。
じゃ、調べてくれ。僕はここで寝てるから。
ドン・ウィズリー:「うわあん、勝手だよ!えーと、あ、この本…。えーと、なになに、秘密の部屋は…」
オーマイハニー:「ダメだわ。どの本にも載っていない。」
えーと…秘密の部屋はポグワーツ魔法学校の設立者の一人、イワザール・セリザリンが自分の後継者のために学校内に作った部屋らしい。まあいいや。
ドン・ウィズリー:「まあいいやじゃないよ!それにいつの間に情報の載ってる本を見つけたんだよ。」
オーマイハニー:「この様子だとその『秘密の部屋』が開かれてその中から出てきた『何か』が事件を起こしているみたいね。」
ドン・ウィズリー:「そういうものなのか?」
オーマイハニー:「そういうもの。俗に言う、お約束。」
ドン・ウィズリー:「あ、コガー君が寝てる!ねえ、起きてよ!」
あ…お前らの話が長すぎるからつい、うとうとしちゃったよ。
ドン・ウィズリー:「で、秘密の部屋を開いたのは…。」
…ズバリ、セリザリンの生徒だな。僕に心当たりがある。そいつをあたってみよう。
―――――誰が、何の目的で秘密の部屋を開いたのか?そして、秘密の部屋から出てきた「何か」とは?次段に続く。
僕はコガー・ポッター。ポグワーツ魔法学校で生徒が石にされる事件が発生して、僕が疑われてます。詳しくは前回見てくれ。
ドン・ウィズリー:「だからあらすじの使いまわしはやめてよコガー・ポッター!大事なことが抜けてるよー!秘密の部屋を開いた人に心当たりがあって今から会いに行くのだろ?コガー君が言ったことじゃないか!」
ペトリ…おっと。その「人物」とはセリザリン寮のドラゴ・マックロイだ。
ドン・ウィズリー:「知ってるよ。マックロイ家のボンボンだ!僕の家系と敵対しているんだ。アイツが…」
オーマイハニー:「まだ決まったわけじゃないわよドン!ところで、セリザリン寮の生徒ならば私たちゴリフィンドールの生徒とは警戒心を持っているわ。そこでコガー。これを使いましょう。」
…なるほど。ポリジュースか。変身魔法・イヒ(第百六十一段を参照)と違い、好きなものに変身できるからな。
オーマイハニー:「じゃ、みんな、セリザリン寮の生徒の気持ちになってポリジュースを飲んで。ゴク!」
ドン・ウィズリー:「…その『セリザリン寮の生徒の気持ち』というのに異論アリだけど、行きます。ゴク!」
…ゴク!
―――――何と、3人は『ホリケン』に変身してしまった!
ドン・ウィズリー:「偽者だよこれ!今からホリケン●イズやれっちゅうのかよ!ていうか、このキャラクター、ホリケンじゃなくて三村●サカズだよ!」
オーマイハニー:「…ゴメン。間違えて『ホリケン』に変身する『ホリジュース』飲んじゃった。アハハ。効果は30分間続くわ。」
…えーい、こうなったら、疲れている人を元気にしちゃう旅に出ちゃうぞー!ガンバッチョ〜ガンバッチョ〜♪
オーマイハニー:「…え?コガー?」
…あ、廊下の向こうに顔色の悪い女の子はっけ〜ん!さあ、元気にしちゃおう〜っ!
ドン・ウィズリー:「うわあ!ショックでコガー君が壊れちゃったよ〜!ていうか…あの女の子って…僕の妹のジミー・ウィズリーだ!」
あ、顔色の悪い女の子が女子トイレに入っていくぞ〜!追っかけろ〜!ガンバッチョ〜!
オーマイハニー:「…コガーがすっかり変態に…。とにかく、止めなくちゃ。」
―――――かくして女子トイレに入っていくジミー(ドンの妹)とそれを追っかける3人のホリケン。次回、どうなるのかもう予測不能。次段に続く。
ドン・ウィズリー:「どうも。ドン・ウィズリーです。僕とコガー・ポッター、オーマイハニーはポリジュースを飲んだつもりが、ホリジュースを飲んでしまって、全員『ホリケン』になってしまいました。しかも、コガー・ポッターがトランスしちゃって、すっかり「ホリケン」になってます。ちなみに『ホリケン』とはもちろん、某お笑いグループNの一人ですね。詳しくこうなった経緯その他は前回をご参照ください。」
オーマイハニー:「ていうか、あらすじの説明クド過ぎ。その間にコガーのヤツ、ジミーちゃん追っかけて女子トイレに入っちゃったわよ!」
ドン・ウィズリー:「えー?大変だ!待てよー!ジミーに手を出したらいくらコガー・ポッターでも…」
やあ。僕と一緒にアイーン体…いや、ホリケンサ●ズ踊ろうよ♪
ジミー:「…。セリザリンに伝わる由緒正しき秘密の部屋よ…」
はぁ、何言ってるんだよぉ。悩んでるならオイラが相談相手に…うおわっ!洗面台が移動した!ん、階段?あら、彼女階段下りて行っちゃった。よーし、追いかけ…
オーマイハニー:「フィニート・インカンターテム!」
…あれ?ここは…?
オーマイハニー:「…私たちはホリジュースの力によってホリケン化していたのよ。でも、コガーの場合は性格までホリケン(?)になってしまったみたいだけどね。まあ、解除魔法で私たち全員元に戻れたし…。」
…全然、記憶に無い。全く、面倒なもの飲ませやがって。
ドン・ウィズリー:「まあ、今回に限っては僕も同意見。」
オーマイハニー:「…悪かったわよ。で、この階段は…?」
…この洗面台、動いた形跡がある。これが…秘密の部屋?
ドン・ウィズリー:「まさか…ジミーはこの奥に…?」
オーマイハニー:「よく見れば、洗面台は鏡ごと移動してるわ。あ、鏡見て思い出したけど、髪の毛乱れてないかな…えーと…ん?きゃーっ!」
どうした、オーマイハニー。
ドン・ウィズリー:「た…大変だよコガー・ポッター…。オーマイハニーが石に…なっちゃった。」
何だって?あ、本当だ。ということは…ドン!な、僕はやってないだろ。僕は何もしていないのにオーマイハニーが石にされた。これで僕の無実が証明された!じゃ、あとは頼むわドン!
ドン・ウィズリー:「それはそうだけど…そんなのあんまりだよー!やっぱりちゃんと真犯人見つけないと…あ!」
オモシロイ:「見つけましたよコガー君。おぉ、これは!またもや石にされた生徒が。やはり、貴方だったんですねコガー君。さあ、おとなしくお縄につくがいい。」
―――――オーマイハニーまで石にされ、言い訳できない状況をオモシロイ・ロックハートに目撃されたコガー・ポッター達。どうなる?次段に続く。
コガー・ポッターです。ていうか、だーかーらー、あらすじなんて面倒だっちゅーの。前回の第百七十五段見てください。
ドン・ウィズリー:「しまった!オモシロイ先生に見つかってしまった!どうしよう、コガー・ポッター!」
そのドンのセリフ、全部ひらがなだったら絶対誤解するな。さて、ペトリ…
ドン・ウィズリー:「だからそれはやめようよコガー・ポッター!」
オモシロイ:「石化魔法を使おうとするとは。これであなたは有罪確定ですよ!有罪…有罪…有罪有罪有罪有罪…(By.●ョーズのテーマ)!」
???:「有罪じゃ ないですよぉ!私は 見たんです!」
オモシロイ:「はぁん、誰だぁ?」
???:「怒鳴らないで下さい。クスン。私は この女子トイレに住む 幽霊のマートルです!話の間でやたら 『間』を取る から間ー取る…キャハハハ…!」
…。
ドン・ウィズリー:「…。」
オモシロイ:「…。」
マートル:「うわああああん!みんなが みんなが 笑わないよぉ〜!」
で、何を見たんだよ。
マートル:「あのね そこの女の子を石にしたヤツを 見たのぉ…。顔の怖いヘビなのう。」
ドン・ウィズリー:「ヘビ?もしや…『魔性の眼を持ち、睨んだだけでその相手を殺せる』という能力を持つ、伝説の蛇・バシリスク…?」
…でも、みんなは石にされただけだが…。
ドン・ウィズリー:「第1幕で石にされたコリンズはカメラのファインダー越しにバシリスクを見た。そして、オーマイハニーは鏡越しにバシリスクを見た。ヤツの眼を直接見なかったから、命までは奪われなかった。」
ていうか、別人みたいだぞ、ドン。
オモシロイ:「…ハハハ。どういう展開か分かりませんが、私をごまかそうとしても無駄ですよ。そうですね。罰として、あなた方を石にしてさしあげましょう!あーははは!」
…さんざん僕が犯人と言っておきながら、自分が石化魔法使うのかよ…。
オモシロイ:「…ペトリフィカス・トタルス!はっ!あれ?ぎゃーっ!」
…予想通りだな。魔法に失敗して、自分が石になってる…。
マートル:「あの…お願いです。バシリスクを 倒してください。この階段の向こうの…秘密の部屋がバシリスクの住処です。実は私 50年前にバシリスクに殺された 生徒なんです。ウッウッ…。」
ドン・ウィズリー:「多分、ドンの…いや、僕の妹のジミーも秘密の部屋にいるはずだ。面倒がらないで、行こう!コガー!」
…ドンのヤツ、こんなに偉そうだったか?まあいいや。
―――――いよいよ秘密の部屋で、真犯人との対決?次段に続く。
コガー・ポッターです。ていうか、もうダルいんですけど。例によってあらすじは省略。前回を見てください。
ドン・ウィズリー:「ねえ、コガー…」
またそのセリフかドン。とっととパシリスクだかアッシークンだか何だか知らないが、ヘビ倒してお前の妹助け出すぞ。それにしても、秘密の部屋だとか言っておきながら、洞窟みたいな場所だな。ん、行き止まり?
ドン・ウィズリー:「…。前に人の気配がするよ、コガー。」
…おお、本当だ。姿を隠しているけどな。お前にしては上出来だぞドン。それじゃ、ドン、ヤツをいぶり出してくれ。
ドン・ウィズリー:「…仕方無いなあ。アパレシウム(見えないものよ出て来い!)」
―――目の前に小さな人影が現れた!
???:「ククク。私に気付くとはさすがだね。私はトム・リトル。50年前のホグワーツの主席卒業生だよ。」
ドン・ウィズリー:「…それにしても小さいな。体長45cmくらいか?そうか、だからトム・リトルなんだな。」
トム・リトル:「おのれ。私を愚弄したな。次に私を愚弄したらこの女の子の命は無いぞ!」
ドン・ウィズリー:「…ジミー!!」
…でさあ、お前何者なんだよ。推理小説で「真犯人」が脈略無く出てきてどうするんだ。普通は最初の方で出ていた登場人物が犯人とかでさ、「まさか?」とか言うのがスジだろ??
トム・リトル:「この物語は推理小説じゃあないもん。そんなこと言うヤツは私の配下のバシリスクに睨み殺されるがいい!さあ、バシリスクよ、アイツを倒せ!」
バシリスク:「シギャーッ!」
ドン・ウィズリー:「…危ない、コガー!」
…大丈夫だっての。ペトリフィカス・トタルス!
トム・リトル:「あーはははは!バシリスクに石化攻撃など効くものか!魔力を跳ね返されるだけだ!」
バシリスク:「グ?グギャーッ!」
トム・リトル:「あ、あれ?石になってる。バシリスクが負けちゃった…。」
…僕の魔法をなめるなよ。今回、僕が犯人扱いされて、ずっと行動を自粛していたんだよ。フラストレーション爆発だね。覚悟しろ!
トム・リトル:「お、おのれ!我の最強魔法を…」
変身魔法・イヒ!
トム・リトル:「そんな…せっかく出てきた晴れ舞台なのにぃいいいいっ!もっと…もっと出番を…出番をぉ〜!ぎゃああああーっ!」
…塵になって消えたか。さんざん僕をワナにはめた割に弱っちぃの。
―――――以上、口ほどにも無いバシリスクとトム・リトルでした。ということで、次段、「秘密の部屋」編・最終章。
コガー・ポッターです。面倒な事件に巻き込まれましたが、黒幕を始末しました。詳しくは前回を見てください。
さて、トム・リトルも始末したし、ドンの妹連れて帰るぞ、オーマイハニー。
ドン・ウィズリー:「…ばれてたのねコガー。石にされていた時にとっさに幽体離脱して、ドンに乗り移っていたんだけど。何か助けられたらと思ってたけど、必要なかったみたいね。」
…必要あるわけないっちゅうの。おとなしく石になっておけよ。
ドン・ウィズリー(オーマイハニー):「…いや、前シリーズでも石にされて最後出番無かったから寂しかったのよ。」
…それが本音か。
マクドナルド先生:「ああ、確かにいたわね。トム・リトルは50年前にポグワーツを首席卒業している生徒だわ。セリザリン寮所属だし。ということは、今回の事件は彼の怨念が巻き起こした事件というわけね。」
オーマイハニー:「…そういうことね。さらに黒幕とかいそうな気もするけど…」
…そんなこと考えたらキリないよ。面倒だし。
マクドナルド先生:「ところで、オモシロイ先生が石になったまま元に戻らないんだけど。バシリスクは倒してるはずなのに…」
ドン・ウィズリー:「…自分の魔法で石になってますからねえ。元に戻すのはやっかいですよ。」
マクドナルド先生:「仕方ないわ。今度の休暇に里帰りする際に道頓堀にでも捨ててきましょ。」
ドン・ウィズリー:「…でも、それはあんまりの気が…ねえ、コガー・ポッター。元に…」
…ボソッ。ペトリフィカス・トタルス。
ドン・ウィズリーは石になった!
石化魔法の力の強さゆえ、オモシロイ先生を同情するとその人も石になるようです。心置きなく捨ててきて…
オーマイハニー:「…あ、ダブルドア校長!」
え?
ダブルドア校長:「コガー・ポッターよ。ワシは全て見ていたぞ。自分が石化解除魔法使うのが面倒だと思って、ドン・ウィズリーを石にして口封じしたのを。」
い…いや、そんなわけでは…
ダブルドア校長:「ペトリフィカス・トタルス!」
うわぁー、まただよー!
ダブルドア校長:「さて、これで一見落着じゃ。今回の事件が発展すればワシの進退問題にも関わるところじゃったが、よくやったぞ。そうそう、ドン君を元に戻してやっておいてくれ。」
オーマイハニー:「あ、はい。」
――――かくして、石化事件も解決し、ポグワーツ魔法学校には再び平和が戻りました。しかし…
オーマイハニー:「…ということで、一般生徒には今回の事件の黒幕はコガーだということになってしまったわけね。」
ドン・ウィズリー:「…まあ、自業自得なわけだけど。それにしても、コガー・ポッターもこうなると情けないなあ。石になったままポグワーツ魔法学校の中庭にさらされてる。何故かオモシロイ先生も一緒に。」
オーマイハニー:「結局、持ち運ぶのに重すぎて、マクドナルド先生が置いていったみたいね。」
ドン・ウィズリー:「ところで、いつ元に戻してもらえるんだろう?」
オーマイハニー:「さあ?」
第1回はこちら。
なお、1作目「賢者の石」の第1回はこちら。
僕は昔から「箸の持ち方」がおかしい人間でした。しかも、かなりの間それを直そうともせずに、変な持ち方を続けていました。他の人と食事する時には、指摘されないだろうか…といつもヒヤヒヤ。同じ人と何度食事しても気付かれないこともあれば、1度目で看破されることもありました。
さて、その間違った「箸の持ち方」にもいろいろ種類があるようで、ネットで調べてみました。その結果、僕の「箸の持ち方」は「ペン箸」と呼ばれるものに当たるようです。文字通りといえば文字通りなのですが、鉛筆を持つ時と同じように箸を持つというものです。正しい持ち方では薬指は片方の端を固定させるための補助に使いますが、この「ペン箸」では薬指を全く使いません。薬指の代わりに中指がその役割を果たします。つまり、動かすほうの箸は人差し指だけで動かすことになります。結果、箸はろくに動きません。
結局、ある出来事がきっかけで、自分の「箸の持ち方」を矯正することになりました。正しい持ち方をネットで調べて…と。片方の箸を、親指の腹と薬指を使って固定。そしてもう一方の箸を、主に人差し指と中指で動かす。最初はろくに使うことが出来ませんでしたが、1ヶ月ぐらい続けてみると、それなりには使えるようになってきた気がします。小さなものをつまんだり、箸らしいことはできるようにはなりました。それでも、うまく使えないときには元の「ペン箸」に戻ることも、しばしば…。
それでも、箸を正しく持とうとして、それなりに成果はあった気がするんで、これからも頑張ります。
「ね〜え?セクシーなの?キュートなの?どっちが好きなの?ということで大型連休のいきなりの暑さに頭がオーバーヒート、DJ.Kenです。いつのまにかコーナー名が元に戻ってますが、お便りが100通を下回れば即打ち切り企画は続行中らしいていうか、やめようよ全く。前回の放送はこちら。
それじゃ、最初のお便りはペンネーム『ずっと好きでした』さん。お?『DJ.Kenさんハロー。モーニング娘の保田圭が5月5日で卒業しますね。僕はLOVEマシーンの時代から、中澤裕子、石黒彩、そして保田圭の3人をずっと応援していました。ということで応援するメンバーがいなくなってしまいます。僕寂しいです。DJ.Kenさん、僕を励ましてください。』
…気持ちは分かるけどね。別に彼女が芸能界から去るわけじゃないよな。卒業後も新境地を開拓してくれるに違いないさ。うん…そう信じたいけど…あ、失礼。私にとって非常に共感できるお便りだったもので。
次。ペンネームが無いな。下の名前だけ。『洋司』さん。『チワワ買いました。かわいすぎます。どうする?ア●フル〜って感じです。ところで、Kenさん運転免許持ってますか?』っていうか、チワワと免許ってどういう関係があるんですか?運転免許は一応持ってますけど、現在はペーパードライバー街道驀進中です。そろそろ乗ろうと思っているのですが。
さて、『洋司』さんのリクエストにお答えします。SMAPの『世界に一つだけの花』にリクエストが来ていますが、J…もういいや。代わりにDJ.Ken脚色の自作自賛曲『世界に一つだけのKen』をお送りします。それではsee you next time.」
「世界で一つだけのKen」脚色・唄:DJ.Ken
そうさ僕は
世界に一つだけのKen
ララララララ ララララララララ(手抜き)
放送を届けることだけに
一生懸命になればいい
No.1にならなくてもいい
No.0だぜDJ.Ken.